システムの執行者
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全てを翻すのは、それからでいい。
“氷龍”の称号に相応しい“執行者”として、いつか……!
この世界には全てのものが魔法と呼ばれる力を持ち、旅する“冒険者”がおり、“執行者”がいる。
人々が過ごすその世界には、歪みがあり魔物が存在する。
魔物は現存する何かに憑き、怪物となり世界に害をなす。
そんな魔物に魅入られた魔物憑きは世界の正常化のため、早急に処分をしなくてはならない。
“冒険者”は魔物、怪物を倒し、
“執行者”は、歪みが犯す魔物憑きを狩る。
彼女リーザロッテ・アイシクルは“執行者”として過ごし生き、そして世界の闇をみる。
――*悲劇と裏切りと心の傷のアクション系ダークファンタジー*――