おねだり、のちに夢心地 〜「藤と牡丹」
ぷち企画の時に参加してくださったごんたろうさんが、みてみんのブログで題材募集をしてらっしゃいました。ええ、恥が追いつかないスピードで申込みましたとも。タッチの差でふた枠目をゲットし、難易度高しとわかっていてなお(←鬼畜)「藤と牡丹」という拙作の短編キャラをお願いしました。
「藤と牡丹」というのは、いたって真面目にかいたお話で、ジャンルは相当悩んだ末の純文学です。
現代の男女がふらりと不思議な祭りに迷い込んだところからはじまり、それぞれが着ていた浴衣の柄になぞらえて男性が「藤」、女性が「牡丹」と呼ばれています。
夜、祭り、浴衣、提灯。
なんとなくイメージが伝わるでしょうか。本編は幻想的な雰囲気を出そうと奮闘しまして、そしたらごんたろうさんがばっちし表現してくださいました!
あひゃーーーー! いやね、難しいと思うんです。男女の浴衣姿ってそれだけで難易度高いですよ。それを頼んだ私の鬼畜ぶりもさるころながら、ごんたろうさんのこの再現性の高さ!
ごんたろうさんの絵柄は、情緒豊かでしっとりした雰囲気がありまして、じゃあ「藤と牡丹」を描いてもらったらさぞや……! と考えたあの時の私。超グッジョブ。もうほら牡丹めっちゃかわいい。藤のこの不安げな感じはドンピシャ。賑わうお祭りの様子に、どこか浮いている二人とかもうね……(絶句)
そして丁寧な前面色塗りですよ。味わい深いったらありゃしねえ。すごい。ああもうすごい。
ごんたろうさん、素敵な絵をありがとうございました! あへへへ!
あとごんたろうさん、遊び心もすごい。ぷち企画に参加くださった「エンドヌッデス」とかポセイドンがスイカ刺してる「海の神のなつやすみ」とかすごく好きです。
下記ごんたろうさんのお部屋
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