10訓練します
現実4日目である。
何度も死に戻っている訳だが、俺は死に戻ってもゲームだから有効利用しようと言うタイプではない。正確には死に戻りもルールとして使えるから必要な時には使うけど無理に死にたいとは思わない。
死ぬのが怖いのは人間の本能です。そんな人間です。
能力が色々とあってもそれを生かせないなら意味はなく、じゃあまず慣れる意味もあって俺は始まりの草原で狩りをすることにした。ここには隠れて襲ってくるやつは出ないだろう。
始まりの草原と言うのはWikiとβテスターの言っている言葉で、肉を買ってくれるのかと村の食堂や薬草を売ってくれる雑貨屋に話を聞いた結果、ここは本名がビギの草原という事が分かった。ビギニングからとったんじゃないかと思いつつやって来ると、たくさんの人がいた。
「何だこの人だかり」
「おいそっち行ったぞ」
「それは俺の獲物だ」
「俺のレベルになれ!」
「ぬっ殺す」
最初の言葉は俺の感想。その後は草原で狩りをしている人の声である。恐らくだが、昨日?というか来てすぐに王都に行った人が多少イベントや武器をそろえてここでレベルアップしようと頑張っているのか。
そう思った訳だが、草原は広いのでそれなりに散らばる事は出来る、と思う。なのに何でこうも固まっているのか。兄弟の言葉から行くとβテスターはそれぞれの本拠地予定の場所へ向かってそれなりにレベルの高い所でレベル上げしているんだろう。
フィールドの端っこがどこかは知らない。しかしこんなに広いんだから奥の方に行ってみよう。
奥に行くと言うか、とにかく人間の塊から離れていようと見えないほど多く歩いた結果、時々人間が見えると言う程度の場所に来た。早速狩りを開始する。
この前はいきなり攻撃して死に戻ってしまった。図鑑を見せてもらった事だしまずはじっくり見よう。そうしてぼけっとしながら朝から昼までかかけてモンスターをじっくり観察する。今は午前なのでいるのはボウシープ、スピアホルス、ソードクックの3種類だ。
ボウシープは肌の色が白か黒、毛はベージュ色で変わらない。どこが弓なのかと思うくらい羊だ。角があるのとないのがいる。雌雄の違いか?
今思い出したが羊の腸で弦を作るという話を聞いた事がある。後竪琴の弦も羊の腸だ。そこら辺から弓何だろう。毛皮は温かそうで普通に考えると糸に紡いでから織物という事になる。
Wikiでは紡績職人とかは見た事がないのでどうやるのかは謎だ。生産職の人に聞く方が早いか?
羊肉は現実だと匂いがきついらしい。しかし豚も牛も食べられない宗教家では一番使い勝手が良いので幅広く食べられているとか。子羊の方が臭みは少ないという話があるので食べるならそっちが良いけれど子羊はいない。何故だ。
逆にソードクックはこれぞ剣と分かる鶏だ。何しろ尾羽が一本銀色に輝いている。でもそれ以外は普通の鶏である。大体全身白い鶏だ。ところどころ黒や茶も交じっている固体もいる。
雄鶏のほうが鶏冠が大きいのに、どうも雄鶏しかいないようで全部鶏冠が大きい。雌鶏は何処だ。卵を希望する。普通に現実で俺が食べるのは鶏が多いのでこれを一番多く狩るのではないだろうか。焼き鳥が好物です。
スピアホルスはホルスタイン柄の牛だ。角が短いが直角に伸びているのが変わっている。乳房も大きいので恐らくこちらは牝しかいないのではないかと思える。
普通に牛肉を食べなれている日本人からするとこの牛を狙うのが基本だろう。加工すれば槍になる角は、まだ未加工なら別に斧の攻撃のような破壊力はないという。
はっきり言って現在はノンアクティブなのでこっちから攻撃しようとしない限り攻撃は受けない。モンスター達は目の前でもそもそと草をはみ、地面をつついて餌をとっている。一センチ前に近づいても何もしない。
