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15ギルドですよ

 地図を貰ってもあまり出来の良くないい地図だった。そう言えば中世は地図自体が一種の軍事機密だったと言う話がよくある。ここでも一緒なんだろうか。

 偶然見つけた他のプレイヤーの後を追うような形で露店に着きました。どこかに観光用マップでもないろうか。プレイヤーは変な道筋を通っていたが、覚えられる自信がない。


「ようやくついたか」

「おい」


 露店を見た時漸くと言った気分で脱力した。その肩が叩かれる。


「何?」


 振り返れば俺が後をついていったプレイヤーがいる。真紅の重鎧を着たいかにも戦闘職ですと言うプレイヤーだ。目立つ色だからついていったのは秘密という事で。


「何で私の後をつけた」


 ああ、ついていったことがばれていたか。すると変な道を行ったのは尾行かどうか確かめようとした、という処だろう。


「すいません、気分を悪くしたのなら謝ります」


 俺は頭を下げる。目印に丁度いいからとどう見てもプレイヤー製だった相手についていったのだが、悪かったか。


「だから、何故、私の後をつけた」


 どうも話さないと許してくれないらしい。


「プレイヤー露店に行きたかったんですが、道が分からなくなりまして、プレイヤー製の鎧を着ている人なら露店に行くかもしれないと思って後をついていきました」


 正直に言うしか出来ない。嘘をつけるほど口が回る方ではないし、別に悪い事をしている訳ではない。


「ふむ、称号を隠してもいないし初心者系の称号が見える。嘘ではないか」


 真紅の戦士っぽいプレイヤーは俺の顔を真正面から見てくる。


「おい、お前、初心者だから仕方ないけど、人の後を付け回すのはやめろ。暗殺者や盗賊のプレイをやっている奴もいるんだ」


 ああ、そういうロールプレイヤーもいるか。


「分かりました。教えてくれてありがとうございます」


 大きくよしと頷いて、赤い鎧が遠ざかっていく。流石に暗殺者かと思われていたのは意外だった。


「まあいいや、気分を切り替えて」


 レッツ・ショッピングといこう。


「らっしゃいらっしゃい。今日は取り立てな新鮮海鮮があるよ!」

「目玉焼き、指焼き、内臓焼き、レッサードラゴンの串焼きを是非ご賞味あれ」

「はいはいはい買い取るよ~。熊の毛皮兎の毛皮、肉っ高く買い取るよ~」

「一枚が二枚二枚が四枚四枚が八枚」

「あ、手前ぇぶつかってその言いぐさは何だ、やるか!」


 にぎやかだ。ガマの油売りは初めて見たな。喧嘩が目の前で起こっているが間違いなく割って入っただけで俺が死に戻りしそうな装備を身に着けている者同士なので半分現実逃避しながら立ち止まっている。

 ようやく喧嘩が終わった。PvPというプレイヤー同士の決闘があるのに何で喧嘩しているんだろう。


「あ、やられた。掏りだ」

「俺もやられた」


 そして俺もやられた。どうやってステータス機能の中から金だけ盗むのか知らないが、騒ぎの中で金を盗む古典的な方法だ。


「仕方ない。鎧は後回しにするか」


 先にセンスを買っておいて良かった。と、思っておこう。

 まあゲームの中の金遊んでいればそれなりに手に入ると思うので慌てないでおこう。しかしセンスの分の金は急ごう。

 買い物に来たのに全く買えなかったので今度はもう一つの目的、冒険者ギルドへ行くことにする。


「すいません、ここから一番近い冒険者ギルドは何処ですか?」


 歩いていたプレイヤーに聞いてみる。


「あそこにマップがあるよ」


 そっけない物言いで指さされた方にはよくある道案内の為の看板があった。


「ありがとうございます」


 礼を言う前にプレイヤーはどこかに行ってしまった。道案内の看板に記されているのは大体の位置をを記したマップだった。それを見ると冒険者ギルドは王都の東西南北中央に一軒づつある。

 ついでにそのマップで色々町中を見てみるとプレイヤーの露店は、王都東西南北の4か所にあった。しかも王都の冒険者ギルドに近い。先にこっちに行った方が良かったようだ。そういえば掲示板でも王都に来たらまず冒険者ギルドとあった。このことを示していたのかもしれない。


 西部劇に出てくるタイプの両開き扉を開けて中に入ると、結構な人数がいた。

 よくある小説ではこう、一斉に視線が集まり、その後一挙一足を見られつつカウンターに向かうシーンがあってそれを期待しないでもないが、全くなかった。普通に受け付けらしい列に並んでいる。


