激弱前世の思い込み
始まりは町役場のような受付と間仕切りのある空間だった
「はい、お待たせしました。あなたはー、
えーっと、うんうんなるほど、神崎 栄さんだいぶ怠けてましたね
18年引きこもりですか。しかも親の遺産で、へぇ~」
いきなり現れた事務員のような人がなぜか俺の個人情報をツラツラと読み始めた
そもそもここはどこだ?俺に何が?
「ここがわからないって顔してますね。単刀直入に言いますね
栄さんは死にました、ですので今栄さんを査定しております
査定結果次第では貴方は魂の消滅、魂の洗浄、魂の改変、魂の再利用等の評価が下されます
実は栄さんはもう評価も終わって魂の再利用に決定しています
再利用先は地球でも日本でもありませんが人間なので安心してください」
なんだかよくわからないそもそも再利用ってなんだ
「すみません、 魂の再利用ってなんですか?」
「そうでしたね、説明させていただきます。魂の再利用とは
記憶の継続というか、魂を何もいじらないってことです
魂の洗浄は魂をキレイにしているんです
魂の消滅はそのまま居なくなっちゃいます
魂の改変は反則技というかチートというか、まあそんな感じです。わかりましたか?」
「わかりました」
やった記憶継続とかラッキーじゃね
俺死ぬ前に何か良いことしたのかな思わず顔がにやけてしまう
「考えてることがわかりやすい方ですね、はっきり言いますね。違いますよ
あなたは怠けすぎたんです、上からの命令で努力しないと駄目な世界へ転生させろと書いてあります
つまりあなたはこのまま転生してもらいます。努力をどうしろとか言われそうなので
あなたには強化の魔法の使い方だけ教えます。今から行く世界には魔法と魔物が居ます
簡単に人が命を落としてしまう世界です。その強化の魔法でなんとかがんばって下さい
他の魔法は現地で覚えなさい。強化の仕方は魔力を体の外で覆ってそれを維持してくださいね
説明も終わったのでいってらっしゃい」
めっちゃいい笑顔で送り出された…けど、俺はなにも返事してねぇ~
そのまま俺は気を失った
目を覚ますとそこは路地だった
5年間の記憶が流れ込んだ、そして今の現状もわかった。俺は5歳で年上のガキに殴られていた、しかも3人がかりで。だが俺はそんなことどうでも良かった、何故なら
俺がなんで死んだかわからないことが気になっていたからだ
「これに懲りたら、ジェシーには近づくなよ」
ガキ共は俺をボコボコにすると居なくなり
その後はなにもなくすくすくと育っていった
ごめんほんとに何もないし、前世の死んだ原因も思い出せないし。
話マジでないんだよ これが
ただね、言えるのは5歳で前世の記憶が蘇って強化の魔法を使い。体を鍛えて、常時強化の魔法を使えるようになるまでがんばって15で大人並に強くなったんだ
家も商家で儲けてるほうだった俺は三男だったし家も継がないので学校にも通わずに体を鍛えて鍛えて
15になった今日冒険者になるために家を出たんだ。
無事に冒険者への登録も終わり出来るクエストを探していると声をかけられた
「これからダンジョン行くんだけどお前も行かないか?俺達もこの間登録したばかりでさ、新人同士仲良くしようぜ」
他の奴も首を縦に振り誘ってきた
ぼっちだった俺は誘いを受けたのだった
「こちらこそヨロシク、レマールだ、仲間が欲しかったんだ助かるよ」
初めて名乗るが今の名前はレマールになってる
それはさておき こいつらはテミル ロメス カラマ という名前の3人だ
「じゃあお前ら行くぞ」
テミルはダンジョンに入っていった
残った三人もついていくように入っていく
ダンジョンの中を順調に進み
新人としては4人とも強かったようだ
俺が前衛でテミルが後衛というか後方警戒をして、ロメスとカラマがその間で弓や魔法を使い戦う形だ
「今まで前衛と後衛を分担出来なかったからこんなに早くここまで来たことなかったな」
テミルがつぶやいていた
「そうなんだ、俺役に立ててるならうれしいよ」
「レマールは役に立ってるさ、でも前見てないとダメだぞ」
カラマが注意してくれたので俺は素直に従った
「ごめん、ちゃんと前見るよ、というか扉開けるよ」
俺が後ろ向いていたのもこの先が扉だったからだ
ダンジョンに扉なんてなんであるんだろう?とか考えていたが
「あぁ、開けてくれ」
テミルが言ったので考えるのをやめて扉を開けることにした
「じゃあな」
ロメスの言葉の後に扉は俺だけ残して閉まった
実はここはボス部屋でボス部屋はボスを倒せなかった場合ダメージそのままで次のパーティが戦うことが出来る。ただし中に居る人間が死ぬまでは開かないようになる
しかもボスは人を倒すと強くなるのだ。ダメージはそのままボスが強くなりボスが強くなるとレアアイテムを落としやすくなるという噂があるらしい、怪我してたボスに出会った冒険者が良くレアアイテム出たと自慢していることが原因らしい
その噂のせいで俺は一人ボス部屋に取り残されたようだ
そんなことを考えながら俺はボスにダメージを負わせ
俺自身も盛大にダメージをくらう
強化の魔法で強化した体じゃなかったら死んでたであろう攻撃を何発も受けながらなんどもボスに攻撃を続けた
止めの一撃を入れたと思ったとき剣が砕けた
剣が砕けた時体勢を崩してしまいその瞬間を見逃さずボスは俺の背中に拳をたたきつけてきた
俺はそのまま動けなくなりボスに殴られ続けてそのまま意識を手放した
気づくとまた町役場のような空間にいた
ということは死んだのか
「また転生なのか?」
そんなことを考えていると目の前に事務員が現れた
「前世では怠けて、今世では努力をしてくださいと言ったのに体を鍛える努力しかしなかったんですね、生きる努力が足りませんでしたね。なので今回の評価は魂の消滅になります」
「え、転生じゃないんですか?消滅って確か居なくなるって言ってましたよね俺の人生これで終わりですか」
「1度転生できただけでも良いんじゃないですか?お疲れ様でした」
その瞬間 真っ暗になった
「今回もうまくいかなかったのう」
「そうですね次はもう少し面白そうな人をあの世界に送り込みましょうよ、ちょっとつまらない物語になってますよ」
「お前さんの人の『体験した人生を小説にする』能力が楽しませるように出来てないんじゃないのか?」
「失礼な、もっと楽しい面白い人生なら私だってもっと長く楽しい小説に仕上げて見せますよ、今回の人間が本当につまらなかったんです、次はもっと面白い人を送ってくださいね。神様が創ったんですよ、私の能力を見つけたときに「ここに世界造るから、この世界に誰かを送り込んでその人生を私に書かせよう」とかわけのわからないことを言ってもう何人目ですか全部つまらない死に方やつまらない一生しか送ってないですよ」
「もっと楽しく生きてくれると思ってたんだがのう、次ぎこそ楽しくなるよう世界に設定足すから次ぎヨロシクね」
「次こそ頼みますよ私だってこの能力を生かしたいんですからもう200年もつまらない小説しか書けないとか情けないです」
「うんうん、次こそ良い人材あの世界に送るから」
こうして延々と死んだ人があの世界に送り込まれるのであった
拙い文章で申し訳ないです
この作品は「ひどい」と自分で自覚するための作品で自己満足です
読まれた方には感謝を




