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(旧)放課後エンド・ゲーム  作者: トムネコ
31/44

TIME"IN THEGHOST 終編 赤色の首輪



 

 バサッ──! キングは床に艦内図を広げた




「あっ・・ サナさんここに備蓄倉庫がある

その隣には武器庫もある。きっと、警報器が

鳴っているからここには兵士が沢山いるけど」


「その隣の備蓄倉庫にどうにか入れれば──」


「隠れられるわね。まさか自分達の近くに

居るなんて思わないもの、普通はね でも、」




「どうやって入るかだよね。うーん・・・」


「キング── 早く何か考えて少し先に敵が

反応した。このレーダーって案外、高性能ね」


「うーん・・・あ、ここだよ この人が持ってるのが

旧式の地図で救われたよ。ほらここ僕らの後ろ


「何? なにもないわよ── 」


「そう。だけどこの地図には道がある様に見える

この壁の後ろは元々、地下通路なんだよ──

そして、船の地下通路と言えば何処にでも行ける


「例えば、備蓄倉庫とかにも・・・」



「それなら早く壊さないとね、どうするの?」


「ここは囚人達から押収された物で溢れてる

だから多分───あったよ。グレネード 」


「グレネード! 使ったことあるの?」


「ないよ、だから跳ね返ってくるかも、ハハ」


「・・・・大丈夫なの?」




「心配ないよ! ほら──」


「あれ、なんでだろう・・・? 」


「キング! ピンは抜いた!? 」


「ピン──? そんなのなかったよ・・・? 」


「キング・・ 伏せて───!!」


「えっ、 うわぁっ──」



戸惑うキングにサナは覆い被さる──





「んー・・・ 思ったより敵が要るなあ── 」



一方、そのころ───


留船場に来ていたメロンとレイトは

敵の前に動けずにいた、、、



「ニャ!」


「どうしたメロン?」



メロンはまるで付いて来いと言わんばかりに

レイトを振り向き際に見た。



「また付いて来いってか 今度は何があるんだ?


「なぁ── メロン、お前と話せたらな

お前を本当に解ってやれるのに。ゴメンよ 」


「ニャア!」



メロンはそんなレイトに急かすばかりであった







「い、いたた・・ ん─? サナさん!」



横たわるサナにキングは何度も声をかける!



「サナさん! サナさんっ 頼むから・・起きて 」


「う─ん、キング・・・大丈夫だったの──?」



「サナさんこそ、僕を庇ってくれたんでしょ!

怪我はない・・? 本当に大丈夫なの── 」


「私なら大丈夫よ。気絶してだだけだわ

本当に情けないわ、キングってゾンビ映画は

見てないのかしら? どうなのよ、キング?」


「僕は怖いのはダメだよ。前にも言ったでしょ」


「いいわ、今度ゾンビ映画に二人で行きましょう

私とデートよ! 光栄に思いなさい良いわね!」


「嫌・・・ うん、わかったよ一緒に行こう」




「とにかく、サナさんのお陰で出来た道から

備蓄倉庫に向かおうよ。今度は僕が助けるよ!」


「キングが? 誰を助けるの─?」


「もちろんサナさんだよ。これは貸しだね

今度は僕がサナさんを助けて貸しはなし! 」


「貸しっていうのはね・・・ 本来は相手が

何か助けて欲しいって言って返せるものよ 」


「え・・ ホント? でも僕に出来ることは

限られてるしなぁ・・・・ どうしたらいいかな?」


「そんなこと簡単よ。仲間には貸し借りなんて

絶対にないのよ、これは常識なんだから──!」




 



そのころ・・・

  レイトとメロン一行は一体何処へ───




「なぁ──メロン? ここに何の用があるんだ?」


「ニャニャア」


「そう言われてもなぁ・・・ サナさん・・・・

俺にはメロンのなんとなく言葉もわかりません」



「ま、文句言ってても仕方ない・・・」



それで、ここには何にがあるんだ? 


