幕間。ZEEDの鼓動
幕間は聖都の中の戦争だと言ったな?
あれは嘘だ。
ベシータことR藤木が人知れずとはいえ魔王を討伐してしまってから数か月。
これによって統率を失ったジェネラルが森を出たとか、強者を警戒したキングが移動して生態系が崩れたといった大きな被害が発生したという事実はない。
あえて被害を語るのであれば、異世界から勇者を召喚した国の首都が魔王の部下に襲撃を受けたり、舞台装置を作っていた演出家きどりの神が「こっちの事情も考えてよ」と愚痴をこぼした程度であろうか。
この世界に生きる人間の視点で見れば、いずれ勇者に討伐させようとしていた魔王が死んだため『オークの森』と呼ばれていた魔境に踏み入ることが可能になったという事実のみが残るという、被害どころか役得が生じていたりする。
――尤も、通常であれば魔王の討伐は、当人をする前に各集落を治めているジェネラルやキングを討伐していくという工程を踏む必要があり、その工程の中で勇者を擁する人間が徐々に森を切り崩していくのであるが、今回に関しては話がまるで違っていた。
なにせどこぞの戦闘民族が『空を飛んで直接魔王を狙う』という力業によって魔王だけが討伐されてしまった結果、魔王より先に討伐されて然るべきジェネラルやキングが死滅していないのだから。
一応キングはその数を1匹に減らしてはいるものの、そもそも人間はキングが複数いることすら知らないし、ましてこの森にオークエンペラーこと暴食の魔王メルカーリがいるということすら知らなかった(彼らが恐れていたのは過去に侵攻してきたジェネラルであり、その上司であろうと推察されていたキングの存在である)
ジェネラルやキングが生きている以上、通常の手順で魔王を討伐した際に生じていたはずの『おこぼれ狙い』で森に入る者が出てくるはずもなく……結局『オークの森』は、暴食の魔王メルカーリ亡き今もなおアンタッチャブルな領域として認識されている。
ある意味では何も変わらないはずの日常の中、ここ数か月で周囲が驚くほどやつれ、焦燥している貴族がいた。
結果としてだが、魔王を超える存在の庇護下に入ることに成功した二人の少女の命を狙った男であり、先代ブルマリア侯爵の弟にしてセレスの叔父でもある男、クトニオスである。
―――
「領内については以上となります」
「そうか。それで……」
「……」
「二人はまだ見つからんのか?」
「……はっ」
「バックスたちからの連絡もか?」
「はっ。いまだに何もございません」
「くそっ!」
バックス如きに任せたのが間違いだったか。
「しかし御屋形様……」
「どうした?」
そう思っていると今まで報告を行っていた執事のジレソが声を掛けてきた。ジレソはブルマリア侯爵家に代々仕える執事であり、兄上はもちろん、私も幼き頃からよく世話になった男だ。
事実兄上の代行として執務を取り仕切っていたときも随分と世話になったし、今もブルマリア侯爵家に対する忠誠に疑いはない。
「確かにお嬢様の確認はできておりません。ですが、少なくともお嬢様と共に屋敷を出た者たちの死亡は確認しておりますし、生き残った者たちも、かの『オークの森』に入ったという報告はあれど、あそこから出てきたという報告はございません」
「……で?」
「率直に申し上げます。普通に考えればすでに死亡しているのではありませんか?」
「……お前はそう思うか」
「はい」
ジレソの忠誠に疑いはないのだが、彼はあくまで執事であってそれ以上の存在ではない。だからこんな意見が出てしまうのだろう。
(私とて普通に考えれば確かにその可能性は極めて高いというのもわかっているさ。だがジレソは今の私が置かれている状況が『死体が出てこないから死んでいる』ではなく『死体が出てこないなら生きている』と考えなければならない状況であることを理解できていない)
これ自体は立場の違いからくる認識の違いというべき事柄なので、私とてジレソを責めるつもりはない。しかしそれはそれとして認識を改めてもらわねば困る。
「お前が言うようにセレスが死んでいる可能性は極めて高い。それは確かだ」
「それでは」
これ以上余計なことに予算と神経を使うな。そう言いたいのはわかる。だがそれはできんのだ。
「所詮は可能性だ。死体を見なければ納得しない連中がいるだろう?」
「……リーフブライト侯爵家っ!」
顔をしかめるジレソを見て、少しは私の気持ちが伝わったと思うがどうだろうか?
