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第二十五章 早めの再会
「・・・・・」
「・・・・・?
どうしたんですか??」
さっきまでの驚いた表情から一変、急に私をジロジロと凝視する。
まだ私である事を疑っているのかな・・・と思ったけど、目線からしてそうでもなさそう。
だってさっきからトゥーソさん、私の顔だけじゃなくて、全身をくまなくチェックしている様子。
そんなにジロジロ見られたら、また恥ずかしくなってしまう。昨日と今日で、すぐに慣れてしまうと思っていたんだけど・・・
「・・・・・じゃない・・・」
「え??」
「・・・・・綺麗じゃない・・・」
「・・・??」
「・・・・・・・・・・
ちゃんと着飾った方が綺麗になるじゃなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!」
「えぇえええ??!! 何で私怒られてるんですかぁあああああ??!!」
私とトゥーソさんの雄叫びは、店外にも響いていた。その証拠に、店の外を歩いていた人が、一斉に店のガラス窓からこちらを覗いている。
トゥーソさんはその後も、私の肩を両手で鷲深みにしながら、ブンブン振り回す。「もったいないでしょぉぉぉがぁぁぁ!!!」と叫びながら。
王都には 様々な人が住んでいる
その分 楽しい場所でもある
コンはそれを実感しながら 一層『人間』に親しみを覚えていた




