神の理不尽
「それって、どういう・・・ 」
「君は、王なんだろう? 口ごもるなんて
君たちには言ってなかったか。賢者たちの事情は
「何から話そうか─── 」
やっとだ・・・・ 完成した!!
「リリーア、カナ、スゴロク、やったぞ!」
「まさか・・・・ 完成したのか─?」
「ああ、俺達は完成させたんだよ!
この10数年間、この世界でゲームは造れない」
「それが世界の常識になってた! やった、
このゲームで世界中のプレーヤーがゲームに
熱中する・・・! そうだ、聞いてくれ 」
「このゲーム、
プレーヤーもゲームを造れるようにしよう」
「ヒイロ、落ち着け── 本当に成功か─?」
「ああ、本当だ・・ 出資したかいがあったな
ヒイロ──! 世界一嬉しい瞬間だよ・・!」
「ホントに──! 凄い・・見たこともない
数値データが並んでる。フ、凄いよ・・! 」
「ふふ、二人とも盛り上がってるわね!」
「だって仕方ないよ。やっと完成したんでしょ?」
「それもそうね・・・ そうだ、完成を祝って
今日は二人で飲まない いいお酒が置いてあるの
「あっ、いいね 私も一緒に行くね──!」
「あの二人は置いておきましょう」
「ふふ、そうだね・・・」
なぜだ・・・・! こんな事は・・!!
望んでない・・! このゲームかッ!!!
「あの子を奪ったのは・・・!」
さて、話を戻そうか───
「この世界では死んだとしても現実世界では
生きているんだよ。君達はサナ君を死なせたね
「だけど、サナ君は現実世界では生きている
それも、今となってはわからない事だかね 」
「どういう意味ですかっ? それって─!」
「このエンド・ワールドは進化している
それは現実世界にとっても関係がある話だろう
「ワープスポットの不具合化、
ログアウトが出来ないという現象を踏まえて」
「僕はこう推論する──」
「現実世界との共存が始まっているのだと、」
「もしそうなのであれば、化物は現実世界へと
放たれる── 猶予は現実世界の1日──!」
「共存については僕がなんとかしよう
絶対にそんな事はさせない、君達は化物を止めろ
「俺の魔法は効かなかった。キングが居ても
作戦があってもアイツには関係ない無理ですよ」
「だろうね・・・」
「なら──!」
「その為の訓練だ、現実世界の1日と言ったが
まだ。何ヵ月もある その間に僕は現実側から」
「何とか出来ないか考えてみる。
君達は化物を、なんとしてでも止めてくれ」
「ヒイロさん。貴方は帰れないと言った筈よ」
「ああ、そうだね── だが、賢者の四人は
この世界では死んだ様な存在なんだよ・・・ 」
「僕らは一度、あの化物に喰われてる──
まぁ、喰われていると言ってもある人のお陰で
「こうやって生きている。その時に能力を得た
神様は皮肉だよね、データに喰われて
そのデータのお陰で進化に巻き込まれて──」
「今、僕には力がある── 理不尽だよ世界は
だけど、君達は僕の理不尽に巻き込まれるかな」
「あれは───」
「さ、これからの訓練はこの化物と戦ってもらう
「僕から一言、死して戦場を出ろ── 以上だ」
真夏、真っ盛りなのに僕の頭に流れるのは
クリスマスソングなんですがおかしいのかな?




