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宿屋での出来事

取り敢えず書きました。

「ここがクレア達が泊まってる宿か?」



「そうだよ!結構大きいでしょ?」



そう言われてみれば確かにそうかもな。

ギルドからここにくる迄にいくつか宿はあったけどここの方が大きいし清潔そうだ。



「げど他のとこより高いんじゃないのか?これだけ外観からして違えば。」



「ふっふっふ!確かにここは他のとこよりちょっと割高だよ。けどここをやってるおばさんがカインの親戚だから、私達の紹介があれば安くできると思うわよ!でしょ? カイン。」



「あっああ、それくらいなら大丈夫だと思うよ」



カインの奴急に話し振られて焦ってやがるし(笑)

しかもさっきまでいない奴扱いだったのに割引目当てで話しかけた感がパネェ・・・



「そうか、なら世話になることにするわ。」



クレアを完全にお前から奪いとる為にな!!



3人が宿の中に入ると奥から恰幅のいいおばさんが出できた。



「あら、カインとクレアちゃんじゃない。依頼は終わったの?」



「ああ、終わったよ」



「まぁ私達だけだったら今頃ここにはいなかったと思うので、成功か失敗かと聞かれたら失敗なんですけどね。」



「そりゃどういうことなんだい?クレアちゃん。」



恰幅のいいおばさんは不思議そうな顔でクレアに問いかける。


「実は依頼のラピッドウルフ5頭の討伐は上手くいったんですけど、血の匂いにつられてビッグベアーが現れちゃったんです。」



「ビッグベアーだって!?よくあんなのに襲われて無事だったねぇ!?」



余程驚いたのか身体を揺らしてるおばさん。

あ〜・・今腹周りが波うったわ。



「はい、こちらにいるソウヤが私達のピンチに駆け付けてくれて助かったんです!!」



「ん?この子かい?そんなに強そうには見えないけど?」



またも不思議そうにしてるおばさん・・しつこいよ


「ソウヤは本当に凄いんですよ!!素手でビッグベアーをあっという間に倒しちゃったんですから!!」



「素手でビッグベアーをかい・・こんな子がねぇ・・まぁ私の甥っ子と娘みたいに思ってるクレアちゃんを助けてくれたんだ。

感謝こそすれ疑うなんてこたぁしないよ!」



「それでおばさん、ソウヤ今宿屋を探してるみたいなんだけど、ここに少し割引して泊めてあげられないかなぁ?」



早速おばさんに交渉してくれるクレア、全く動かないカインとは違うぜ。



「そうなのかい?そんなことでいいなら勿論いいよ!それで何泊するんだい?」


「今日冒険者に登録したから暫くはここを拠点にしたいな。1ヶ月くらいか?取り敢えず。」



「一泊が本来なら銅貨12枚を10枚にして銀貨3枚だね。」



「じゃあこれで頼む。」


俺は亜空間にしまった金貨を1枚取り出しておばさんに手渡す。



「金貨って・・あんたどっかの貴族かなんかかい?」


「違いますよ。さっきも話しにでてたビッグベアーの素材をギルドで売却してもらったお金です。」



「なるほどねぇ流石Dランクの魔獣ってことだね。素材の値段も高いって。」



などといいならがごそごそお釣を用意しているおばさん。



「はい、お釣の銀貨97枚だよ。無くさないようにおし。」



さっさと受け取った銀貨を亜空間にしまい、部屋に案内してほしい旨をつげる。


「あんたの部屋は303号室だ。クレアちゃんが302、カインが301だから分からない事があれば尋ねるといいよ。」



「分かりました。」



鍵を受け取り部屋に行こうとすると後ろでおばさんとクレア、カインが話している。



「にしてもクレアちゃん流石だねぇ、ビッグベアーを素手で倒しちまうような凄腕引っ掻けてくるなんて・・本当ならカインの嫁になって欲しかったけどあの子が相手じゃ仕方ないよ。」


「そっそんな!まだソウヤとは付き合ったりしてないです!」



そうは言ってるが顔は真っ赤で緩んでるクレア



「まぁカインも頑張っていい子見つけなよ!」



「・・う・うん。」



おばさんに言われ落ちこんでいるように見えるカインだが、その握られた両手にはうっすらと血が滲んでいた。



自室にはいりまだ夕食までは時間があるようなのでいままでの事を考えながらベッドに身体を預けた。



「異世界か・・まだまだ面白い事がありそうだ・・」


思ったより疲れていたのか自然と夢の世界に誘われていった。

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