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買い取りとゴミ

初対人戦です。

「なぁフィリア、早速で悪いんだけどクレア達を襲ってたデカ熊買取ってくれねぇか?」



「デカ熊??・・あぁビッグベアーの事ですか。かまいませんよ。証明部位は爪なんですが買い取り自体は牙、爪、毛皮、肉、全てやってますから。それで・・・どちらにありますか?」


手ぶらな俺をみてフィリアは不思議そうな顔してるし。


「空間魔法で作った亜空間に入れてるんだわ。ここでだしても大丈夫か?」



こんなとこでだしたらどう考えてもデカ熊の血で受付滅茶苦茶コースだぞ・・


「あぁそうだったんですね。部位はどれになりますか?」



「全部。」



「えっ?・・」



「だから全部だって殺したまま入れてるからここでだしたら滅茶苦茶になるぞ?・・おもにフィリアの担当机が。」



「それは困ります!!でっでは別室にご案内しますので私についてきて下さい!」


フィリアまじ焦りだな(笑)可愛いからいいけど。

取り敢えずフィリアについていくと物置のような部屋に案内された。



「こちらで、お願いします!」



「了解・・[オープン]」


取り敢えず先程殺したデカ熊の死骸を物置の床に並べていく。



「凄い・・ビッグベアーをまるまる一体だなんて・・」


「なにがそんなに凄い事なんだ?」


「ビッグベアーは、討伐できる人は割といるんですが大抵魔法で毛皮が焼け焦げてるとか爪や牙が欠けてるとかが多いんです。それらに比べたらこちらはどれも状態がいいので。

でもどうやって倒したんですか?」



「殴っただけだぞ?」



「は?・・冗談ですよね?」


まぁみた感じ俺の身長は 178しかないし筋肉もそこまでむきむきじゃあない。フィリアが冗談だと思うのも仕方ないが・・



「本当だって!なぁクレア。」


「えぇ、確かにソウヤは素手でビッグベアーを倒してたわ・・私も目を疑ったくらいよ。」「素手でビッグベアーを討伐って・・どれだけ規格外なんですか・・」



「まぁいいじゃん!取り敢えず買い取り頼むわ!」



「分かりました、それでは鑑定しますので受付の近くで待っていて下さい。」

「は〜い!んじゃあっちで待ってようぜクレア、カイン」



「ええそうしましょう。」

「そうだな」


フィリアをその場に残して三人で受付付近に戻ると、併設された酒場のほうからニヤニヤにやけた男が2人歩いてくる。



「ようカイン、クレアを俺らのパーティーに譲ってくれる気になったかぁ?」


「そっそれは・・前にも断っただろう!」



カインの奴足ぶるってるし情けねぇの。

クレアまで不安な顔してんのは気にいらんが。


「んなぁこといっておめぇそんなボロボロになってる奴のパーティーじゃ成長できねぇぞ、ギャハハハ!」


「そうそう、クレアには俺らが冒険者としての生き方をしっかり手取り足とりベッドの上で教えてやるからよぉ!ひゃははは!」



「だっだまれ!」



「あっ?お前俺らにそんな口きける奴かごら!?」


片方のハゲがカインの胸ぐらを掴みあげて突き飛ばした。


ドサッ!


カインは先程のひびの痛みもあってか立ち上がれないでいる。


「くっくそぉ・・」


「んじゃ、クレアちゃんはいただいてくわ!」


デブの方の手がクレアの左腕を掴もうとしている。 させるかよ!!


「まてや・・デブ。」



クレアを掴もうとしていた腕を掴んで止める。



「なんだって?おめぇ初顔の新人じゃねぇか。もう一度聞いてやる。なんだって?」



デブが!自分の方が上の立場だと思ってんのか? ハゲの方はこっち見ながらニヤニヤしてるし。



「デブって言ってんだよ!この脂肪の塊が!そっちのハゲもニヤニヤしてんじゃねぇぞキモさ5割ましだボケ!!」



「「このガキ!!ぶち殺してやる!!」」


ハゲの方が背中に背負っていた斧を取り出すと力任せに俺に向かって振り下ろしてくる。

デブは俺が腕を掴んでるせいか剣を抜こうとするが抜けてない。



「抜いた事・・後悔すんなよ!!」



ハゲの斧は俺に向かって振り下ろされているのでデブの腕を掴んだままバックステップ!


ザシュ!!


「ぎゃああああ!!俺の腕がぁ!!いでぇよぉ!!」


「ヘス!?避けてんじゃねぇぞガキぃ!!」



俺を斬るどころかデブの腕の輪切りができましたぁ!まぁ誰も食わんだろうが・・・



「お前の動きがとろいのが悪いんだろが!今度はこっちからいくぞクソハゲ!!」



デブの腕をはなすとダッシュでハゲとの間合いを詰め古式空手の技の一つ顔面と鳩尾を同時に突く技を使う!



「山突き!!」


ビュッ!!!


バキッ! メキィ!!

「グヘェ!?」



ハゲの身体は七メートルほど飛んでいき壁にぶつかり気絶したようだ。

あとはデブだな・・デブは先程から片腕を押さえて泣きわめいている。

かんけぇ〜ねぇな!素早くデブと距離をつめ回し蹴りを延髄にいれてやった!


ドゴンッ!!



「ヒギャ!!」



パラパラ・・



デブはそのままとんでいき壁に突き刺さった。



「大丈夫か?クレア。」



これで俺に惚れただろぉ!なんていう下心を隠しつつクレアに話しかける。



「うっうん・・ありがとう。」









よっしゃあぁ!クレアの頬が赤くなってるぞぉ! 雑魚二匹処分しただけでこれなら最高の結果だ!! カインは情けないとこみせて株はだださがりだろうしな。(笑)



「ソウヤさぁん鑑定出来ましたよ〜ってこの状況はなんですか!?」



「あっフィリアか?ゴミを処理しただけだよ。」



苦笑いしながら先程あった事を説明すると分かってくれた。もともとあいつらギルドでの印象は最悪だったらしいし。

ただあんまりやりすぎないようには言われたがな(笑)


「それではこちらがビッグベアーの買い取りの代金で金貨3枚になります。」


「ありがとう。また頼むよフィリア!」


「またのお越しをお待ちしてますね。」



フィリアの笑顔マジ可愛いな!またなんか獲物狩ってもってこなければ。



「んじゃ俺は宿とりにいかなきゃなんねぇんだけどクレアいい宿しらねぇか?」


「それなら私達と同じ宿にしたらどう?安いしご飯も美味しいわよ。」



ここはクレアの誘いに乗って同じ宿に泊まるのがベストだな。



「了解!そうするわ。」



3人でギルドを出る時になってもカインはうつむいてめっちゃへこんだままだった。

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