俺は目の前のスピアホルスに何となく触ってみる。モンスターには攻撃と取られていないのか攻撃はもっと威力のある打撃だからなのか全く相手にせずに、草を食べ続ける。
「さてこうしていてもアイテムは採れないな。そろそろ戦うか」
目の前の牛を攻撃する事にして、俺は弓を構えた。その俺の意識をとらえたのか、牛は食べるのをやめてこっちを見ている。
「駄目だこりゃ」
弓での攻撃は隠れた、離れた場所からのこちらに被害のない与ダメージになる。少しでもダメージを与えたいからこそ弓で当ててこちらに来る間に剣を取り出すという事をしたいのだが、見られていては弓以外のダメージがない事になる。弓を近距離で当ててどれだけのダメージがあるだろうか。
「ま、離れておこう」
この牛を狙っても返り討ちだと思うので、別の獲物を探すことにした。獲物は周囲にいるので、今度は離れた所にいるソードクックに狙いをつける。≪命中≫が予備センスに入っていてちゃんとアクティブに働いているのを確認する。
「発射」
弓を習いをつけて引き絞る。俺の腕では特に意味のない事だった。腕力関係のセンスを取った方が良いかもしれない。放たれた矢はヘロヘロという感じで飛んでいき、うまく鶏の頭に命中した。
狙ったのは当たりやすそうな胴体だったのにどうしてだろう。
弓の腕云々はともかく、頭に当たったので相手のHPバーが少し減っていた。そして鶏はこっちを見ると羽を膨らませて威嚇する。
「ケェーッ」
俺に向かって突進してきた。俺は剣を取り出して構える。近づいてきたのであたるように横薙ぎして剣を振るう。外れた。
鶏はジャンプして俺の頭に蹴りを使ってくるこれは普通の攻撃方法なのかどうかは知らない。慌てて伏せて避けると頭の上を鶏が通過した。
「おのっ」
頭上を通過するときに鶏の銀色の尾羽が俺に触れた。ダメージを受ける。剣の名前を持つだけに切れ味が良いようだ。切れた痛みがある。
「駄目だこりゃ」
盾を出して防御をしたいのに鶏の連続攻撃を避けるので精いっぱいだ。蹴爪、嘴、尾羽が順に攻撃してくる。
「逃げよう」
俺は戦闘を破棄して逃げる事に集中した。なんとか逃げ切る。
「ふう、鶏は尾羽の攻撃がきついな。盾がないから次は盾を構えよう」
俺は盾を構えて取り出してみる。弓を同時に引いてみようとすると盾が干渉してうまくいかない。
「盾と弓は専用のギミック武器がいるな」
そんな物を作れるのははるか先だ。Wikiには初心者の武器は持っている間だけ使えるとあった。盾を地面に置いてみる。手を放しても消えなかった。
「叩いて被ってじゃんけんを思い出す」
盾でサッと防げるかという疑問はあるが俺には似たような話になる。
再び弓を取り構えて、今度はボウシープを狙う。草を食べている羊の体、そのふわふわの羊毛に矢は当たった。
また意味のない事になってしまった。ダメージは通っていない。それでも羊はこちらに向かって突撃してくる。出しておいた盾が役に立った。
「メメメェーッ」
がんっ
羊の角と盾の激突する音が鳴り、俺の体も押されて倒れる所だった。もと距離を摘めないと、力が強い牛などの突進は防げないのが分かった。剣を取り出して逆手に持って羊に突き刺す。ダメージが通った。
ここが初心者用の場所であるせいか思ったより初心者の剣が鋭いのか、結構良いダメージだ。
「この、この、このっ」
ざくざくと言う音でも立ちそうなやり方で羊を刺していく。次第に羊の力は弱まっていき、ポリゴンとなって消えた。
『ボウシープの肉
ボウシープから採れた羊肉。臭みはあるがおいしい』
