翌日
お城のパーティーの翌日、メインヒロインのアイラがイブリンの部屋にやって来る。イブリンは、どうしてメインヒロインのアイラが自分のところへやって来るのかわからない。言えることは、アイラはイブリンのことを好意的に思っているものだ。
「どうしたの? アイラちゃん?」
さっきから、男爵令嬢アイラはもじもじと顔を赤く染めている。
「イブリン様は、とてもカッコいいお方だなぁ、そう思いまして。仲良くなりたいのです!」
これに、公爵令嬢イブリンはびっくりした。でも、メインヒロインのアイラと仲良くできそうならば、断罪回避の可能性がある。
「あらまあ。わたしもアイラちゃんと仲良くなりたいのよ! よろしくね♡」
二人は仲良くお茶をしながら会話をしている。
イブリンはこう考える。メインヒロインのアイラは、この乙女ゲームの世界の主人公である。イブリン自身の悪役ぶりを解消すれば、断罪回避は可能である。ただし、そんな簡単には行かないだろうか。けれども、イブリンはアイラと仲良くお茶をしながら会話が楽しいのである。
「イブリン様、大好きです」
「あらあら、わたしも♡」
ますます、アイラの顔が赤く染まるのである。