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ガールズラブの始まり

 イブリンとジャック王子のダンスという心地よい時間が流れる。イブリンはダンスのステップは千鳥足だが、そんなイブリンをジャック王子は優しくリードする。


「ねえねえ? アイラちゃん~?」


「やめてください!」


 イブリンは声の方を見る。どうやら酒に酔っている貴族と思われる男がアイラに絡んでいる。


 それを見て、イブリンは無言でダンスを中断して、その二人の元へと。


「お願いです! やめてください!」


 抵抗するアイラ、絡んでいる男。


 すると。


「あら! ごめん遊ばせ。アイラちゃんはわたしと踊る予定だったの♡」


 この一言に酔っている貴族の男は何も言えなくなる。


「さあ、踊りましょう! アイラちゃん?」


「……ええ♡」


 イブリンとアイラは二人で踊り始める。イブリンはニコニコ笑顔、アイラは顔を赤く染めている。


「助けていただいて、ありがとうございます、イブリン様」


「何かあったら、わたしに言ってね?」


 お城のパーティーは公爵令嬢イブリンと男爵令嬢アイラの二人のダンスで幕をおろしたのである。

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