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ギルドで初依頼

少し短いです。

カインとの決闘を終えた俺はクレアと共にギルドへと向かう事にした。



「取り敢えず武器を買ったから金がないしな・・依頼を適当に選んで受けよう。」



「ソウヤなら大抵のやつは大丈夫だと思うけど、私は強くないし・・・」



「心配ない。クレアには傷1つつけさせるつもりはないしある程度は修行もつけてやるつもりだから。」



「ソウヤがそういってくれるのならお願いしようかな。」



クレアの笑顔に癒されているとギルドについたので意識をそちらにうつし扉をあける。

開けた瞬間幾つか視線がこちらに集まるが昨日俺がゴミを潰したのを見ていた奴もいるのだろう、すぐに散らばり元の会話に戻っていった。

俺達は見知った受付の姿を見つけたのでそちらに向かう。



「よう!フィリア、依頼を受けにきたぞ。」



「ソウヤさん!こんにちわ。早速依頼ですか・・・それでどんな依頼を受けるおつもりですか?」



「取り敢えず、初心者むけの討伐依頼で頼む。クレアも一緒だからな。」



俺の頼んだ条件を聞いたフィリアはごそごそと依頼の束から選別しだした。



「そうですね・・初心者むけで討伐となるとこんな感じですかね。」



フィリアが差し出した依頼書は三枚でそれぞれ難易度もEかFランクで報奨金も似たり寄ったりのようだ。


「ゴブリン5体の討伐・・・こっちはラピッドウルフ5体の討伐、ワイルドボアの討伐は1体のみだな。」


「確かに難易度はだいたい同じくらいだと思うからソウヤが決めてくれていいよ。」



「素材が一番高く売れるのはどれなんだ?」



「それでしたらワイルドボアですね。牙、皮、肉と全て買い取ってますし他の2つのものよりは素材単体の価値も高いです。」


「それならワイルドボアにするかな。クレアも構わないだろ?」



「うん!じゃあそれにしよ!」



「ワイルドボアですね、それでは此方の依頼を受注しておきます。Eランクで報奨金は銀貨三枚になっていますが、期限が1週間以内となっていますのでお気をつけ下さい。」



「了解。それじゃ早速だけど行ってくることにするわ。」



「ワイルドボアは大きな体躯と長い牙が二本はえているのが特徴ですので間違いはないと思いますが、違う魔獣を倒された場合は依頼の達成にはなりませんので覚えていて下さいね。」



「ありがとうございます!フィリアさん。ソウヤが間違えないようしっかり見張ってます!」



ギルドを後にしようとした俺を尻目に意気投合して俺が魔獣を間違えると思っている2人。



「おいおい、なんで俺が魔獣を間違えると思ってるんだ?」



「ビックベアーをデカ熊だなんて言ってるんだから当たり前です!」



「それにソウヤは強いけど森で簡単に迷っちゃうほどだし・・」



おいおい俺ってそんな感じで見られてたのか・・ ちょいショック!!



「まぁクレアさんがついてるんですから心配はしてませんけどね。」



「それじゃ、行ってきます!フィリアさん!」


「はい。行ってらっしゃいませ。」



フィリアのおじぎを背に受けて2人でギルドから出て行く。

さぁて異世界にきて初めての依頼だ・・・

これからどんな事がまってるか分からないが、ワクワクが止まらない。

取り敢えずはおもいっきりやる事にするとしよう。

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