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45話 勧告に参りましょう

今回、短めです!

「4勢力による同盟ですか……」


「ええ、これ程までに高位の存在が集うと流石に壮観ですね」


「……」


 ミーシャもシルヴィアも優雅にお茶を飲んでるけど……これ大国でも絶対に滅ぶ光景だからね?

 てか、あの軍勢を構成するのは、一体だけでも国が滅亡しかねない存在ばかりだし。

 例え勇者と魔王が手を組んだとしても、絶望的な光景だからね??


『いやぁ、流石は悪魔ちゃんとその眷属達だ。

 この大軍勢を前にして、優雅にアフタヌーンティーとはね』


 本当だわ。

 シルヴィアもミーシャも、もうちょっと緊張感を持って欲しい。


「んっ!」


 このチーズケーキ美味しい!!


『キミもだけど』


 え? 何言ってんの?

 こんなにも緊張感たっぷりなのに。

 そもそも! 敵は大陸の頂点に君臨する4人の王をトップとした、4勢力による大同盟軍だよ?


 確かに負けるつもりは微塵もないけど。

 大陸中央部をホームとする私達は、そんな化け物共に四方を完全に包囲された四面楚歌状態。

 この状況で緊張感を持たない方が難しいわ!


「しかし、事前にシルヴィア様から話を聞いてはいましたが……永きに渡り敵対していた四魔王が手を組むなんて」


「四魔王?」


「はい、この大陸を支配していた4名の事です」


「彼らの名称については、レフィーお嬢様が発案なさった事前会議でお伝えしているハズですが。

 聞いておりませんでしたね、レフィーお嬢様?」


「……」


 わぁ、チーズケーキだけじゃなくて、ココアも美味しいなぁ。


「レフィーお嬢様」


「……ごめんなさい」


「「っ!!」」


 でもね! 仕方ないと思うんだ!!

 だってさ、まさかこの大陸の四方にある勢力が国を形成してるなんて思わないじゃん!

 初っ端に受けたその衝撃のせいで、後の話なんて殆ど入って来ないのも仕方ないでしょう!?


 しかも、遠隔透視魔法で観察したところ、結構発展したちゃんとした文明国家だしさ。

 普通に人の格好をして、上質な衣服を着て、高度な建築技術を持っていて、お城まで築いているなんて想定外すぎる!!


 さらに! シルヴィアが作って配ってくれた資料によると、それぞれの勢力……国を統治する王は、勇者や魔王すら凌駕する強者らしいし。

 遠い目をして現実逃避しちゃったのも悪くないと思う訳よ。


「お嬢様っ!!」


「ご主人様!!」


「むふっ!?」


 て、敵襲か!?

 しかし、大軍勢はまだ外だし……と言う事はまさか、既にダンジョン内を彷徨ってるヤツらがランダムでマイルームに強制転移されて来たのか!!


 いつかはあるだろうと思っていたけど、まさかこのタイミングで来るとは……

 と言うかシルヴィアはわかってたけど、ミーシャのコレもなかなか……悔しいけど、良いモノをお持ちのようで。


「さて、レフィーお嬢様。

 愚かにもお嬢様に敵対する者共へと勧告に参りましょう」


「ふふふ、あのような者達にさえもご慈悲を与えるだなんて。

 ご主人様は本当に慈悲深く、お優しいお方です」


「え、うん。

 ありがとう?」


 あれ? 敵襲は??


「念のため私とミーシャのそばを離れないでください」


「ご安心ください、ご主人様に襲い掛かって来る無法者は漏れ無く氷像にしてやります!」


「そう、よろしくね?」


「では、参ります」


「わっ!」


 困惑してる間にシルヴィアによって抱き上げあれ、次の瞬間には視界が切り替わった。


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