BLOOD 中編
「ここで、何をしている?」
ボロボロの黒服に首からロザリオをかけた
男がサナに話しかける───
「貴方・・・誰、?」
男はボロボロのハットを触り言った
「オリバー・ブラッド. それが名だ、
貴様は? 俺は言ったぞ、名は? 」
「私はサナ。それにしても貴方大丈夫?」
「なにがだ?」
「貴方の手よ、なぜ隠してるの? 」
「隠さなければならない理由がある。
あの死肉共に貴様も狙われているのだろう?」
「死肉じゃないわ! ゾンビよっ!!」
「どうだっていい、俺には敵だ。
貴様、武器はあるのか? ここは戦場だ 」
「本来は貴様の様な奴が来る場所ではない、
しかし、他にも迷い込んだ者が居る様だな」
「銃を取れ、手伝って貰うぞ」
「貴方は? 銃を持ってないの?」
「俺にはこれがある。」
そう言って男は肩に掛けたライフルを見せる
「貴様は左を見ろ、俺は左だ!」
「わかったわ」
洞窟の中に飛ばされたみたいね。
けれど鉱山にも見えるのは気のせいかしら?
狭い─ 進む度に道が狭くなってくる
「後ろだ──」
シューン── 銃弾にしては小さな音がする
「死肉は音を出さない。見えないのなら
貴様の気配で悟れ、貴様にも強さはある」
「それって・・ 褒めてくれてるの? でも、
ありがとう助かったわ よく、わかるわね?」
「これが戦場に身を置いた人間だ。
何か変だと感じたならば撃て、直感は外れない」
なんか変な人ね・・ でも、本当に助かったわ
これで、キングやレイトに会えたなら文句も
ないんだけどね。
「待て」
「どうしたの?」
「・・・・・この先に死肉が居る。
俺独りでは相手が出来ない、力を貸して貰う」
「元々、そのつもりで付いてきたのよ」
「なら、話は簡単だ この先に爆薬がある
俺が取りに行く。それまで死肉の相手をしろ」
「ちょっと、どれだけ居るのよ!!」
はぁ・・・ もう見えない所まで
「 右、違う 左!違う 後ろ!!違う
一体、何処に居るのよ! 嘘をついたのね!」
「・・・・トントン!」
「キャーー! バンバンバン!」
「サナさん! 僕だよ、僕! キングだよ
頼むから撃たないで、ホントに当たっちゃうよ
「・・・キング? 」
「そうだよ、僕だよ レイトは見回りに行った
僕が押したのって、中間地点までワープする
スイッチだったみたいだね、アハハハ!!」
「キング──」
「い、痛いよ~ サナさん もう離して
僕の顔がおかしくなっちゃうよ~~ 」
「どれだけ私が怖かったと思ってるの~?」
「それは凄く怖かったと思います!
僕は悪かったです。本当に許してください~」
「あら、素直ね いいわ、今回はこの位で
許してあげる。けど、次はもっと痛いわよ」
「もう・・しません.」
「悪かったわよ、私もやり過ぎたわ
だからそんなに落ち込まないで。ね?」
「で、でも これってサナさんって面白いね
僕が指でつついただけなのにあんなに驚いて」
ブゥゥン───
「キング、次はないって言ったわよ」
「アアアアアアアアアアアアア~~~」
「な、なんだ キング? 大丈夫か!?」
「う~ん 大丈夫よ、うふふ 」
「サ、サナさん? なんか怖いですよ
また、キングが何かやったんですか?」
「ん~ん、何もやってないわ ただ変ね
キングってば死んでるみたい。ふふふふふ」
ダメだ、キング この人は怒らせてはいけない
どんな事をしててもお前の骨は拾ってやる
「ク、くそう キング、お前は良い奴だった
こんなお前でも俺の心では生きてるからな!!」
「レ、・・レイト サナさんを怒らせちゃ駄目」
「僕・・・みたいに、・・なるよ・・・・ガクっ」
「キングーーーーー!!」
「なんの冗談だ、これは───?」
「誰だ、アンタ?」
「貴様の仲間か? サナ、死肉はどうした?」
「ええ、仲間よ 死肉はそこの二人が倒したわ
倒れているのがキング、隣がレイトよ 」
「レイト、キング、この人はオリバー
オリバー・ブラッドよ、私を助けてくれた人よ
僕が思ってるより話が長くなったので
中編になっちゃいました。あれ、?
とにかく後編もよろしくだぜっ!
ふ~ ゲームで息抜きしてます
はぁ~ 人を殺すって癒される~~~
注、彼はゲーム世界の話をしています




