〜STORY 133 7月5日 ③〜
「え…?どう…して……?」
優希は先程まで自分から揉ませていたのにいきなり手を離させた葵の行動に押し倒されている今の状態から離れられることも忘れて只々驚くことしかできなかった
「ん〜?どうかしたの優希くん♡もしかしておっぱい触れなくなっちゃって寂しくなっちゃったのかなぁ〜♡?」
自分の行動の意図が分からず呆けている優希に葵はからかうように自分の胸と胸を寄せて誘惑をする
「そ、そんなこと!【チラッ】…ある訳ないじゃないですか!【チラッ】い、今は家庭教師の…【チラッ】時間な訳ですから…」
「…今セリフの間に3回くらい私のおっぱい見てたよね〜?お姉さんのおっぱいの感触を優希くんの身体は求めちゃってるじゃないの〜♡?」
葵の顔を逸らしながら言い訳を話しているがすぐそこにふよんふよん♡と揺れている葵の胸に視線が入ってしまいそれを葵は逃す訳なかった
「うふふ♡良いんだよ優希くん?」
そう言って葵は優希の手を取ると自分の胸に届く寸前の所で止めた
「な、何がですか……?」
「私のおっぱいは優希くんのものなんだから優希くんの意思さえあればいつだって触っても良いんだよ?だってあなたに触って欲しくて頑張って育てたんですもの♡」
葵は自分の胸を誇らしそうに撫で見つめると再び視線を優希に戻すと優希の手を引いて胸を触れる寸前で止めて離しては引き寄せる動作を繰り返した
「優希くん、貴方がさっきまで見つめていたこのおっぱいが今貴方が手をほんの少しだけ伸ばしただけで触れるし揉めるんだよ?」
息を荒げて興奮している葵は優希を触らせようと急かしてはいるのだが早く優希自身の意思で触って欲しくて少々強引になりつつある
「で、でも!やっぱりこういうのはちゃんとお付き合いして二人が愛し合って行うものじゃないんですか!?僕と葵さんは…その、付き合って…ない訳ですし……」
優希は視線を葵の胸に向けつつもやはり良くないと思った優希は強引に目線を逸らしたのだった
その言葉と行動に葵はかなりのショックを受けていた
見てくれない触ってくれない以上に優希に「付き合っていない」とはっきり言われたのがかなり応えたようだ
「(うぅ…、へこたれちゃダメよ葵!ここで引く訳には行かないんだから!!あんな事があった優希くんに何も仕掛けないとあの女に優希くんを取られちゃう!!)」
だが葵はへこたれない
何故なら葵は優希と晴菜がキスしたことを知っているのだ
優希の行動は逐一確認している彼女は優希が体調を崩した晴菜のお見舞いに行くことも当然把握しており優希を見守っていたのだがそこで彼女は優希と晴菜がベットの上でキスしている姿をカメラに捉えてしまったのだ
「(あの晴菜って子が優希くんに好意を知っていたのは知ってるけれどあのお嬢様があんな大胆に行動をするなんって思わなかったわ…。)」
その時はかなりショックだったのだがそんな葵にも幸運が舞い降りたのだった
テストが明けて一週間後の休みの日まで優希との家庭教師の時間が無いと思っていたのだが優希の方から家庭教師の依頼が湧いたのだ
そしてキスしてから優希の気持ちもだいぶぐらついているのも優希を見守って分かったのだ
「(こんな大チャンス見逃すようなヘマなんかしないわ!私のこの身体の全てを使って優希くんを手に入れる!!)」
そう決意して話は今に戻る
葵は優希の姿を上から眺める
「……【チラッ】…………っっ!【バッ!】……【チラッ】………っっ!【バッ!】」
顔を赤くして葵の姿を見ないようにしてはいるが気になるようで見ては逸らしまた見ては逸らしてを繰り返していた
「(ふふふ♡やっぱり私の身体が気になってしょうがないのね?貴方が求めれば私はいつでもこの身体を捧げられるのになぁ〜♡……あっ、そういえば……)【ぺろり】」
ふと何かを思いついたようで葵は舌なめずりすると葵はそっと優希の顔に自分の顔を近づけた
「…な、なんですか葵さん?そろそろ勉強の方をさいか……」
優希の言葉を覆い被さるように葵は自分の唇を優希の唇に重ねたのだった
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ありあっした~♪