プロローグ
初投稿してみます。
「あれ・・ここどこだ?」
ふと目をあけてあたりを見ても真っ白でなにひとつない。
「気が付いたようじゃな、辰巳創夜君。」
「えっ!?誰だ!?」
声のしたほうを振り向くと長い髭を生やし白のローブを纏ったじいさんがいた。
「まず儂が誰かじゃが儂は神じゃ。」
神?なにこのじいさんとちくるってんだ?もしかして最近はやりのアルツハイマーにでもかかって記憶おかしいのか?
「儂はアルツハイマーなんぞではないわ!?これでもピチピチの一億歳程度じゃ!」
「えっ!?今・・俺・声にだしてたか?」
「声にだしてはおらんよ。儂がお前さんの思考をよんだだけじゃよ。」
思考をよんだ?ってことはもしかして今俺がじいさんヅラか確認中なのもバレバレなのか?
「お前さんなにげにヒドイのう・・ちなみにヅラではない」
「思考をよんだってのは本当みたいだな。でっ?神様が俺にいったいなんの用?確か俺は家で大学受験の勉強中だったはずだけど?」
「いや・・・実はのう・・言いづらいんじゃが・・」
なぜかくねくねするじいさん・・ウゼェ・・
「いいからはっきり言ってくれよ!」
こちとら受験勉強真っ最中で遊びに付き合ってる暇はない!
「そうか・・でははっきり言うが・・辰巳創夜君・・君は死んだ。」