『ボウシープの毛
ボウシープから採れた獣毛、剣で刺して穴だらけなので評価は低い』
初めての肉アイテムがアイテムボックスに入っていた。嬉しい事だ。ただし、毛が評価が低いというのは倒し方が悪かったという事だろう。盾で抑えて刺し続けるのは悪いという事が分かった。
一番いいのは脳天を弓矢で一撃、という攻撃だろう。当分無理だ。とすると、次は盾を構えて突進を受け止めて、頭に一撃という事が良いだろう。そう決めて次は牛に狙いを定める。
盾を置いて弓を構え矢を放つ。牛の胴体に当たった矢は牛をこちらに気付かせる。これではダメージ狙いというよりもこっちに向かせるために挑発するという方の使い方だな。
牛は俺を見つけると素早く突進姿勢になって突っ込んできた。
ガツンッ
「おのっ」
スピアホルスの突撃に耐え切れず吹き飛ばされました。1mか2mかそんな距離を飛ばされた俺は尻もちをつく。角に当たった音と衝撃と同時に足が宙を舞っていた。そのまま脚で着地して、勢いに負けて転んだ訳だ。
「ブモォーッ」
牛は構わずに突撃してくる。さっきより距離が短いので怖い。俺は思わず盾を突き出して防いだ。さっきよりは勢いがない。やっぱり距離と突進の威力は比例しているんだろう。
どう戦えば分からないが、とにかく盾と剣を構える。牛は大きいので頭を集中して攻撃出来た。こちらのHPも大分減ったところで、何とか勝利する。剣を無茶苦茶に振っていた事しか覚えがない。アイテムは肉だけだった。
「きつい」
他のプレイヤーはどうやっているのか。一匹倒すのに時間がかかりすぎる。
休憩ついでにちょっと入り口側に戻って他の人の狩りを見てみる。
「横一閃!」
「一発必中!」
「ファイア・ボール!」
あまり参考にならなかった。大体が一撃、苦戦している人も俺ほどには時間がかかっていない。魔法が本当に便利だな。これは確実に一発だ。
どうしたらいいのかと頭を捻っていると、牛の姿がいきなり消えた。どうやら午前から午後になったのでモンスターの変換とポップが起こっている様ですな。
出てきたモンスターを観察して、闘い方を考える。
今回出て来た相手の中ではワンドツリーが一番戦いやすいと思えた。
ワンドツリーは腰から胸ぐらいの高さの樹木で、木の実がなっている場合もある。あれはうまいのだろうか。物が根っこを虫の脚の様に動かして移動しているのは気持ち悪い。それでも食べてみたくなったので盾を前に構えながら横から木の実をもいだ。
「だっだっだっだっ」
ワンドツリーの攻撃は木の実を銃弾の様に飛ばしてくるというのは知っていた。それでも盾に衝撃が来る。
「せいやっ」
上から攻撃していくと禿た植物になったワンドツリーが倒れた。ポリゴン化してアイテムボックスに収まる。
「それで、木の実はどんなのだろう」
手でちぎった木の実を見る。
『ワンドツリーの木の実
魔力を蓄えて発射するための木の実、まずい』
そうか、まずいのか。味にしか興味がなかったので興味が無くなった。詳しく見るのは後に回そう。
さて興味は満たされたので残りのモンスターの考察に入る。クラブドンキーはクラブという棍棒になる。
棍棒ならメイスじゃないかと思う人が多いだろう。実はメイスとは複数の部品の組み合わさっている物で、クラブが一本物の材料で作った物になる。他から棘を別に作って取り付ければメイス、大腿骨だけならクラブになる。
アイテムとして使いやすいというモンスターだからか足腰は骨が太い。力は強そうで突進は強そうだが脚はそんなに早くなく角はないので攻撃力は牛程でもなさそうだ。驢馬は肉を食べる事がある物でもないのでよく分からない。現代日本では食べるのか?