「すいません、初心者用の受け付けはこちらですか?」


 近くにいた職員らしい人に聞いてみる。日本製らしく職員はある程度同じような恰好をしているのは助かる。


「ああ、はい。どちらでもいいですよ。なんでしたら空いている所に行かれてくれたらありがたいです、はい」


 空いている場所、というと、当たり前だが美人の女性がやっている受付は長い列ができている。それに比べてえらくごつい男性が座っているカウンターはあまり並んでいない。その差約10倍。カウンターが二つしか開いてないので差が歴然だ。

 別に気にする方でもないので空いているカウンターに並ぶとすぐに受け付け前に来れた。


「今日の御用件は?」


 えらく筋肉ムキムキで俺の倍の身長はある男性職員は上から俺に声をかける。普通に怖。


「初心者なので、冒険者登録をお願いします」

「分かりました」


 出されたのは水晶球。


「ここに手を当ててください。貴方の情報を読み取ります」


 指紋登録の様だと思いつつ水晶球に手をのせる。ぴかっと一瞬光った後、職員さんがカウンターの中から何か取り出した。


「これが貴方の冒険者用カードになります。最初はGランクから始まりF、E、D、C、B、A、S、SSSで最高位です。レベルは関係なく、ギルドに貢献した度合でランクは決まります」

「あれ、レベルが関係ないという事は弱い人でも大丈夫ですか」

「はい。少なくとも、例えば生産部屋で作業するときレベルが高いからと言って無理やり割り込ませたりすることはありません。ギルドランクの高い人に前日から予約可能という特権はありますが」


 レベルが効かないのはまた計算を面倒にしていると思うんだが、それはどうなんだろうか。


「ギルドランクの上げ方は、定期的に依頼される特別依頼をこなしたり、ギルドに献金したりといろいろ方法がございます。特典としても一番有名なのは率先して特殊な武器防具を販売、譲渡すると言う物で、細かい事はこちらのギルド規約に書いています。言ってくださればギルド内で貸し出しは自由です。もし外に持ち出す場合は買い取りになりますのでご注意ください」


 ギルドランク上げは特殊な武器や鉱物を手に入れる手段の一つかもしれない。


「魔物の図鑑を貸してくれると言う事はありますか?」

「王都の周辺分だけなら図鑑があります。しかし、場合によっては見た事がないモンスターや突然変異などもありますので注意はしてください」


 俺の言葉に応える筋肉職員さん。


「後二つ、生産用の部屋への案内とギルドの依頼を受ける方法を知りたいんですが」


 魔術師の称号を受けておくことを思い出した。あと攻撃力上昇の為に鍛冶をしたい。生産は結構後になると思うが。


「はい。それでは…ちょっとお待ち下さい」


 何故か今まで俺に向けられていた視線が外されて待ったがかけられた。視線の先を見るとさっきの行列の一部が口喧嘩で騒いでいる。


「だから、サミーちゃんが欲しがってるアイテムはこっちだ!」

「ンな訳あるか。王都でも人気のパティシエが作ったケーキ、これを差し入れればデートしてくれるに違いない」


 サミーって誰だ。そんな事を考えていたら筋肉職員さんの姿が消えた。正確にはジャンプしてカウンターを飛び越えたらしい。頭の上を黒い影通ったと思ったら地響きを立てずに争っている二人の前に降り立つ。座っていた時点で俺の倍くらい高い人なので、立ったらさらに巨大だった。


 もしかして物凄いレベル高い人なんじゃなかろうか。


「済みませんが、お静かにお願いします。他の利用客の方もおられますので」


 別に低い身長でもない成人男性がさらに上から頭の上に手をのせられてたんたんと重低音で諭される。現実で普通の一般人だと思われるプレイヤーが逆らえるだろうか。否、逆らえない。

 見事に硬直してガクガクと震えているのか頭を振っているのか分からない状態で立っている冒険者。あんなのを見せられて周囲の人間も黙って列を組みなおした。


「お待たせしました。貸し生産場と依頼表の案内ですね。その前に、私がお嫌でしたら対応者を交代しますか?」

「いいえ、構いません」


 別に悪い事してないから食われる心配はなかろう、という事で。


「そうですか。それではあそこを見てください。生産場、と書かれています。あそこが貸し生産場です。中に専門の職員がいますので詳しい話はそちらでお願いします」


 何か意外そうな顔をされた。そしてこの世界の言葉で書いてある看板がかかった部屋があった。読めない。


「そして依頼ですが、大きく分けて二つあります。一つはこちらの依頼表を張った掲示板から取ってくる物。比較的簡単な物が入っています。中には塩漬け依頼と言って誰も取らないので残ったままの物を表示している場合もあります。書いてあるギルドランクと日付、内容に注意して取って下さい」