本来ブルマリア侯爵家に対して絶対忠義を誓うジレソにとって、兄上の娘であるセレスは何を差し置いても庇護すべき対象であった。
だがそのジレソでさえ、今や『セレスには死んでもらわねば困る』と考えている。
これを変節といえばそうだろう。だがジレソが忠義を誓っているのはブルマリア侯爵家に対してであって、兄上やセレス個人ではない。もちろんセレスが死ななくて済むのであればジレソにとってそれ以上の幸せはあるまい。
だがそれはもはやあり得ぬ未来でしかない。
そうなった原因は兄上に取って代わった私……ではない。
「正確には王家とリーフブライト侯爵家だな」
「……そうでしたな」
(もっと言えば先代ブルマリア侯爵である兄上こそが元凶なのだが、ジレソの前でそこまでは言えん)
そう。本来の後継者であったセレスを差し置いて私がブルマリア侯爵家を継ごうとしたのは、兄上の行いとそれに付け込んだ連中の思惑を理解したからだ。
(兄上は為政者として見れば侯爵にふさわしい手腕をお持ちであったが、貴族としては侯爵どころか男爵にも劣る精神性しか有していなかった)
妻は亡き義姉上が一人だけで側室どころか妾もいない。子供は娘が一人だけ。この時点で侯爵としてはありえないのだが、それだけならまだ分家から婿を取るなり養子をとるなりすればなんとかなったはずだった。
だが兄上はそれをしなかった。それどころか、10を過ぎたセレスに婚約者を宛がわなかった。これにより王家と他の家に付け入る隙を与えてしまった。
「婿養子を迎えるだけならまだしも。それが同格の、それも国王派の重鎮であるリーフブライト侯爵家の次男だと? ありえんだろう」
「……まことに」
ありていに言えば国王派による乗っ取りだ。それを知っていたかどうかは知らんが、兄上は国王自ら斡旋してきたそれを断り切れず、婚約を認めてしまった。
「それでも、セレスに婿を制御できるような強かさがあればまだなんとかなった。だがあの娘にそのような器量も強かさもなかった」
「……はい」
「誰が兄上の子を進んで殺したいと思うものか! 私とてあの子が平穏無事に生きる道があるというのであればその道を歩ませてやりたかった! ……だが、あの子が生きていればそれだけで国王やリーフブライト侯爵家が我らブルマリア侯爵家に対して口出しができる口実となってしまう!」
セレスとリーフブライトの次男の間に子が生まれたらなおさらだ。
その子の周囲を王家とリーフブライト家の者で固められ、じわじわと侵食されることになるのが目に見えているではないか。
「『セレスに苦労をかけさせたくない。だからお前に侯爵家を継いでほしい』兄上は死の間際にこう仰られた。お前もその場にいたのだから覚えていよう?」
「無論です」
結局のところ、兄上さえセレスには侯爵家を背負うことはできぬと判断していたし、セレス自身にも『自分がブルマリア侯爵家を支えて見せる!』という気概はなかった。
だからこそ最初は私がブルマリア侯爵家を継ぎ、セレスには適当な分家に嫁いでもらう予定だった。そこに口を挟んできたのが王家とリーフブライト侯爵家だ。
「何が婚約を斡旋した国王陛下の面目だ。何が次男坊とセレスの幸せだ!」
国王の面目はまだしも、いうに事を欠いて『幸せ』だと?
顔を合わせたこともない男との婚約になんの幸せがあるというのか。
家の乗っ取りを目論む連中との婚約を破棄したところでなんの問題があるというのか。
「むしろリーフブライトの連中とブルマリア家の者たちの間で板挟みになって苦悩する姿しか見えんわ! いや、連中の様子では子が生まれた時点でセレスが殺される可能性さえある!」
「……御意」
事実、兄上の様態が急速に悪化したのはセレスの婚約が正式に決まってからだ。そのことは兄上とて自覚はしていた。だからこそセレスではなく私にブルマリア侯爵家を継がせようとしたのだ。
貴族とはそういうものだ。そう言ってしまえばその通りなのだが、あまりにもやり方が陰湿すぎる。
当然、そんなことをされてまで王家に忠義を尽くすつもりはない。反旗を翻すつもりもないが、それでも距離はおくつもりだった。
その第一歩がセレスの婚約破棄だったというのに、連中はそれさえも私の策謀として非難してきた。
先代である兄上が暗殺されたと噂を流すリーフブライト侯爵家。
そのような疑惑がある者を後継と認めるわけにはいかぬと嘯く王家。
「『暗殺をしていないのであればその証拠を示せ』だと? やっていないものに証拠などあるものか!」
何を言おうと、結局のところ連中は自分の傀儡となるセレスにブルマリア侯爵家を継がせたいだけなのだ。
そしてセレスが、もしくはセレスの婿になった者がブルマリア侯爵家を継げば、間違いなく乗っ取られることになる。たとえセレスが自分の意志で「ブルマリア侯爵家を継がない」と宣言したとしても、王家やリーフブライト侯爵家はそれを認めはしなかっただろう。