備蓄倉庫? メロン・・・やっぱり間違えて

いや、一瞬メロンのネコパンチが見えた──



「深く考えるのはやめておこう・・・」


「ニャア・・?」


「いや、メロン何もないぞホントに何もない──」






「あ、こんな所でなにしてるの・・・?」



「キング─? サナさん・・メロンどういう事だ?」


「ニャア・・・!」


「メロン──! やっぱり来てくれたのね

私が本当に信じてるのは貴女だけよ。メロン!」


「ニァー」



「どうなってるの・・・?」


「わからん。メロンに騙されたかな・・・?」




「まあ・・予想外だけど四人とも揃ったし

それにボートも見付けたんでしょ? レイト 」


「ああ、見付けたぞ だけど問題は兵士の方だ

予想外に多かった、おおよそ30人─ざっとは 」


「なら、レイトとサナさんはここに居て

援護してよ。サナさんは僕と変わって運転を」


「わかったわ──!」


「レイトは僕がドローンを援護しやすい

場所に置いてくるからここから援護してね」


「了解だ、」



「じゃあメロンはこれを加えて──

僕が良い言ったら目を閉じて思いっきり噛んで」


「ニャ!」


「よし。じゃあこれが本当に最後の作戦だよ

みんな、一緒に生きて帰ろう──!!」



 「おう!」

 「ええ、」

 「ニャア!」







よし── この辺の地面なら敵が何処に居ても 僕を援護できる・・。後は──固定してっと・・



「レイト。ちゃんと聞こえてるかな?」


「あぁ、こっちはハッキリ聴こえてるぞ─ 」



さっき、押収部屋で色々探している時に

無線機も見付けてついでに取っておいたんだ



「そろそろ作戦開始だよ。サナさん準備は?」


「もちろん出来てるわ メロンは無事なの・・?」


「まだ、何もしてないよ 」


「それでも心配なのよ── 私はね」


「メロン、この無線機に話し掛けてサナさんを

安心させてあげて── 」



メロンは一度、噛んでいたFG(フラッシュグレネード)を放し

無線機に優しい声でニャーと語りかけた、



「ええ、こっちは大丈夫よ 貴女も気をつけて」


「ニャン!」


「良い返事だわ、流石はメロンね──」


「キング、準備は出来たわ ありがとう」



「うん。 メロン─噛んで!」


「ニャアア゛!」



メロンが加えて物に力を加えた瞬間、辺りに

光を放ち兵士達の目を眩ませた──



「バンッ─! バン─! これで二人、レイト!

右は頼んだよ、僕は左を確保する っと─バン!


「ああ、丁度・・今、こっちにも見えてきた 」


「それどういうことっ!?」


「いや~ カメラの接続忘れててさ─

失敗失敗。時間は掛かったけど今、繋がった」


「右だったよな・・・ ?」




ガガ、ガガガ!という音がしてからほんの数秒で

銃弾がエイリアン達を襲った──



「終ったぞ、右はクリアだ安全を確保した。 」



「もう終ったの─? こっちも負けてられないね」


「ニャ!」




 メロンは走り出し、エイリアンの銃を奪う

そしてメロン自慢のネコパンチをお見舞する!



「メロン凄いね! エイリアンが気絶してるよ」


「はは、あれって遺伝なのか──?」



「僕も! 隠れてる── だけど足は見えてるよ

バンッ─! これで頭が見えた終りだよ─バン!



「ふぅー 後、二人・・・ こんな時こそ焦らず

確実に狙って仕止める。呼吸と同じ速度で・・」


「一体化してきたら銃を敵に向ける──狙い。

そして、トリガー引く──! バン!バンッ!」




「よし、メロン! ボートに走って・・・ハァハァ

サナさん、レイト─こっちは片付いたよ・・!」



「聞こえた。今からそっちに行く──!」


「わかったよ。ボートで待ってる援護するよ」





いいぞ! そう言って無線機を切る

後はボートで逃げるだけだ。とにかく外へ




「サナさん。安全は確保出来たみたいです

ほら、早く行きましょう! 」


「少し待って・・・ レーダーにはまだ反応ある」


「キングが援護してくれるって言ってました!」


「いえ、ここの目の前よボートからは遠いわ

キングはボートに居るんでしょう・・? 」




ドンッ! 誰かがドアを蹴破った。



「サナさん! レイト、大丈夫!?

