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神様がくれた長い休日  作者: ハイカラ
2/3

決意

振り返るとそこには年は12、13歳ぐらいだろうか長い黒髪を後ろに束ね

衣装は巫女の様だが動きやすそうなミニ袴を着て立って・・・

数十センチほど浮いて居る少女が居た


「へ?」

「ん?」

「いやいやいやいや願い?」

「そう願い、一人になりたかったのでしょ?

 望み通りこの世界の人間は貴方だけ妻も居ない子供も居ない

 がみがみ五月蝿い上司も居ない

 ここは貴方だけの世界よ、さぁ思う存分楽しみなさい!」

「え~・・・」

「え~って何よ?

 せっかく望みを叶えたのに何その反応神に喧嘩うってんの?」

「いやでも…え~マジですか」

「マジですよ」

神様から聞くとどうやらココは神様が作った現実世界を人以外をコピーペーストした世界だそうだ

言わゆる平行世界パラレルワールド

電気もある上下水道もそのままあるが維持する者が居ないので

恐らくそのうち止まる可能性があるのだろうか

原発や核兵器といった放置していると一瞬で世界が滅びるような物は

そんなので終わったらつまらないからとサービスで除外してくれたらしい

って色々話しを聞いてると神様の気まぐれで世界を創造しちゃって

巻き込まれたらたまったもんじゃないよ…

くそっこのロリババアめ…絶対生き抜いてハッピー生活を満喫してやるからな!

「でこれからどうするのよ」

「どうするたって食料調達したら一旦家に戻って何か必要な物を考えないと…」


とりあえず目の前にあるコンビニ入ろうか

そのまま時間が止まったかのように動かなくなった車達を避けながら

道路を渡り向かいのコンビニに入る


(涼しい…)


ホントに電気も通ってるのだな…

とりあえず空腹に負けてその場でオニギリを1つ食べながらお弁当と飲み物を2つ袋にいれる


「ずいません頂いていぎます…モグモグ…」

「もぅ食べながら喋らないでよ」


誰も居ないカウンターを抜け外へ出ようと自動扉が開く

ブワァ

じめっと生温い風が入り込む


家までこっからだと3~4kmは歩かないと行けないのか…時間が惜しい

っというよりこんな暑い中歩きたくない

車…現実世界をそのまま止めて同じ世界を作ったのだから

道にある車は鍵も開いてるだろうし乗れるんじゃないかな

いや止まってる車をくぐって走れる訳がない

あっそこに止まってる単車バイクはどうだろ

信号待ちして居たのであろう単車バイクに近づいてみる

やっぱり鍵が付いてる

しかも最近出たばかりのSUZUKIハスラースクートの赤色じゃないか3倍テンション上がる

心地よいエンジンが掛かる


「こいつ…動くぞ!」


上々で家に向かっていった


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