それどころか現状では『侯爵家を継がんとして先代を謀殺したクトニオス卿によってセレスが幽閉されている!』とでも言って、婚約を交わしていた次男坊を旗頭にした軍勢を差し向けてくる可能性さえあった。
そこで私を殺し、セレスも『追い詰められたクトニオス卿に殺されてしまった』とでもいえば、ブルマリア侯爵家は終わりだ。領地も権益も連中によって分配されてしまう。
それがわかっているからこそ、ブルマリア侯爵家に仕えていた者たちは一部の例外を除いて私がブルマリア侯爵家を継ぐことを認め、同時にセレスを排除せざるを得ないことも認めたのだ。
その『一部の例外』にラングレイの俊英たるサキ・ラングレイがいたのは誤算もいいところだったがな。彼女の忠義は美しいが、ブルマリア侯爵家にとっては間違いなく邪魔なものだ。
だからこそバックスに『サキ・ラングレイとセレスを必ず殺せ。ただしセレスは苦しめないように』と命じ、そのための下準備も、セレスが死んだ後に必要となる名目やらなにやらの準備も欠かさなかった。だというのに、結果がこれではな。
セレスの死体がない以上、王家もリーフブライト家もセレスが死んだとは認めない。
それこそ私が幽閉していると嘯くだろう。
私は私でセレスが生きていることも死んでいることも証明できないのだからどうしようもない。
せめて死体が見つかってくれればいいのだが……。
「やはりオークの森に追加の騎士を派遣することはできないか?」
「不可能かと。王家が許可を出すとは思えません」
「そうか。そうだな」
何度も口にした提案ではあったが、私自身叶うとは思っていない。
なにせセレスが逃げ込んだ先が、かの魔境『オークの森』だからな。
過去の事案からオークを刺激するような行動は禁じられており、今やあの森に入ることが許されているのは、ギルドから調査依頼を受けた高ランクの冒険者か、王国の許可を得た学者やその護衛のみ。
逆に言えば許可さえ得ることができれば『学者とその護衛』と称して人員を派遣することは不可能ではないが、我々の窮状を知っている王家が森への立ち入り許可を出すわけがない。
「くそっ」
オークの森に逃げる決断をしたのはサキ・ラングレイで間違いあるまい。
(セレスを殺すことは認めたものの内心では殺したくないと考えている者たちからすれば、あれの行動は称賛に値するのだろう。私だってあれがセレスを生かしてくれているのであれば少しは安堵したかもしれない。だが現状の生きているか死んでいるか確証がない状況は最悪だ)
生死の確証がない以上、進むこともできず、退くこともできない。まさに八方ふさがり。
かと言ってこのまま座して国王やリーフブライトの連中に良いようにやられるつもりはない。
「こうなったら我らを舐め腐った連中にブルマリアの怖さを思い知らせてやるぞっ! ジレソ、戦の……「伝令!」……ん?」
戦の準備を急げ。ジレソにそう命じようとしたとき、一人の伝令が邸内に駆け込んできた。
通常であれば無礼な行為をしかりつけるところだが、どう見ても尋常の様子ではない。
たとえるなら、まるで戦場に於いて緊急の伝令を伝えようとしているかのようだ。
この時点で私の脳裏には一つの答えが浮かんでいた。
即ち、こちらが動く前に向こうが動いた、である。
(まさか、我々が準備を進める前に兵を興したか?)
様々な疑惑はあれど決定的な証拠がない中で侯爵という大貴族を討伐するための兵を興すなど、通常ではありえないことだ。そう、通常では。
(だが今の国王なら……やりかねん)
この国を統べる国王を一言で言い表すなら『凡庸な男』だろう。
もちろん悪い意味ではない。我々のような領地をもつ貴族からすれば、何もしないのが一番やりやすいからだ。
(だが、王は息子が出来てから変わってしまった。それも悪い方に)
王は、息子に良い恰好を見せたいのか、それとも国を継がせるあたって、継嗣である王子の器量を危ぶんだのかはしらないが、王子が成長するのと比例するように積極的に国政に口を出すようになったのだ。
(無能だろうと凡庸だろうと、直轄領の統治に口をはさむ程度ならいいだろう。他国との外交について議論をするのもいい。だが凡庸な知見しかもたぬ王が他の貴族との折衝やら婚姻に口をはさみ、王家の名の下に王国を一つに纏めようとするのはいただけん)
絶対王政とは、王が有能なら国が栄えることもあるが、反対に王が無能であったり、王の子が無能であればそれだけで国が亡ぶ危険性を孕む制度なのだ。
王が無能の際の保険であると同時に、王の暴走を防ぐための貴族制だというのに。凡庸な王が貴族制を否定してどうしようというのか。
(まぁ、ここであの王のことをあれこれ考えても仕方がない。それに向こうが動いたと言うのであれば、もはや是も非もない)
