第6話「サキュバスの食事」
なんだかんだ気合入れた回(多分)
第6話サキュバスの食事
ゆっくりと、自らその布を取り払っていく。
生まれたままの姿を相手に晒し、それに答えてくれるかのようにゴブリンも反応する。
そのままゆっくりと干し草に押し倒し、邪魔な布切れ全てを捨てる。
もはやそれは皿の上に乗った、食材そのもの。
後は美味しくいただくだけ、この行為はサキュバスにとって、人間が料理で飢えを満たすのと同じだ。
そう、私は飢えていた。
プツン..と自分の中で何かが途切れる、音がした。
『....あ..あれ...?ここは...』
ぼやける視界、どうやら気を失っていたらしい。
体を起こして何が起きたのか、確認する。
そこには文字通り、カラカラに干からびたゴブリンだったものが散乱していた。
それはまるで食い散らかしのようで、誰がこんなことしたのか、嫌でもすぐに理解した。
『私..そんなに性欲つよつよではないはず..だぞ...???????』
結局連れ込んだところまでは覚えているが、肝心の初体験がどうだったかは、なんにも覚えていなかった。
ただ意識が戻ってから随分体が軽い、率直な感想メチャクチャ元気になった。
もうあれだけ空いていたお腹も、今は落ち着いている。
『にしても..どんだけ食った..??』
一応巣の中を見て回っても、ゴブリンの抜け殻しか見つからなかった。
その過程で、囚われていた女性陣を発見。
可なり疲弊しているが、幸いなことにまだ生きているみたいだったので、有り余っていた精エネルギーを分け与えることにした。
他者から奪う事ができるんだ、分け与える事だってできるだろう。
でもいいやり方が思い浮かばなかったので、口を開けて自分の唾液を飲ませることにした。
まさかこんなところでユリユリできるとは、思わなんだ..
最後に、前に通りかかった宝物庫に向かった。
どうやら前に拾ったバック、いくらでも物を収納できる万能アイテムだったみたいで、ここにある金銀財宝を全て収納。
ついでにと女性陣も収納して一緒に、外にお持ち帰りした。
『バックに人間も入れられるとか..怖いな...』
これを悪用した人さらいとか、ありそうなんだが..?
収納していた3人を取り出して、木を背に寝かける。
勿論ステイさせておいたスライムとも、無事に合流。
『おぉ、ミニミニスライム~無事にもどってこれたぞ~』
スライムも心配してくれていたのか、ずっと頬にすりすりしてめっちゃ可愛かった。
『さて..この三人どうしたものかな~』
まじまじと見てみれば、一人は僧侶のような服装で、もう二人は比較的動きやすそうな格好だし..冒険者パーティー的なのなのか..
『でもここに放置しておくわけにもいかないし..目が覚めるまで待つか..』
食事は十分とったし、しばらくは持つだろうし、彼女たちが起きるのを気長に待つことにした。
エロゲあるある
サキュバスのお姉さん大勢にもみくちゃにされたい(これは願望)