お仕置きの始まりです
とにかくリョナりたいので描いてみました。
登場人物紹介
・近藤 由美
女子中学生、受験のストレスから気に入らない同級生を弄って発散していた。
髪型は茶髪のポニーテールで、服装は水色のTシャツに黒のタイトなミニスカート。
私は近藤 由美。 ごく普通の女子中学生。
最近受験勉強でイライラしているからムカつくやつを弄っている。 受験って大変なの、ストレスが溜まって仕方がないからこれくらいしても問題ないよね。
それにしてもなんかむしゃくしゃする、仕方がないから明日もあいつで遊ぶか・・・。
そうと決まればさっさと寝よう!
———
「う、うぅ・・・、いたた、あれ? ここは?」
私は鈍い痛みと共に目覚めた。 また寝違えたかな・・・、はぁ・・・辺りは暗いし二度寝しようかな。 もう最悪・・・。
あれ、毛布がない、そういえば床も冷たい・・・。 ベットから落ちたのかな。 はぁ・・・、よいしょっと・・・あれ?
ベットが無い? いや、それどころかここは私の部屋じゃない。 えっ・・・?
「えぇぇぇぇ! 何処ここ!!!」
紫色の薄暗い空に、床は堅い茶色いコンクリートで舗装されており、壁のようなものは見当たらないけど、ところどころに岩が配置されている。
それによく見ると私の格好もヘンだ。 たしか寝巻で寝てたはずなのに、なんで昼間来てた服を・・・?
寝ている間にどこかに連れ出されたのかな・・・、もしかして誘拐ってやつ?
「お目覚めですか? 突然呼び出してすみません。 これから貴方に確認したいことがあって呼び出させていただきました」
「ひ、ひやぁぁぁっ!?」
め、目の前に得体のしれないバケモノが・・・。 それも一匹じゃない。 私を囲むように何匹も居て、怪しく光る視線を私に向けている。
と、とりあえず・・・にげ。
「逃げないでください!」
う、動けない。 中心で喋っている緑色のバケモノがきつい目線で私を睨んだ瞬間、私の身体は石のように硬直した。
うぅ、なんなのよ、私が何をしたって・・・。
「さて、ここで質問です。 この質問にちゃんと答えることが出来たら貴方を元の世界に返してあげます」
バケモノが私に何を聞くっていうのよ
「もう・・・なんでも言うから、早く帰してよ」
「素直でよろしい、では質問です。 貴方は罪を犯しましたか? YESかNOでお答えください」
はぁ、こいつ何言ってるの。 意味わかんない、先生にも注意されたことのない模範生の私がそんなことあるはずがない。 ちょっと受験のイライラで同級生を弄ってみたりしてるけど、それくらい問題ないよね? なら答えは一つ。
「ノーよ、私は何も悪いことはしてません。 ここに呼びだされたのは人違いだと思うから早く帰して!」
・・・・・・・・・。
なに、何よ、皆してシーンとしてきみが悪い。 真ん中の緑のあいつも半笑いで私を見て気持ち悪い・・・。
「手を上げてください」
へ、どういうこと? 手を上げる? ・・・これでいいのかな?
ズシン!!
「ぎゃっ! なにこれ」
手を上げた私の腕に何か大きい岩のような塊が落ちてきた。
「この岩を落とさないでください。 この岩はこれから貴方の罪を測るものです。 積みを計測している間、徐々に重くなっていき3分で計測が終了します。 3分間この岩を持ち上げたままで居られたら貴方を無罪として元の世界に戻します。 ではスタートです」
「ちょ、何を勝手に・・・。 い、ぎっ!」
ちょ、何この岩。 まだ数秒なのにもうこんなに・・・、もう何なのよ。
「20秒・・・、30秒・・・」
緑のバケモノはニタニタ笑いながら時間を測っている。 てかこれ後2分半も重くなり続けるのよね。
「む、無理・・・、お、おも・・・」
手足を震わせながら必死に耐える、けど50秒が経った頃、腕の限界が来てしまい・・・。
グシャッ!!
・・・・・・・・・。
私は岩に潰された。 あれ、何かおかしい。
岩に潰されたのに生きてる? 意識がある? 若干息苦しいし、痛みはあるけど、今こうして思考をしている。 一体どういう・・・。
う、うぅん? 岩がどかされた?
「お疲れ様です。 貴方が岩を持ち上げられた時間は53秒、よって貴方を地獄道へと送らせていただきます」
じ、地獄!? 何を、何を言ってるの! 逃げなきゃ、えっ、動けない? ヤバイヤバイヤバイ、あれ、身体がヘンだ。
「い、いやぁー、なにこれ!」
私の身体は紙のようにペラペラになっていた。 そのせいで全身に力が入らず身体が動かなかったのかも・・・。
「ちょ、ちょっと、ちょっとまて、いやぁぁぁぁぁぁ!!!」
緑のバケモノはペラペラの私を持ち上げ、気づかないうちに現れていた穴の中に私を捨てた。
あぁぁ、これは悪い夢! 穴に落ちたんだからそろそろ目が覚めるはず。
—――
「はっ!」
ほら、目覚めた。 ふふん、ざまぁみろってのよ。 地獄なんてへのカッパ、そんなもの迷信なのよ。
「んしょっと、ん? あれ、何かが私のお尻に引っかかってる?」
違和感のするほうをみてみる。 なにかのホースのようなものが私のスカートの中に延びていた。
そっとスカートをめくって中がどうなってるのか確認する。
「えっ、なにこれ・・・、いや、じょ、冗談よね、こんなのって・・・」
ホースは私のお尻の穴に刺さっていてた。 外そうにも奥の方まで入り込んでいて、引っ張ると痛くて仕方がない。
えっ・・・、は、ははは・・・。 嘘よね、嘘って言ってよ、ねぇ・・・。
再び暗さに眼が慣れたことで周囲の様子が確認できた。 そこは当然私の部屋・・・なんかじゃなくさっきのよくわからない場所と同じような風景だった。
そしてホースの先には足踏みで空気入れから空気を送っている青いバケモノが・・・。
「嬢ちゃん、大変だったね 身体がペラペラだったから空気入れておいたよ~」
私に気づいたバケモノはとんでもないことを気さくに言っていた。 なによペラペラって・・・、なによ空気を入れるって。 私の身体は漫画のキャラかっていうのよ!
「ようこそ嬢ちゃん、これから地獄で俺ら地獄の獄卒一同が嬢ちゃんの罪の浄化をお手伝いするよ。 よろしくね?」
じょ、冗談じゃない、いや、こんなの嫌・・・。
『いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!』
私の日常は終わりをつげ、今日から始まる・・・。
終わりの見えない地獄巡りが・・・。
次回から本格的に地獄の刑罰が開始します。