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コンは 夢に浮かぶ

・・・ウゥ・・・ウゥウウ・・・

ウゥーウ・・・


「?? 

 何処??」


私の声と、何者かの唸り声が虚無に響く。

唸り声を聞くなんてバカラさんの件以来だけど、今耳にした唸り声は、バカラさんの時とは、圧倒的に何かが違う気が・・・

『何か』が自分でもよく分からないけど、例えるなら、人間に対して威嚇をしている動物の様な、敵意を相手に教える為の唸り声。

ただ、私の周りに動物なんていない。そもそも周りはほぼ闇だらけ。

でも、明らかに敵意を滲ませた唸り声が、何処からか聞こえてくる。しかもその唸り声が、だんだんと大きくなっているような・・・??


・・・ウゥアア・・・アァ・・・



アァァァアアアアアアアアアア!!!


空間を揺らす巨大な声の主が、下の方から聞こえていた事にようやく気づいた私は、頭を傾けて真下を覗いた。

すると、私の今いる空間の底で、『ナニ』かが蠢いているのが確認でいる。そしてその『ナニ』かは、ちゃんと『口』と『尻尾』があった。

爬虫類にも似たその姿は、まさしく・・・


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・!!!


『ナニ』かが、蠢きながら私のいる上へ向かっている。焦った私は、どうしようか策を練るけど、こんな場所で策を練っても、どうしようもない。

「どうせ此処は夢だから」という考えだけを盾に、あえて無防備にその波を全身で受ける。

だが、私の予想に反して、その勢いは私の全身を叩きつけ、思わず声が出てしまう。

でもこれだけの勢いを全身で浴びながらも、私は全くその場から動けない。まるでこの異様な光景の終始を見せられている様だった。

そして、ムクムク吹き出している水の様に、私の目の前まで迫って来る『ドラゴン』

そのドラゴンは、紛れもなく・・・


私が退治したドラゴンだった

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