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(旧)放課後エンド・ゲーム  作者: トムネコ
23/44

SIPIUS 前編 王達の晩餐場



 タッタララ~タッタッタ~~~



「あれ、レイトは魔法使い?」


「ああ、そういうキングは勇者なんだな?」


「だって、あれは二人が悪いんでしょ・・・」





 数分前───




「サナさん、もう大丈夫ですか・・?」


「ええ、オリバーさんの事はもう大丈夫よ」


「次にやるゲームを相談しに来たんですけど

間が悪かったですかね。また、来ます──」


「レイト、私は本当に大丈夫なのよ

彼が死んだのは確かに悲しいわ だけど」


「私は彼にもうひとつ貰い物を貰ったわ」



 「貰い物?」



「わからないかしら? 勇気と愛よ  」


「オリバーは愛する人を守る勇気と愛をくれた

それだけで私は救われたのよ。私の心はね─」


「その銃は──?」


「これが彼が守りたかった人、私の勇気よ」



「だからわかった? 私に気を遣わなくていいの

ふふ、次に何をするの? どんなゲーム? 」



「SIPIUSというRPGゲームです。」


「RPGゲームね、ちょっと楽しみだわ

詳しく教えてくれるかしら? そのゲーム」


「ちょっと待ってください。分かりやすく

理解して貰う為にこれ、COMに送りますね 」


「うん 届いたわ」


「ふーん、ちょっと待ってて」




5分後、



「理解出来たわ そろそろキングも連れて来て

これって職業を決めなくちゃいけないでしょ?」


「レイトはどんな職業?」


「俺はいつもと一緒で魔法使いですね、

サナさんは勇者か剣士ですか──?」


「私は目立つのは嫌いなの、勇者は嫌よ」


「じゃあ、勇者は僕って事だね?」


「キング、いつの間に来てたんだ?」


「さっきから居たよ、サナさんは剣士でしょ

なら残りの僧侶は誰がやるの? 」


「四人目ならAIがやってくれるぞ。」


「なら、そろそろ始めようよ。レイト!」


 「ああ、そうだな・・・ サナさん?」


 「私は準備OK~よ。始めましょう」







「二人とも本当に酷いよね、僕が勇者なんて

何で先に選んじゃうかな、言ってよ僕にも 」


「ま、もう決まったことだしさ 」




   ゲームスタート ←決定




「アマストルタの炎激王──

お前たち、我が火に触れるか・・・・?」


「ならば、死しても感じる炎獄に我が送ろう」


「ハァーッ!!」



テンッ!テンテレレ~ テン!テン!

テンテレレ~ テンッ!テンッ!



「これが敵なの──? 勝てないんじゃない?」




歳をとった、髭の長く青く燃えた男が立つ




「どうやって戦うの・・ キング作戦は?」


「そんなものないよ。作戦が通じる相手じゃない


「だったら! どうするんだ!?」


「そんなの逃げるに決まってるでしょ!!」





「背を向けるか愚か者共・・・ 死ねッ!」



「やっぱり逃げるのは間違いだったみたいだぞ!


「そんなこと言っても僕らは・・・弱い?

そうか僕ってばいつもの僕らを想像してたよ」


「そうだ! このゲームの僕らは強いんだ!

そうか── ここからは反撃の時間だよっ!!」



 

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