恋はいちゅもトキメキ♡彼の耳には傾けぬぅ
初投稿作品になります。作中ではなにかと遠回りな表現をしていますが、一応僕の中ではメッセージ性のあるものを目指しています。どうぞお楽しみください。
案の定ベンツに乗りこいつは来た。3分の遅刻だ。全く、こいつ、そうこいつはいつもこうだ。湯葉を片手に刺身を片手にサングラスを咥えてバイトに来る。ああ、上司の私の事も考えずにこいつはやって来る。この前はマリ共和国(前歯)の民族衣装を片手に刺身を片手にやって来た。そういえば、カラーボックスを着てやって来たこともあった。…あいつは突然やって来る〜♪いつも突然やって来る〜♪………はっ!夢か現か。解らん、私分からんねん!最近は去年死んだはずの彼が夢にやって来る。いつのまにか私の頭は彼の後ろ姿でバーゲンセールを行っている。はぁ、いつもだったらあいつが来るんだけどなぁ。
「ピンポーンぬ」玄関から声がした。はーい。慌ててドアを開くと会社員のコスプレをしたこいつがいた。「センパーイ!タコパ、しませんか?」
これはこんな私たちの日常の物語である。
読んで頂きありがとうございます!脳天ぶち抜かれるぐらい嬉しいです!続きが気になる場合はどしどしコメントしておくんなまし!