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(四)-7(了)

 落ちてきたデーモンたちはお互い顔を見合わせてなにか意思疎通を図っているように何か話していたが、デーモンが「レッサーデーモンたちよ、あいつらを始末しろ」というと、デーモンたちは、先輩たちを襲い始めた。一度や二度剣撃を受けたところで大きな傷にならない丈夫なデーモンで、魔法の耐性もあるらしく、火球を浴びても声を上げることなくそれを受け止めていた。

 それに対し、ガーゴイルとは桁外れのパワーで次々と殴られ、周囲の先輩たちは悲鳴を上げながら次々と倒されていく。

「そろそろ紙面もなくなってきた頃合いだ。お前たちも死ね!」

 そう言って、デーモンは爪を立てて俺たちに襲いかかってきた。

「WEB小説に紙面もクソもあるか!」

 迫り来る脅威の前で、俺は思わず、そう叫んでいた。


(了)

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