メロンがいきなり走り出してさそしたら敵が居た


「そう・・・やっぱり貴女は私の天使ね──」


「感謝もいいですけど本格的にヤバそうですよ

早く逃げましょうサナさん。キングは先に!」


「わかった。──バンッ! さっきまでは

居なかったのに! く、──バン!バン! 」




「──行けそうか!?」


「ボートまで走り抜けて! 僕が援護する!!」


「メロンを頼んだわ、」



「サナさんは!」


「一緒に行くのよ! だけど、運転は

メロンを抱えてままじゃ出来ないわ!!」



「──バンッ! 頭を上げたら殺される

今のだって危なかった・・でも、位置は解った」


「──アアアァ! ─バンッ!─バン! 」


「キング! 私の手を掴んでっ!!」




───届いた・・・




「さ、帰るぞ── 俺達が元、居た場所に」


「うん─ その前にメロンにお別れ言わないとね


「・・・嫌よ、メロンとは別れないわ

絶対にエンド・ワールドに連れて行くんだから!


「でも、そんな事は不可能ですよ──!」



「分かってるわよっ! そんな事は・・・けど

この子は私の初めての猫ちゃんなのよ・・・ 」


「友達とも家族とも違う私の大切な存在なの・・!」


「もう二度と大切な存在は失いたくないの─!」



「でも・・・」


「このゲームからエンド・ワールドにメロンを

連れて行ける方法はひとつだけあるよ── 」


「本当に・・!」


「けど、後悔───」


「そんなものこの子と一緒に居られるのなら

何処の世界の何処の場所に居ても絶対にしないわ


「そうだよね、答えなんて最初から分かってたよ

サナさんはメロンの為に命だってかけるでしょ?


「メロンも同じだよね──?」


「ニャ ───」





キングは笑って── 手に持った通信機で

誰かと話し始めた・・・・




「ヒイロ──さん? で、いいのかな?

助けて欲しいって言ったら助けてくれるかな?」


「ああ、僕に出来る事ならなんでもしよう」



「あるゲームで猫を拾ったんだ、その子は

僕にとってとても大切で── とにかく、」


「絶対に離ればなれは嫌なんだ。どうにか

助けてくれないかな・・? 困ってるんだ、」


「君は困ってたってきっと僕には話さない

サナ君かな? きっと猫が好きだ・・・──ふぅ」


「そっちに行く。僕は賢者なんだ君の場所は

わかる──。後は空間を移動するだけだよ 」



「ニャア!」


「え・・ ヒイロさん?」



「へぇ~ 君がメロンくんか・・・ 」


「メロンは女性よ、間違えないで!!」


「あぁ、知ってるとも──この首輪を」



チャリン!──赤い首輪に付いた鈴が鳴る




「ねぇ・・貴女と一緒に居るためにはこれを貴女に

付けないといけないの・・いい? メロン──」


「ニャア!」



サナはメロンの首にそっと首輪を付けて



「メロン── ここが私たちの本当の居場所

エンド・ワールドよ、ねぇ─メロン・・?」


「ニャア─?」




「貴女と私はどんな場所でもずっと一緒よ・・・」


「だから── 二人はずっと家族ね・・・!」



涙を流すサナにメロンは優しく──



「ニャア──!!」 








そして赤い首輪の鈴がリンッ! と、音を鳴らす














次回からは本編スタートです。


ゲーム編、止めたくないよぉ~~

そして メロン! あぁ~僕も泣きそうー







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