表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
44/266

〜STORY 43 4月21日 弐 〜

ガチャ!


「た、ただいま〜!」


「お邪魔しま〜す」


翌日の放課後、飛香は明日美の言う通り優希を自宅に招き入れた

優希にとっては幼い頃から通い慣れている為か実家までとは言わないが優希がくつろげる場所でもあるので何も緊張する事なく入ることができる

玄関には幼い頃の優希と飛香の写真などが飾られているのはずっと変わっていないのが優希にとって嬉しいことだったりする


「あらゆうちゃんいらっしゃ〜い!!さぁさ上がって上がって!今お茶入れるわね〜」


事前に飛香から連絡があったので準備を万全に済ませて飛香たちを出迎えた明日美はタートルネックの白のセーターに上からエプロンを掛け下はワインレッドのロングスカートと外出時のおしゃれな格好をしていた

椿には劣るものの明日美もかなり胸の発育が良いのでタートルネックのセーターが妙に艶かしく見える

正直、飛香の為に優希を招き入れ誘惑するはずなのだがこれでは明日美が優希にアプローチをしているみたいになっていた


「…………【プク〜ッ】」


飛香もそう思っていたのか明日美に対して頬を膨らませ怒っていた

優希もそれが目に入るのか少し見ていたがすぐに視線を外した

それを見逃さなかった明日美は胸を優希に強調して見せつけた


「あ〜!ゆうちゃんったら……もう、おばさんの胸がそんなにきになるの〜?」


誘惑をする明日美は頬を少し赤く染めていて少し恥じらいがあるような表情が余計優希の心をくすぐっているようだった


「ち、違いますよ!……やめてくださいよ明日美さん」


「んん〜?何が嫌なのかな〜?」


恥ずかしがりながらそれでも明日美の方に顔を向けれない優希が可愛いと明日美の心をくすぐらせ、背筋がゾクゾクする感覚を覚えたようで更に胸を押し付けるように近づけた


「ママ……あんまりゆ〜ちゃんをいじめちゃ可哀想でしょ?そろそろ中入ろうよ」


優希のフォローのためか明日美の優希へのアプローチが流石に見るのが辛くなってきたのか飛香が優希と明日美の間に入って止めに入るが優希には見えないが明日美への表情は明らかに怒っている


「(私のゆ〜ちゃんなの。それ以上はママも許さないから」)


口パクの明日美へのメッセージは明らかに攻撃色で目にも殺意が混じっていた

それが嬉しかったのか明日美も同じような目つきになった


「(その表情は大切よ。絶対に逃しちゃダメよ?)分かったわ、飛香。ゆうちゃんをお部屋に招きなさい?後で紅茶を持って行くわ。」


明日美が優希から離れ台所に戻ると飛香は優希の手を引いて階段に上がって自分の部屋に招いた


読んでいただき誠にありがとうございました!!


もし良かったら高評価、ブックマーク、感想などいただけたら嬉しいです!!


では次回もお楽しみに!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=992342980&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