やわらかい
うーん。うーん。
ジュード様がエッチって言った
ジュード様がエッチって言った...
そんなまさか...ジュード様がエッチ...
「ハッ」
気がついたリーリエが体を起こすと
ジュードが丸椅子に座りリーリエの手を握ったまま寝ている
な、なん、寝顔、か、かわ、かわ、はわわわわわ
「!」
ライナー様が此方を見て口に指を当てている
シー?
さっき起きたときは、手をニギニギしてたけど、今度は握ったまま寝てしまっている
眉毛がへにゃってなってる、睫毛長っ、鼻筋キレイ、お口が少し開いてるわ~
プギャー萌えじぬううううううううう
この手をニギニギしても良いかしら?
リーリエは、ジュードの手をニギニギした
フギャアアアアアアア
ちょっと骨ばって男の人の手だ~
あー、この浮き出てる血管とか、カッコいい
手だけでカッコいい...この袖少しまくりあげたい
フギャフギャ葛藤しているわりに
煩悩が抑えられていないリーリエだった
リーリエがふんすふんすおふらんすしていると
ライナーが声をかけた
「リーリエ様、あまり動かれない方が...」
ライナーの声に現実に引き戻された喪女の顔でビクッとする
「あ、は、はう」
「?」
「こ、この事はジュード様には、御内密に...。」
「何がですか?」
「ジュード様の手を触ってしまったので...」
「いや、そこのハゲが先に触ってましたしね。頬にも接吻かましてましたよ。」
「!!」
リーリエは頬を包み込む
「う、ん」
手を離されたためか、ジュードが目を覚ました
「んー、眠い」
のびーっと猫のようにリーリエの方に手を伸ばす
フニャッ
ん?やらかい
フニャッフニャッフニャッ
「dぐりfhbhkjくゆdfsbvんbmhじゅyjんkjkjふじこ!!?」
「あ、ゴメン」
目が覚めたジュード王子に固まった状態のリーリエ
ジュードのグーでリーリエの右乳が形を変えておりました
ライナーが言った
「ジュード様のエッチ」