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第十八章 打ち解けるようで 打ち解けない

陛下と女王様、仲が良いんだな。普段の私の両親とほぼ瓜二つだ。

前世で読んだアニメとか漫画の影響で、王室の家庭はギスギスしていると本気で思い込んでしまっていた。

でもよく考えたら、彼らも一応、家庭を持って生活している、立派な人間なんだよね。

国民からは陛下として慕われているけど、家に帰れば立派な『お父さん』

そして、『お父さん』を陰で支える『お母さん』と『子供達』

そう考えると、すっごく身近な存在に見える。

玉座に座っている陛下は、いかにも『国王』ってオーラが強かったのに、その玉座から離れると、すぐさま『お父さん』だ。

前世も含めて、私は20歳にもなっていなければ、社会人になって、家庭を持って、子宝に恵まれてもいない。

でも、家庭を持つ事がとても暖かく、いかに大変なのか、自分自身で勉強できる機会が多いのは、すごく嬉しい。

・・・もし、私がアンと結婚して、王女になったら、私も女王陛下の様に、『立派なお母さん』になりたいな。


「というかお兄ちゃん、私も出すけど、ちょくちょく里に手紙出さなきゃ駄目だよ。

 去年は里も色々バタバタしていたけど、心配してたんだよ。」


「悪かったって、今年は割と安定すると思うから、早速書いて送るよ。」

悪戦苦闘するコンではあったが

彼女が思うよりも 関係は徐々に深まっていくのであった

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