プロローグ2
「は?俺が死んだ?・・」
このじいさんなにボケた事言ってんだ?俺は家で受験勉強してたんだぞ?死ぬ理由がない。
「じ・・実はのう儂が居眠りしておったせいで下級神に本来死ぬはずじゃったものの書類を渡せんでな数合わせでお前さんを死なせてしまったんじゃ・・」
「なんだよそれ!・・それじゃあれか!?俺はなんもしてねぇのに本来死ぬはずだった奴の変わりに死んだと!?・・」
「そういうわけじゃ・・」
このじいさんあっさり認めやがってどういうつもりだ!?
「お主が怒るのももっともな話しじゃ・・それゆえに儂の固有空間に魂を招いたのじゃよ。」
「いったいどういうことだよ?生き返ったりできるって事か?」
「今までお主がおった世界では無理じゃな。」
は?無理なら最初から期待させる事いうなよ。
「まてまて今までおった世界ではといったじゃろう?違う世界で良ければ生き返らせた上でそちらに送ろう。」
つまりあれかいわゆる異世界って奴で続きを生きろと
「まぁそういうわけじゃな。」
「違う世界なら生き返らせてくれるのはわかったけどどんな世界なんだ?」
自分がこれから生きてく場所なら大事な事だ。
「お主の世界とは違って科学は発達しておらず魔法が生活の中心になっておるような世界じゃ。文明的には中世ヨーロッパ辺りを想像すれば間違いない。」「成る程ね。でもそんな世界じゃ盗賊やらなんやらでかなり危険なんじゃねぇーの?」
現代日本とはとても一緒くらいとは思えない。
「確かに魔獣や盗賊などもおるし、種族に人族以外に獣人、エルフ、竜人、ドワーフ、魔族、など多数あり差別や戦争などもたびたびじゃから日本に比べればかなり危険じゃな」
「そんなんじゃ俺すぐ死んで終わりじゃねーか。」
このじいさんふざけてんのか?
「心配せずとも殺してしまったお詫びに3つほど特典を与えた上であちらに送る。それらを使えば死ぬどころか世界最強にだってなれるぞい」
なんか自信満々なのがいらつくんだが
「3つくれる力ってのはどんなんでもいいのか?」
駄目な能力があったら始めに聞いておかないとな