最後にスローイングス・ダックは投げナイフの家鴨である。尾羽が銀色なのはソード・クックと変わらない。戦い方は、家鴨なのでジャンプしてくることはないだろう。
そう考えていたら驢馬の方は良いとして家鴨の方は羽ばたいて軽く飛ぶように攻めて来た。羽ばたく羽の中に銀色の物が光っていてソードクックより危ない。防御を中心にしていたので何とか狩れた。
初めての敵と戦い方を考えながら戦うというのは疲れる。時間もかかりすぎたので、今日はここまでにしておこう。俺は村長の所に戻ってログアウトした。
現実での5日目、今日からガンガン狩りをするつもりでまずは昨日のおさらいとして一匹羊を狙ってみる。
そして変わらずの命中率の低さに少しショックを受ける。≪命中≫のセンスがあるので命中はする。しかし頭を狙ってお尻に当たるとか、羊なら毛に弾かれるとかそういう形なのでこれはヘイトを稼いでるだけだ。羊を中心にとにかく狩りを続行する。
それでも何度も戦って熟練度は入っていた。ついに覚えたのでスキルの練習もする。スキルは基本が熟練度0から覚えている技から始まり、熟練度が+30されるごとに一つ技を覚える。
≪剣≫のスキルが盾に上から下へ切り裂く「唐竹割り」≪弓≫センスが必ず当たる「一矢射ち」。≪盾≫が相手の攻撃を最初の一回防ぐ「先守」。ということになっている。どれもレベルも攻撃力も低いのであまり効かない。弓は≪命中≫センスとかぶっているな。
一番気に入ったのは「唐竹割り」で上から下へ抜けきって切り裂く手ごたえが気持ちいい。
しかし使い出して気づいた問題として、スキルは使うとその後一瞬体が硬直してしまう。これはそういう仕様の様で、この時に攻撃されて死に戻ることが多かった。威力がある程度上がるか防御が上がるまで使えないのでいっその事使わない事にする。
盾や逃走を駆使して何とか死に戻りはしなくなった。少し離れた獲物を狙い、こちらに突進してくる間に≪盾≫のセンスで取り出した初心者の盾を前にやることで何とか即死を免れている。レベルが少しでも上がったのも関係してるだろう。突撃を防いだ後はほぼ逃げているだけですが。何とかして相手を倒す方法を考えないといけない。
死に戻りも何回か経験し、ログイン、ログアウトを繰り返して試行錯誤の末、こうなった。まず頭に後1cmで当たるところで弓を構える。盾は先に具現化しておく。剣も地面に刺しておく。もしかするとクリティカルヒットや弱点ヒットの効果が存在するかもしれないが、今まではその手のインフォメーションは出なかった。
矢を放つ?当てる?とすぐに盾を構えて突進を防ぐ。後は剣を抜いて突き刺す。これの繰り返しだ。
このスタイルを確立したので休憩する事にして、ログアウトする。
6日目の行動は昨日で来たやり方を繰り返して肉を取り続けるのだ。
はっきり言って弟の希望である弓のセンスは全くと言っていいほど上がらない。一匹につき2ポイント入ったらいい方じゃなかろうか。しかし使わなければセンスにポイントは入ってこないから熟練度も上がらない。
先に≪盾≫と≪逃げ足≫はぐんぐん熟練度が上がった。一匹倒すごとに≪採取≫センスを発動させて周囲に何か拾えるものはないかを探す。出来れば薬草や毒消し草が欲しい。≪採取≫センスは名前しか分からないので、こんな感じになる。
『薬草』×3を採取した。
『毒草』×2を採取した
種類が分かればいいんだが、極端に言えば食えるか食えないかしか分からない。熟練度が低いせいか。毒消し草は薬草に入るのか?種類があるとはWikiにも載っていたけれど。
そして頑張った結果、食肉は取れた。最初はアイテムボックスがいっぱいになってしまったので時々取りこぼしがあったもののレベルが上がって全部収められるようになった。これで金を稼げるかもしれない。
『獲得アイテム:ワンドツリーの実
ワンドツリーの葉
ワンドツリーの幹
ドンキーの革
ドンキーの骨
ホルスの乳
ホルスの肉
ホルスの骨
シープの毛
シープの肉
シープの骨
ダックの羽毛
ダックの肉
