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第十四章 対面目前

「ごっ・・・ごめん、母さん。」


どんなに強引で推しが強いアンでも、やっぱりお母さんである女王陛下には弱いんだな。

・・・今度からアン絡みで困った事があったら、女王陛下に相談しよう。


「ごっ、ごめんなさい。

 僕が・・・ちゃんと断らなかったから・・・」


「いいのよ、ごめんね。」


やっぱりウルシ君は大人だなぁ。女王陛下と対等に話ができるなんて、羨ましい限りだ。

2人が話している時だけ、不思議と知的なオーラが出ている。その仲の良さに、些か嫉妬を覚えてしまう。


「コン、後で私の部屋に来てちょうだい、もっと正確な体格を測りたいの。」


「・・・はぁ・・・??」


私が頭の上で『?マーク』を浮かべていると、側にいたメイドさんが補足をしてくれた。


「そのドレス、女王陛下が自ら作成した逸品なのですよ。」


「・・・・・


 ・・・えぇええ??!!」


私はてっきり、王室専用の職人さんが造ったのかと思っていたけど、まさかその作者が、すぐ側にいたなんて・・・


「あら、何? 女王陛下の私が、裁縫好きなのはおかしい事?」


「いえいえいえ、そうじゃなくて・・・




 ・・・じゃあ、これからも期待してもいいですか?」


「・・・・・・・・・・

 えぇ、もちろんよ。楽しみにしていて頂戴。

 せっかく『娘』ができたんだから。」

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