イブリン断罪⁉️
またまた、お城に招かれているイブリンとアイラとその他大勢の貴族や令嬢たち。イブリンはお酒をたしなんでいる。アイラとの会話が弾んでいる。お互いに笑顔である。イブリンは、いつまでもこんな時間が流れるといいなあ、そう考える。
すると、アイラいじめの令嬢たちが姿を現して取り囲んで来る。イブリンは、お酒を飲みながら、しつこいわね、と考える。
「イブリンはアイラをいじめた悪者なのよ!」
取り囲んで来る令嬢たちが、アイラいじめではなく、なんとイブリン断罪を仕掛けて来たのだ。
これには、イブリンは心臓が止まりそうな衝撃を受ける。何も言えなくなるイブリン。そんなイブリンを見たアイラが。
「それは今は違います!」
と、イブリンのことを助けようとするも。
「イブリンを断罪せよ!」
そう令嬢たちが断罪コールを始める。
イブリンは覚悟する。もはや、これまでなのか?
「ぼくの顔に免じてイブリンを許してやってくれないか?」
なんと、イケメンヘタレ王子ジャックがイブリンの味方をしたのだ。
これには、令嬢たちは無言になる。
「レディーたち、ぼくと踊らないか?」
こうして、イブリン断罪は無事に事なきを得た。
ジャック王子は、イブリンとアイラにクスリと笑みを見せた。




