337話 別にダラダラしてたわけじゃない!
多分。
恐らく。
十中八九。
ステータスに抜けがあると思うので、どなたか気づいたらご連絡ください!
お願いしますっ!!
アレス公国を滅ぼし。
バカで愚かな羽虫共……熾天使を叩き潰して。
ペトロを堕天させて私の配下にして。
そして! 悪魔族の本当の力を世界に見せつけてやった日!
私達、悪魔王国とクズ勇者共の人類及びクソ女神の連合軍との大戦勃発の火蓋を切ったあの日から、早1週間!!
「ふん、ふん、ふ〜ん!」
自分の寝室の、ふっかふかなベッドの上でうつ伏せに寝転がって足をパタパタさせながらの読書!
ベット脇に置いてるサイドテーブルにはココ……こほん、大人なブラックな飲み物を用意してるし。
当然、ベッドの上のすぐ近くにはお菓子類も準備済み!!
「むふふっ!」
素晴らしい。
実に素晴らしのであるっ!
『悪魔ちゃん……一応、戦争中なのにそんな事してて良いの?
それに読書って、それマンガでしょ?』
「ふふ〜ん!」
問題無い!
確かに昔はこんなはしたない真似は許されなかったかもしれないけど、今の私は公爵令嬢では無くて悪魔だもん。
こんな事をしちゃっても何〜にも問題無いのだっ!
私がこうして寛いでるのは雑事は自分達がやるから私は自由にしてて良いって、シルヴィアに言われたからだし!
もし仮にシルヴィアにこの場面を見られても怒られる事は無いハズ!!
「あと、マンガも読書」
マンガは読書じゃ無いってのはちょっと聞き捨てならないんですけど?
そもそも、私のホームである迷宮、魔神の試練の権能で地球のマンガを購入できるようにしたのはお前だし。
その権能を使ってお取り寄せしたマンガを読んでるだけなのに文句を言われる筋合いは無い!
わかったか!!
『はいはい』
そしてっ! お前も知ってると思うけど。
この1週間、私だって何もして無かったワケじゃ無い。
今は休憩時間なのだよ。
あの大浴場での裸の付き合いの後に行った会議での決定。
それに伴ってさっきも言った通り、軍の指揮とかの雑事はシルヴィア達がやってくれる事になった。
だからこの1週間は自堕落に過ごしつつ。
ちゃんと自分のステータスを確認したりして、のんびりと自堕落に過ごしていたのだよ!!
おかげでクズ勇者共と会話したストレスが解消されて体調も万全!
『自堕落って2回言ったね』
重要な事だからな!
今の私のステータスは……
「ステータス」
名前:レフィー
種族:魔神〝デヴィルロード〟
称号:「原初の悪魔」「神の敵対者」「ダンジョンマスター」「大罪の主」「大魔王」「悪魔の神」「超越者」
眷属:シルヴィア、ミーシャ、ミリアーナ、グラン、リリィー・カーディナル、セラフィル、アリシア
DP:────
・ユニークスキル
「付与者」「付与魔法」「魔導書」「迷宮創造」「創造者」「未来視」「暴食者」「怠惰者」「強欲者」「傲慢者」「嫉妬者」
・固有スキル
「魔力体」「神速再生」「物質創造」「魔王覇気」「神眼」
・固有魔法
「滅光魔法」「星天魔法」「虚無魔法」
・エクストラスキル
「解析鑑定」「思考加速」「神羅万象」「魔素支配」「空間支配」「叡智」「魔導」
・特殊スキル
「ステータス」
・スキル
「魔闘術」「魔刀術」
・耐性
「魔法無効」「物理無効」「状態異常無効」「精神耐性」「聖魔耐性」
とまぁ、ぶっちゃけ6年前と殆ど変化無い。
各種の魔法はマリアナから魔導書を奪った時に統合されたし。
まぁ、今回の目的は1週間前に獲得したユニークスキル3つの検証だったし。
コレは断じてこの6年間、私が修行をサボってたわけじゃない。
神の位にまで至ったらステータスはあんまり変化しないらしいし。
そもそもな話、私とまともに渡り合えるヤツなんて殆どいないからステータスに大きな変化が無いのは仕方ないのだ。
『誰に言い訳してるの?』
い、言い訳なんてして無いわ!
そんな事よりも、1週間前に獲得した〝未来視〟〝傲慢者〟〝嫉妬者〟のユニークスキル3つだ。
未来視。
コレはその名の通り、起こり得る未来の光景を見る能力。
ペトロが持っていた未来予知よりも高性能で、何もしなかったらその未来は確実に訪れる。
次に傲慢者。
もはやお馴染みの大罪系のユニークスキルだけど。
これは所謂バフとデバフを司る権能。
自身を強化して同時に相手を弱体化させる。
そこまで目立った特色はないけど、その性能はかなり高い。
例え格上相手だとしても関係ない。
耐性、無効化とかのスキルを全部無視して全ての存在にバフでもデバフでも掛ける事ができる。
そんでもって嫉妬者。
これはスキル保有者の我が儘を押し通す力。
例えば割れた卵を、割れてなかった事にしたり私の願い通りに事象を捻じ曲げる事も可能って言う結構なぶっ壊れ性能。
「けど……」
ぶっちゃけ、それらは全部〝付与者〟の権能でやろうと思えばできちゃうんだよねぇ。
ハッキリ言って傲慢者と嫉妬者の権能はショボイと思う。
『いやいや、そんなな事を言うのは悪魔ちゃんくらいだよ。
大罪系のスキルはユニークスキルの中でも最上位なんだから。
悪魔ちゃんの〝付与者〟が規格外すぎるんだよ』
まぁ、何にせよ。
これらの検証をチョチョイと終わらせてこの6日間はちょっと長い休憩をしてたってわけよ。
断じて何もせずにダラダラしてたわけじゃない!
「ふぅ〜」
とは言え、この休憩も今日までだけど。
マンガも読み終えた事だし……
「ふふっ」
予定通り。
そろそろ始めよう!
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