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ドラゴンの調査報告(3)

「そうなんですか?」


「うわぁ!! コン?!」 「いつの間に・・・??」


後ろのドアの隠れるように俺達を覗いていたコン。やっぱりコン自身も、色々と気になっていたのかもしれない。


「・・・聞いていたのか?」


「ごめんなさい、ヴァル殿下。ただ、退治だけして、後始末をしないのはちょっと・・・」


コンが部屋の隅に目をやると、そこには今まさに亡骸を焼却している光景が見える。

延々と湧き上がる煙は、澄んだ夜空を濁してしまう。焼却している場所から距離のある俺達でも、その何とも言えない臭いを感じる。

肉が焼けたような臭いに混じって。金属が溶けている臭いがする。

そして、その煙に耐えられない数人の兵士達が、咳き込んでは炎に風を送っている。早く焼却してしまわないと、朝になってしまう。

近隣住民には申し訳ないけど、亡骸が腐ってしまうと尚更迷惑になってしまう。今回は結構ギリギリだったな。


「後始末は全部こちらでやっている、君は休みなさい。」


「え・・・でも・・・」


「コン、殿下の言う通りだよ。君も長旅で疲れた筈だ。ギンももう休みなさい。」


結局俺達は、追い出される形で訓練場を後にした。

「・・・殿下、結局どうするおつもりなんですか?

 『指導者』の件」


「・・・・・」

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