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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

黄昏の時間

作者: 川崎

ホラー短編集で記載して行こうかなとおもってます。

私のお母さんは物語に出てくるお姫様みたいにいつもキラキラしてて、かわいいお洋服をたくさん持っていて、すごくすっごく綺麗なの。

そんなお母さんが私は大好き、もちろんパパも大好き、いつも私をお姫様扱いしてくれるの。寝る前にはいつも甘い飲み物を飲ませてくれて、安心していっつも朝まで寝ちゃう、

自分で起きるのが苦手な私をいつもパパはおはようのキスで目を覚ましてくれる、まるで私は白雪姫のように感じて毎日が楽しいの。

ママはお家にいるとき、いつも何か手に持っていてそれもキラキラしてる、パパはママがあれを持っている時はお仕事中だからそばにいって邪魔しちゃだめだよって、教えてくれる。

私はパパとママの言うことは絶対まもるって決めてるからいつも通り、自分のベットに行って、パパが呼ぶまで待ってるの。

でも今日はパパとママ一緒にお出かけしちゃった。舞踏会でもあるのかな。

いいなぁ、私もいつか絶対に行ってみたい!


 そのまましばらく時間がたって、私がいつもならパパに甘い飲み物をもらって眠る時間に今日はお外から2人の知らない青い服を着たおじさんと1人女の人が来た。ママみたいに綺麗なお洋服も着てないし、キラキラしてないからきっとこの人たちはたまに来る、パパの使用人さんかなにかなんだ、そう思ってわたしは2人に向けて話しかけた『パパから頼まれてきた人なの?ちょうどわたし寝るところだったから、よかったらまた飲み物飲ませて欲しいな』

でも、その人達はずっと家の中をみて、固まっていた。顔に手を当てながら、何かみちゃいけないものでも見るかのように。

早く寝たいのもあって、再び声をかけようとした時に女の人にわたしは抱き抱えられて、

『もう大丈夫だよ』そう言葉を伝えられた、

一体なんのこと?そう疑問に思っている間に私は抱き抱えられたまま、その女性に外に連れ出された、通りすがり男の人が私のベットに指を刺してこう言ったの。

『ダンボール…』

……ダンボールってなに?

 この日を最後にワタシはパパとママに会うことが出来なかった、どれくらい経ったのかわからないけど、前に住んでいたところとは違って、使用人さんの格好をしたみんなと同じ格好をさせられて、色んな人が一緒に暮らしてた。ワタシはパパとママとみんなで暮らしてたお姫様のような日々が恋しかった。毎日、まいにち泣いた。でも泣き疲れたあと、段々と楽しかったパパたちとの思い出が薄れていってしまいそうで怖くなったの。だんだんと、だんだんと消えていきそうで怖かったの。だからワタシは忘れないように、綺麗なキラキラしたものを集めて、自分でママみたいな赤いドレスを作って、それを着てみんなにもお姫様みたいにしてもらおうと思ったの。

でも中々キラキラしたものは見つからなくて、困っていたところに、子猫が私の近くに来たの、とっても可愛いねこちゃんがすっごくキラキラしてるものを持ってたの。それも2つも、だからねこちゃんにお願いして、半分だけ貰うことにしたの、猫ちゃんの次はカラスさんが来てくれて、そこからは色んな色のキラキラが集まって、白いシーツを赤くして、いよいよ準備が出来た。これをつけて、赤いドレスを着ればワタシはママみたいにキラキラのお姫様になれる。そう思って、大きな使用人さんたちの集まってる部屋にいって自慢をしに行ったの、そしたら大成功。

みんながワタシに大きな声援をくれたわ。

意味がわかると怖い話作ってみました

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