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~STORY 189 8月7日 ②~ 

「ふふふ、結局ゆ〜ちゃんは可愛いまんまだったけどね〜」


優希の寝顔を眺めながら飛香は幼い頃の優希の姿を思い出して身体をくねらせていた

細身で服の上からではあまり分からないが優希の身体はかなり絞られ引き締まり、腹筋も背筋も柔軟に成長していた


「でも…ずっとずっと頑張ってきたんだね。」


飛香は優希の身体を触りながら優希の積み重ねてきた努力の証を触れながら感じ取った


“飛香よりも強くなってみせる”


幼い頃自分に強く誓った幼馴染の姿をずっと見てきた

徐々に育っていることも飛香は知っていたし、他の人が気づかなくても飛香だけは分かっていた

だからこそ……飛香は思う


「壊れたなんて言ってたけど……それはゆ〜ちゃんの成長じゃないかな?だって…、欲望に忠実になったってことと同義だもんね」


飛香は優希の髪をなぞりながら優希の成長を喜びつつ少し残念そうに感じた

本当なら自分のために強くなってくれた男の子を綺麗で美しくなった姿で迎え入れ、2人で幸せになるつもりだった

しかし優希の欲望は、飛香の願いとは違う形で実現しようと走り始めていた


「でも、そんなゆ〜ちゃんでも…あたしは世界中の誰よりも……ゆ〜ちゃんのことを愛してるの。たとえ…ゆ〜ちゃんのNo. 1にならなくてもね」


飛香は眠る優希にそう呟くと優希の唇にキスをした

アイスを事前に食べたわけでもないのに口の中に甘い甘いスイーツの味が流れ込んで溶けていく

世界中のどんなにも甘いスイーツでも勝てない しかも他のスイーツでは変えようがない唯一無二のスイーツ


「チュッ……クチュゥ……はぁ///……ゆ……ちゃん///」


口の中に流れ溶け込むこのスイーツの味に飛香は夢中になりながら求めた

優希の唇を吸っては舐め、舌を啄ばみ舌を転がせて堪能した

優希の唇を楽しむ中で飛香の手を優希の胸元に当てて摩るように撫でた


ムクムク…


「!!?」


暫くキスを続けていると優希の秘部が徐々に大きく反り返っていくのを確認した飛香は

優希の大きく反り返った秘部を凝視しながら恍惚な眼差しを向ける


「ふふ、ゆ〜ちゃんったら……朝からあたしのことを妄想しておっきしちゃったのかしら?可愛いなぁ…♡そんな夢の中で妄想しなくたって起きたら本物のあたしが全部してあげるのに…♡」


「うぅん、つ、つばきさん……。だ、だめだよ…そこは…敏感!」


「【ブチン!!】あたしというものがありながら夢の中でおば様と浮気とはいい度胸じゃない…。【ギュム!】」


優希の幸せそうな寝言が癇に障り飛香は優希の反り返った秘部を根本から思い切り握りしめた


「いでデデデデデデで!!?な、なになになになに!?」


驚いた猫の如く飛び上がって起きた優希は秘部を抑えながら和室をぐるぐる走り回った


「おはようゆ〜ちゃん。なんだかと〜っても気持ちの良さそうな夢を見ていたようだったけど?【ニッコリ】」


「ひぅ!?あ、飛香…お、おおおおはよう…。き、気持ちよさそうな夢って何のこと?」


「ふん!知らない!!【ぷいっ】」


凍り付くように冷たい笑顔を放ちながら挨拶する飛香に優希は怯えながら返しつつ夢のことを聞くと飛香は頬をぷくーっと膨らませて拗ねた表情でそっぽを向いてしまった


「(な、なんだ!?僕飛香に何言ったんだ!?夢の内容なんてぼんやりとしか覚えていないぞ〜!?)」


ぐっすり眠っていて夢の事など微塵も覚えていないのだが飛香の拗ねた様子を察するにどうやら飛香以外の女性の名前を言ったのだろう

もしくはそれ以上のことを言ってしまったのでは?

そうブツブツ呟きながら思考してするがやはり何も思い出せない


「……ぷっ、…くくくくくく……あっはははは!!そんなに怯えなくても全然怒っていないから大丈夫だよゆ〜ちゃん!」


夢の内容を思い出さないとと再び和室の中をぐるぐる歩き回りながら思考していると突如飛香は優希に怒っていないとお腹を抱えながら笑い許したのだった


「な、なんだよ…てっきり僕は飛香以外の女性の名前を飛香に言っちゃってそれでおこいってるのかと思ったよ……」


「え、そうだよ?」


地雷を踏んだとはまさにこの事なのだろう

足元の注意喚起を怠り、何も考えずに踏み抜いた床には超弩級地雷が埋まっていた

石橋を叩いて渡るどころか思い切り踏み抜いた橋が一気に底抜けた気分だった


「ご、ごごごごごごごめんなさいぃぃ!!!で、でも…ほとんど覚えていないのは事実なんだ!」


素早く飛香の足元にスライディング土下寝をして飛香に謝罪する

このまま頭を踏み抜かれるのだろう


「(か、覚悟は出来てる…。もう一思いに……!!)飛香様の御意のままに!!」


しかし飛香は優希の頭を踏み抜くことはせずシーツを羽織りながら優希の身体を起こしながら優希の額を自分の額に当てた


「じゃあ…これから1時間あたしに濃厚なキスをして…?頭が痺れてトロトロになっちゃうくらいのキス…。息継ぎ以外しちゃダメだけど…出来る?」


「じゃ、じゃあ…その、それで……お願いしまs…」


「クチュ…んぅ…///」


返事を返しや否や、飛香は優希の唇を覆った

読んでいただき誠にありがとうございました!


是非!高評価、ブックマークよろしくお願いします!!


作品執筆力向上に繋がりますので作品への感想もお待ちしております!


あと、Twitterで色々呟いていますので是非フォローしてください!


では次回もお楽しみに!!


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