ダックの骨
クックの羽毛
クックの嘴
クックの肉
クックの骨 』
こんな感じでまあ色々採れた。Wikiではここから神殿なり宿屋なりのセーフティゾーンで広げるとさらに詳しく分かるらしい。俺は金がないとはいえ整理はしないといけないのでまず宿屋を探さないといけない。
いくら脳に負荷かけて何倍かのスピードでゲームをやるとはいえ死に戻りが激しすぎて一日の具合があやふやになるのはまずい。≪採取≫の熟練度が上がればもうちょっと分かるようになるらしい。
情報では骨にも広骨とか鋭骨とか種類があり、これを武具防具に使う訳だが、先に現金へ変換しないとイベントも発動しない。世知辛い世の中だ。
さて、結構取れた訳ですが、満腹値が物凄く減っています。何も食べないでいたせいだが。今まで満腹値がきつくなるより先に死に戻っていたのでここまできついとは思わなかった。宿屋で食べればいいというだろうが金がない。さて、どうしようか。
すぐに思いつくのはよくある肉を焼く事。そして肉は沢山取れたので早速実行。金が無くなっても夜に狩りをするために松明を買ったので、それとセットで火打石もある。だから金が無くなったとも言う。
「うむ、なかなかつかないな」
初心者というのもあるが枯れ枝に火が付かない。ああ、先に火口という燃えやすい物に着けて、枯葉につけてとするんだったか。早速枯草を集めて枝を集める。時間がかかったが、火は付いた。キャンプもやったことがない人間としては上出来だろう。
早速肉を取り出して枝に突き刺して焼く。ここで普通なら狼を注意するんだろうが、βテスターからは家畜の平原とも言われるこの平原で出てくるわけはない。火の回りに突き刺して焼き色が付くまで採取や枝拾いをしている。
「よし、おそらく焼けた」
『ホルスの焼肉
ホルスの肉を焼いた物。両面よく焼かれながらも焦げてはいない』
ちゃんと両面ひっくり返しながら十分に焦げ色が付くまで焼いた。薄そうな肉を選んだが焼けてるかどうかは料理初心者には分からない。まあVRだしお腹は壊さないだろう。
「いただきます」
かぶりつく。肉のうまそうな匂いが口の中いっぱいに広がって、肉を食べてる、という触感が凄い。そして、
「まっずーい」
味付けをそういえばしていなかった。肉だけの味というのは流石にきつい。まあ勿体ないので食べるが。流石にこのまま食べ続けるのは問題なので細かく剣で切ってサイコロ状にする。あとは一つ食べて飲み込んだら次を食べる、というのを採取の間にやっていく。
何か行動しながらならその行動に神経を集中している間に飲み込むぐらいはやれない事はない。これは味なしの肉ではなく、噛み続けて味のなくなった肉と思え。そうやって何とか全部食べ終わった。塩はどこで手に入るのか聞いてみよう。
そして満腹値は回復したので何とか家畜狩りを続ける。まだレベルは低いからなあ、すぐに満腹になれる。なんだかんだと言って熟練度は剣を使った回数、盾を使った回数が多いの。≪逃げ足≫が現在一番熟練度が高い。弓はまだその半分も言っていない。レベルが上がるか下がるかするとこの熟練度MAX値まで行ったセンスを上位や下位に置き換えたりすることが出来る。
他のセンスの具合はよく分からない。戦闘センスに限って言えば≪隠蔽≫は逃げる時使ってみたが何もならなかった。どうも奇襲のような気配を先に消してからの攻撃が良いらしい。しかし相手が能動的に攻撃してこないこのフィールドではどうすれば上がるのか分からない。≪逃げ足≫は最初は逃げる事もあったので結構早く熟練度が伸びた。しかしまだまだだ。≪魔術≫は媒体がないのでどうにもならない。
そんなこんなで一生懸命ひたすらに攻撃を続けては採取している。アイテムボックスは基本的に一人30種類まで入れる事が出来る。が、骨や革はまだ詳細が分からないので同じ場所にストックされているようだ。
いい加減生産の方にも手を出さないといけないような気がしてきたのでひとまず戻ってログアウトしよう。まだまだ草原の最初の方は人ごみが多かった。