戦だ。それも勝つための戦ではなく、ただブルマリア侯爵家の意地を見せるための戦だ。
(兄上に先立たれ、守るべき姪すら殺した先にあったのがこれ、か。なんとも虚しいことよ)
「御屋形。伝令が参りました」
自嘲の笑みを浮かべていると、伝令が執務室までたどり着いたようだ。ジレソが「どうしますか?」といった視線を向けてきたが、どうするもこうするもあるまいよ。
「通せ」
「はっ」
聞きたくはないが聞かぬという選択肢はない。そんな感じで、正直半ば諦めの心境で伝令を通したのだが……結論から言えば伝令が持ってきた話の内容は、私の予想とは大きく外れたものだった。
「閣下! お嬢様が! セレスお嬢様が見つかりました!」
「なんだと!?」
「……間違いないのですか?」
「はっ! ミッタークエセン伯爵閣下より、お嬢様を保護したという旨を伝える使者が派遣されてきました! お嬢様の他にはサキ・ラングレイのみが伯爵閣下に保護されたとのことです!」
「……そうか」
ミッタークエセン家が認めたのであれば本物だろう。しかし……。
「まさか、生きていたとはな」
オークの森で行方を晦ませてから約半年。まさかずっとオークの森にいたわけではあるまい。
おそらくだが、バックスらの攻撃をなんとかして凌いだものの、その際にセレスかサキ・ラングレイが傷を負ったかなにかで自由に動けなかったのだろう。そして最近になって動ける程度まで傷が癒えたので、義姉上の実家であるミッタークエセン家を頼った。というところか。
本当であれば死体が見つかるのが一番だったが、生きていたというのであればそれでもい。
重要なのは状況の打開に繋げる要因が見つかったということなのだから。
「他に何かミッタークエセン伯爵から伝えられていることはないか?」
向こうも向こうで色々と画策していたからな。まさか生存報告だけ、というわけではあるまい?
「はっ。お嬢様は閣下との会談を望んでいるとのこと! ミッタークエセン伯爵家がその仲介をしたい、と申し入れがありました!」
「ほう」
「なんと……」
ジレソが驚いているが、気持ちはわかるぞ。
まさか『自分を殺そうとした人間と会談を行いたい』などと言ってくるとはな。流石に想定外だ。しかし向こうから来てくれるというのであれば好都合。
「よかろう。ジレソ。至急伯爵家の使者と打ち合わせを行う。会談の準備を急げ」
「はっ!」
この半年でセレスが何を経験してきたかは知らん。
だが私と向き合うことを決めた時点で、以前のような意志薄弱な令嬢ではなくなったことは確かだ。
「セレス。私に会って何を要求するつもりだ?」
伯爵家の威を借りて家督を取り戻す気か?
それとも私に恨み言を言うだけで終わるか?
もし前者であれば、多少考え足らずではあるがそれだけの強かさを得たというのであれば、侯爵家の一員として遇することも吝かではない。だがもし後者であれば……。
「見せてもらうぞセレス。夢見がちな貴族の令嬢に過ぎなかったお前がこの半年でどのように成長したのかを、な」
――この時の私は知らなかった。
半年前までは文字通り虫も殺せないほどに気弱な令嬢(大貴族の令嬢であれば当たり前の話ではある)が、今やオークを殴り倒せるほどに強靭な精神性を得ていたことを。
やきもきする程に弱気が目立った彼女がこの半年で得たものが、貴族としての強かさではなく、生物として単純な強さであったことを。
この時の私は何も知らなかったのだった。
叔父さんにも色々と事情はあるもよう。
閲覧ありがとうございました。
―――
本編はもうちっとだけ続くんじゃ。
でも少し更新は休むかも。
ちなみに皆様から頂きましたポイントが5000ptを超えたので、公約(4話前書き参照)通り、執筆の許可を頂く旨のメールをご本人様(の公式ホームページのお問い合わせフォーム)に送らせて頂きました。
以後、この小説が閲覧できなくなったら『そういうこと』だと思ってください。
―――
嘘予告
王国歴●●年。
先代は死に、先代の娘であったセレスも行方不明となっていたブルマリア侯爵家は、王家や他の貴族たちに嵌められ、今や存亡の危機に立たされていた。
このまま滅ぼされるのを待つか、それとも侯爵家が持つありとあらゆる力を結集し絶滅するまで戦うかの二択しかないかに思われた。
だぁが……彼女は死滅していなかった!
「サキ。汚物は消毒よ」
「はい。お嬢様」
「ま、まて!」
「あら? 罪人に待てと言われて大人しく待つ処刑官はいませんわよ?」
「ぐ、ぐわーーーー!」
――モヒカンな価値観と世紀末覇王の力を得た元侯爵令嬢のセレスは王国に何を齎すのか。
第三章。第一話。ハチャメチャが押し寄せてくる。
……君は、関係者の涙を見る。
―――
続きません。多分。
ポイント欲しいです。
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