 掲示板にはメモ用紙のような依頼表が張ってある。これを取って持って行けばいいんだな。よくあるギルドの依頼受け取りだ。なんかわくわくしてきた。


「もう一つはギルドランクを上げる事でギルドから受ける依頼です。受付で応対した時にお奨めします」

「それ、Gランクからでも受けられるんですか?」


 何となく気になったので聞いてみる。


「基本的にGランクの仕事は張り出してある物だけです。しかし、Eランクの仕事をFランクでも人格と能力が認められて受ける事はあります」


 成程確実に稼ぎが良い仕事はきっとギルドの方に回っていると思う。危険も増えると思うが。まあまだ初心者の段階で考えるのもおかしいか。


「以上で基本的な説明を終わります。何か依頼を受けますか?」


 俺はざっと依頼を見る。


『生産依頼 依頼者:ソクテン(P)

中級ポーション求む 推奨ランクF

報酬:その時の店頭売りと同じ値段

コメント:ボス用にとにかく沢山欲しい。出来るだけ多く納品してくれ』


『採取依頼 依頼者:メイ(P)

体薬草100本求む 推奨ランクG

報酬:1000デン

コメント:とにかく至急。報酬には早期手当が含まれます』


『討伐依頼 依頼者:ホロウ

野良犬の群れを退治してくれ 推奨ランク:F

報酬:2000デン

コメント:うちの子が噛まれそうになって危なかった。町の有志からお金を集めたので退治頼む』


『雑用依頼 依頼者:カイト

家の掃除を手伝ってくれ 推奨ランク:G

報酬:その日の昼食夕食

コメント:家の大掃除をやるのを手伝ってほしい』


『パーティ依頼 くりむぞん(P)

エメラダのダンジョン:アルシェの砦で囮役兼タンクになってくれる人募集 推奨ランク:?

報酬:ダンジョンクリアー報酬を先に一つとその後公平に分配

コメント:直接面接の上で決めます。以来を受けたい人はエメラダまで来てください』


『雑用依頼: 依頼者:ローゼンリッヒ

宅のわんちゃんの散歩をお願いしたい 推奨ランク:G

報酬:1000デン

コメント:たくさんいるわんちゃんの散歩をお願いするザマス』


 プレイヤーからの物もNPCからの物もある。プレイヤーは(P)と書いてあるし、コメントが結構無茶なのが多い。金を稼ぐには良いかもしれないが、初心者にはきつい。エメラダまで行くこの依頼は初心者が来たら一体何をさせようというのか。きっと囮しかない。採取は、これも俺には時間がかかりそうだ。


「まずは基本的な討伐をやってみたいんですが、お奨めはありますか」


 思いついたのは魔術を使いたいという事だ。


「分かりました。基本的なら、こちらのリゴブリンを討伐でいかがでしょう」


 俺は受け取った依頼表を見る。


『討伐依頼 依頼者:冒険者ギルド

リゴブリンの討伐 推奨ランクG

報酬:1匹につき100デン。最低6匹から。 』


 普通に街道をウロウロしていたら出来そうだ。それにリゴブリンの耳なら今まで倒したのがある。

 俺はこの依頼を受ける事にした。ところで、


「もしかして職員さんは暴れている客専門ですか?」

「いえ、そんな物はありませんよ。申し遅れました、当ギルド長のグジラと言います」


 ゴジラさんでしたか。違ったグジラさんだった。

 何でギルド最強だろうギルド長が受付をやってるんだろう。その考えが顔に漏れていたのかギルド長は一枚の紙をくれた。文字は読めない。女性らしい絵と豪華そうな商品らしい物が描かれている。


「実は、現在王都ギルドでミス・ギルドを決めています。それでうちは申し込んだ娘が多かったので、予選をやっている今は人手が足りていないだけです」

「「「「「何~!」」」」」


 周囲に大合唱が起こった。何故か男性冒険者どころか女性冒険者もこっちを見ている。


「そのイベントどこで見られます?」

「私も出られます?」

「サミーちゃんはもしかして今日そこに?」

「今すぐギルドランク上げるには何したらいいですか」

「あ、俺Fランクです。会場に行けますよね」

「畜生、俺はGランクから上げてない」

「お金で何とか出来ないかね」

「そのミスコンを詳しく」


 なんだこれ。さっきまでギルド長を恐れていた面々が一斉にギルド長に詰め寄ってる。


「静かになさって下さい。予選はそこまで多くの人を必要としません。うちは比較的女性職員が多いのでこんな風になってしまいましたがコンテスト自体はミス王都を決めるためにまずはミス・ギルドを決めるという予選のような物です。後で王都で代表の発表と一緒に行われますのでその時をお楽しみに」


