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第二十三章 自分をさらけ出して生きる
・・・それもそうだよね、よく考えたら。だって、先人を切って私に直接話しかけに来てくれたんだから。
そんな事ができるのは、よほどの物好きか、度胸がないとできない。
普通はそうだ、だって私、昨日此処に来たばっかりだし、まだ名前も周知されていないくらいなんだから。
「あら、こんな所にいたのね。」
また誰かが、私に呼びかけて来る。そこにはさっきの女性ではなく、女王陛下が立っていた。
私は迷わず駆け寄ろうと思ったけど、自分が今どんな姿をしているのかを思い出し。瞬時に足が止まった。
今までずっと気にしていなかったけど、私寝巻きのまんま草むしりしてたんだ!!!
寝起きでぼんやりしていたのは仕方ないけど、熱中しすぎてだいぶ汚れてる。
・・・ヤベェ・・・怒られるよ。絶対コレ・・・
「・・・・・貴女、庭いじりとかもできるの?」
「え??
えぇ・・・まぁ・・・
里に住んでいた頃は、仕事の一環でしたから。」
「・・・・・
ねぇ、実は他にもやってほしい場所があるのよ。いつでもいいから、私の部屋に来てちょうだい。」
「ほえ??」
「それと、此処の整備も定期的にしてくれると助かるんだけど・・・」
「・・・・・分かりました、お任せください!」
「ありがとう、後で動きやすい服装をメイドに言って頼んでもらうわ。」




