〜STORY 83 6月3日 参〜
「おはようゆ~ちゃん!最近雨が多かったけど今日は晴れてよかったね!!」
「おはよう飛香。傘持っていくと荷物になるから助かるよ…」
「じゃあ僕が優希の分を持っていってあげるよ(まぁ僕と相合傘をするから一本だけしか持っていかないんだけどね)」
「それは助かるんだけど璃玖の荷物を増やすのも申し訳ないし遠慮しとくよ…」
「そうよ!どうせアンタのことだから一本だけしか持っていかなくて『僕のに入れてあげるよ』とかくだらないこと言うんでしょ!!そうはさせないわよ!!」
「その手があったか…(やれやれ……勘の良い女だなぁ)」
「絶対にやらせないわよ!!(ゆ~ちゃんと相合傘するのはこの私なんだから邪魔すんじゃないわよ!!)」
「あはは……まぁ濡れたくないしちゃんと自分のは持っていくから大丈夫だよ」
「「(´・ω・`)」」
「二人してなんでそんな残念そうな顔してるのさ!!?」
優希の家の目の前で待ち合わせをする優希と飛香
今日は朝練がないということもありいつもは早く学校へ行く璃玖も今日は一緒に登校することとなった
クラスで繰り広げるうやりとりに朝から疲れるが楽しそうにしている優希の背中を紫織は電柱の影に隠れながら見ていた
「(いいなぁ…私も優希くんと二人っきりで登校なんて出来たらどんなに幸せなことか…)」
後輩だったが優希と学校が同じだったことが分かるとすぐ様紫織はあの時のお礼をしようと声を掛けようとするも優希の周りには常に女子がいて近づこうにも紫織にその勇気が湧かず諦めていた
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