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ドラゴンの調査報告(2)

「3つ目が・・・」


「えぇ・・・まだあるんですか?」


「いや、これが最後・・・と言いたい。まぁ、大まかな違いはこれくらいだ。

 3つ目は、『体の構造がチグハグ』

 つまり、『自然に生まれたドラゴンではない』・・・という事だ。」


「・・・???」


ここまで話を聞いて、全部納得できない・・・というのも、またおかしな話だ。でも最後の3番目は、今までの話よりも格段に理解できない。

つまり・・・『自然に生まれたドラゴン』っていうのは、卵から孵化して、そこから大きくなって成体になる。

でも、『自然に生まれたドラゴンではない』っていうのは、卵から幼体までの期間を吹っ飛ばして、成体のまま生まれた・・・って事?

それともアレか、魔術でも使って生み出したのか? でもそんな魔術、実際にあるわけ・・・




「ギン、少しいいか?」


「はっ、はい!!!」


混乱する頭を吹き飛ばす勢いで、驚いた俺が振り返ると、そこにはヴァル殿下がいた。

そして後ろの方では、ようやくドラゴンの亡骸を処分する作業が行われているのが見える。

・・・でも相手が巨体なだけあって、処理にも時間がかかりそうだな。今夜は久しぶりに徹夜だな、きっとこれ。


「君に直々に聞きたい事がある。」


「はい、それは・・・」


「彼女がこのドラゴンを退治した際に用いたとされる、〈ノリト〉についてだ。」


「・・・?」

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