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(旧)放課後エンド・ゲーム  作者: トムネコ
9/44

床の天上



「ここが・・・・?」



僕の指示を無視してシステム面を

だいぶイジったな・・・・ 何やってる



「普通ならプレーヤーなら・・・っ・・・

ロード画面でこんなに頭痛がしないだろうな」


「・・・っあ・・・・誰だ───」



このゲームをイジった奴は・・・・・




「・・・・・ぐぅ・・・ああああああ」



はっ・・・あ やっと...着い・・たか







オルデンリン国.王城近くの宿屋  

          ──悠久の休み処





「かぁーちゃん。大変だよ! 草原で!」


「なんだい、取り敢えず落ち着いてお喋り、」



「草原でデッカイモンスター見たって!!

それで、それで プレーヤーが巻き込まれてる

大変だよ! 大変なんだよ! どうしたら 」


「僕達がそのプレーヤーを助けますよ!

誰も助けないなら僕達が手を貸してあげないと


「おい...キング、病み上がりなんだぞ?

わかってて言ってるのか? いや、お前は違う

分かってないだろ、だから心配って....... 」


「 そうね。行きましょう 

私はキングに賛成よ、だって人助けは好きだし


「サナさん・・・・もういいや、そうだな

この二人に何を言ってもダメだ、俺が二人を

死なせなければいいんだろう? いいぜ、」


「ヤってやるよ。その無理ゲー!!!」





この時は知らなかった。僕達がどれだけ

犠牲を払おうと反ってくるのは痛みと死だった





「はははっ。それでレイトは魔法使いに

でも魔法使えるの? 今までは見たことないよ

レイトが魔法使ってるの、詠唱・・・・・ 」


「ああ、高度な魔法ほど詠唱は長く威力は絶大

これが魔法の絶対法則だ。それにお前の戦いは

いつも何時も即効性が重要だろう? 魔法は 」


「長期決戦に特化してる。短期戦は弱いからな

だが、逆にお前は長期戦に弱いだろう? 」


「うん、そうだね──剣士は常に動かないと

死んでしまう── 僕の先生だよっ! 」


「誰の言葉だ?」



「僕の剣の師匠、僕はこの世界で本を読んで

先生を知ったんだ。確か──名前はっと 」


「オリー・マシュバーン」


「この本にはそう書いてある。誰かな?」



「お前って本当に調べてないんだな

剣士ジョブ世界No.1プレーヤーだよっ! 」


「因みに、俺の師匠は同じく世界No.1プレーヤー

魔法使いのな、キャリル・オッドハレルス 

この人は天才だよ、無詠唱で魔法を使える 」


「因みにサナさんはどんな職業なの?

僕と一緒で剣士っぽかったよね? 剣士なの?



「私は、魔法剣士よ キングの上位ジョブ」


「上位・・? ジョブ...?」


「ああ、このゲームのシステムでな

LEVEL15になると強制転職されられるんだよ

いわゆる上位ジョブってやつに、あるあるだよ


「ただ、ちょっと面白いのは強制転職だな

まぁLEVEL1にってのは嬉しくないけどな

それでも、ジョブ特性や魔法特技、」


「その全てが引き継げるから良い事もあるぜ」



「ジョブ特性ってなんだろう?」


「お前・・・・今度、聞いてくれ」




「着いたみたいね、さ、人助けしましょう」


「うん!」


「はい」




集う三人、目指す先は破滅の道か救生の道か


しかし、揃ってしまった運命(歯車)は誰も止めれず





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