 周りをなだめるように両手を広げて、威圧しているようにしか見えないが、落ち着かせるギルド長に俺は声をかける。


「すいません、リゴブリン退治に行きたいんですが、良いですか?」

「これはすいません。しかし私は手が離せないようです。クエンカ、注意事項を良いですか?」

「はい。それぐらいなら。どうぞこちらへ」


 なんだかな~。という気分である。注意事項を聞いたらすぐに行こう。


「それでは注意事項を説明させてもらいます。あ、僕はクエンカ。貸し生産場の担当です」

「あ、これはご丁寧に。ナントです」


 人波をかき分けてさっき受付を尋ねた男性職員が相手をしてくれるようだ。頭を下げられたのでこちらも下げた。


「何でか知りませんけど凄い事になってますね」

「はい。この手のイベントはギルドがやる時は最初は一般の人には隠しますからね、それではリゴブリンの討伐注意事項を説明します」


 周りが騒がしいが、カウンター近くに戻って依頼書を手に説明が開始された。


「まず、注意するのは討伐対象のリゴブリンの討伐確認素材は耳である事。よくそれを知らなくてただ退治してきたぞと言われる人がいます。全身血まみれになってこられても、証明できませんので、はい」


 普通アイテムボックスに勝手に入る物なんだが。説明書付だったし。耳何て素材じゃないと捨てるのか?それともNPC冒険者の事を言っているのか?


「次は書かれているように6匹以上から計算が始まります。右耳を6つ持って来てです。左耳は勘定しません。過去そういった詐欺がありましたので、はい」


 成程これは知っておかないといけない注意事項だ。詐欺師になるのは御免だし報酬がないとやっていけない。


「左耳しかないリゴブリンとか居たらどうしますか?」


 よくある先に冒険者と戦って耳を取られたモンスターはどうなるのかと思って聞いてみた。


「リゴブリンの再生能力は高いですからね、まずありません。腕一本はすぐ

に無理でしょうが耳なら速めにまた生えてきます。」


 腕も生えるのか。それは再生能力が高いな。


「それでは、他にご質問はありますか?」

「ええと、モンスター図鑑を貸してほしいんですが、良いですか?」


 ちょっと思い出したので本を貸してもらう事にする。簡単に貸してくれたが、読めない。正確にはビギの草原、ビギの砂浜のモンスターは分かる。しかしその他が読めないのでモンスター図鑑に反映されないようで、姿は絵は分かるから困らないが、ステータスの中のモンスター図鑑は真っ白だ。


「どこかで文字を教わらないといけないな」

「文字が読めないんですか?」


 俺の独り言にクエンカさんが反応する。


「空旅人には多いですよね。センスで≪言語≫を取ったら分かりますよ」


 それがあった方が良いな。俺は本を返してお礼を言う。


「ところで前にリゴブリンを倒しているんですが、その耳をこの依頼に適応できますか?」

「おや、もう戦った事があるんですね。勿論できます。しかし、この依頼は常時募集の依頼ですので、このまま引き受けていただけるとありがたいんですが」


 腰の低い人だ。


「依頼を受けるのは構いません、参考までに、この前に取ったリゴブリンの耳で清算をお願いできますか?」

「良いですよ」


 クエンカさんに閉じてるカウンターに入ってもらって最初に戦ったリゴブリンの耳を清算してみる。


「リゴブリンの耳はですね、値段が固定何です。パーティを6匹で構成するから1パーティ300デンです」


 クエンカさんはひょいひょいと言う感じで渡したリゴブリンの耳を専用の箱?に放り込んで書類にサイン、その書類を俺に差し出した。


「ここにサインを戴いて、清算は終わりです。はい、どうも」


 俺がサインすると300デンを近くの棚から取り出した。ビギの村でのクエストもそうだったが、300デンと言うのは何か意味があるのか?宿代ではないよな、泊まれそうにないし。

 普通のRPGなら街の人に話を聞くという事でもやれるだろうが、王都のこの人の多さにその方式は無理と分かる。後で情報は掲示板で確認するとして、まずは依頼をこなそうと、とりあえずリゴブリン退治に出発した。


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