領主邸前にて2
今日は仕事の関係で投稿がかなり遅れました。しかも短い。
「おっお兄様・・・?」
崩れ落ちた兄の遺体を前に唇を震わせるセリル。
「心配しなくても次はお前だ。どうやって殺してやろうかな?」
「まっまて!金ならやる!だからセリルだけは殺さないでくれ!」
クソ貴族がようやく自分の置かれている立場に気付いたのか土下座して頭を下げる。
「やっぱりお前らみたいな人種は人の話しを聞かないよな。いまさっきお前俺になんてった?忘れてねぇよな?」
リオルの頭をクソ貴族の方へ投げ捨て問いかける。
「ひぃっ!?」
「取り敢えずお前ら全員死刑決定な。それでは2番セリル嬢いってみよう」
クレアに眼で合図しセリルを此方にこさせる。
俺の目の前まできたセリルは足はガクガクに震え顔は真っ青で血と涙に濡れ気持ち悪い。
「うん・・首を斬るのは二番煎じで面白くないな・・取り敢えずダルマの気持ちになってみよう!」
そういいつつショートソードを横に一閃。
ヒュンッ!!ボトッ・・
「へ?・・いぎぁぁ!!腕が!わたくひの腕がぁ!?」
「まだ左腕しか落としてないだろ?ダルマの気持ちになるには四肢は必要ないよね。」
ぎゃあぎゃあ泣きわめくセリルにそうつげながら逆の腕を斬りつける。
ビュンッ!ザシュ!ベチャ・・
「ありゃ角度が悪かったかな?」
二回目に斬った腕はなぜか切断面が一回目のように綺麗には斬れてなかった。
「がぁぁぁ!!いだぃ!!やめでぇ!?おでがいしますぅ!!やめでくだざい!!」
「セリルぅ!!?これでは儂の跡を継ぐ後継者が・・お願いします!もうやめて下さい!お金ならいくらでも払いますから!」
「それは本当か・・?」
「はい!勿論です!いますぐご用意いたしますのでセリルを殺さないで下さい!」
「ならいますぐ金貨50枚もってこい。びた一文まけてはやらんぞ?」
血に濡れたショートソードを振りついた血をはらうと鞘に戻す。
「おっおい!いますぐ我が家の金庫から金貨50枚をとってこい!!鍵は儂の書斎の机の引き出しにある!急げ!!」
「はっはい!分かりました。」
走って領主邸に駆け込んでいった門番は10分もしないうちに帰ってきた。
セリルは血がたりなくなってきたのかうなるだけで静かになっている。
「こっこちらです!!」
「それじゃあそれをこっちに投げろ。」
俺がそう告げると門番は金貨の入った袋をこちらにほおってきた。
「ふむ・・確かに50枚あるな。」
「そっそれではセリルは助けて頂けるのですか?」
「ああ・・・」
返事をした俺は金貨を持っている手とは逆の手でショートを抜き放ち振るった。
ヒュンッ!!ザシュ!
ボトッ・・
両腕の無くなっていたセリルの身体から頭部がずりおちた。
「なっ!?なぜ・・!?」
「助けてやっただろう?ダルマにして生き恥を晒すという事から。」
呆然としたクソ貴族にそう告げると瞳から生気が無くなったようだ。
案外クソ貴族の精神って脆いもんなんだな。
「呆然としてていいのか?次はお前だぞ?」
「へっ?」
もう考える事もできないのか生気のない瞳でこちらをみるクソ貴族。
さぁさっさと終わらせようか。




