BLOOD 前編
「なんなの! 今のってゾンビ!!
レイト、僕が怖いのダメだって知ってるよね!」
「何の事だ?」
「絶対、ゾンビだったよ 僕は止める
あれはゾンビだよ? 怖くないの? 」
「俺は怖くないな」
「私も怖くないわ」
「二人ともおかしいよ! あんな怖いの・・
とにかくこのゲームはやらないからっ!!」
投票開始. どちらかに投票してください
A→ゲームを止める B→ゲームを続ける
「こんなのゲームを止めるに決まってるでしょ!」
「あ~ 悪いキング」
「何!!」
「私とレイトは続けるの方にしちゃった。」
「何でなの!? レイトが面白がってやっても
サナさんがそんな人だなんて知らなかったよ!」
「だって.... キングの怖がる姿が見たいだもん」
「そ、そんな理由で二人とも親友じゃないよ!」
10分後───
「落ち着いたか?」
「元はと言えば二人のせいだけどね・・・」
「それならささっとクリアしようぜ?
だいだい、拗ねてたって本物じゃないからな」
「分かってるよ、本物みたいに怖いんだよ」
「なら、頭を撃てばいい」
「死体が残るでしょ! 死体があるって事は
ゾンビ映画だったら絶対にムクッてなるから
それでそれだけなら良いけど、次に起こるのは
足を掴まれてゾンビの感触を味わいながら
ゾンビに囲まれて僕は死ぬんだーーー!!
それでも飽きたらず僕にレイトやサナさんを
食べさせる極悪非道の映画なんだよ、これは
ゲームだけど、僕は絶対にやりたくないよ 」
以下略───
「とにかく、やりたくないってのは伝わったよ」
「手を出して?」
「僕はやらないよ、なにこれ? 銃?」
「このゲームだけなんだよなぁ~~
銃を手に入れられるのは。俺欲しいけどなぁ~」
「何? 僕は悪いって言いたいの?」
「たまには俺の言うこと聞いてくれたって
良いだろう? な、お願いだよ キング!」
「う~ん サナさんは?」
「私は結構ゾンビ映画は見るタイプだから
こういうゲームも結構楽しみなんだけど・・・」
「わ、わ、分かった・・・・ だけど条件もある
僕の眼にゾンビが写る前に殺すこと、絶対だよ」
「よし! それなら任せとけ!!」
「分かったわ、女ゾンビハンター サナ!」
「・・・・サナさんって結構ダメな人なのかな?」
「あぁ、人それぞれって事にしておこう」
#レイトのゲーム解説!!
19XX年代をイメージして造られた
通称.BLOOD ・・・は、
他のゲームとは異なり、特に特注の1つとして
ハンドガンオンリーの珍しいゲームでもある
と、言ってもハンドガンは進化していく
ゾンビを倒した数が銃の経験値となり
様々な機能が追加されていくんだが・・・・
まぁ・・ キングには言ってなかったが
このゲーム、最後凄いんだよなぁーー
「右! 右! レイト左!」
「あ・・・ キング、なんでそんなに上手いの?」
「サナさんここは戦場だよ! ほら前に来てる!」
「あわわ、バン!バン! 危なかった~~」
「ふ~ やっと、1面の中間地点か
撃破数は50─ あと、50体倒せばレベルアップ
だな、それにしても経験値が共有化されてるとは
「どういうこと?」
「このゲーム、俺が小さい時はゲーセンに
あったんですよ。それで凄い奴が居たなぁ~」
「このゲームは最終面がとんでもなくて、でも
そのゲーセンにはクリアしてた奴が居ましたね」
「これって─── 何かな?」
「あ、バカ、キング! 」
「な、なに! レイト? キング?」
「二人とも一体どうなってるのよ~~!!」
後編へ続く───




