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第十三章 お召替え
「綺麗になりましたね!!」
「えぇ!! とっても素敵です!!」
全ての支度が終わった後、全身鏡で自分を見せてもらったけど、正直その鏡に写っている女の子が、まさか自分とは思えなかった。
・・・こうしてみると、やっぱりまだちょっと幼い感じがするな。ドレスは上品で大人びているのに、顔だけ幼稚な気がするのは、私だけ??
こんな豪華絢爛な服装を初めて身に纏っているから、まだ慣れていないだけなのかもしれないけど・・・
・・・頑張らないとな、色々と。
いつか私も、女王陛下の様に、凛々しくて気品のある女性になりたい。
もちろん、実の母もちゃんと尊敬しているよ。いつかは里から父と母だけではなく、皆もこのお城に招待して、皆を着飾ってあげたいな。
・・・でもそれは、今後の私次第なんだけどね。
「・・・そういえば、ウルシく・・・
私と一緒に着替えに行った男の子は?」
「・・・あぁ・・・それが・・・」
・・・なんだろう・・・
ちょっとだけ嫌な予感・・・
コンは慣れない靴で
ウルシがいるであろう部屋へと直行するのであった




