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急性アルコール中毒でポックリ逝った

 ひとりのおネエはバーで店員として働いている。おネエは見た目は女性だが男である。二十歳のおネエはバーで接客をしている。たまにイケメンが来店するとおネエたちは猛アピールしている。とあるおネエは今日はお酒をグイグイ飲んでいた。


 そのおネエは、乙女ゲーム、身分差は恋の調味料、というものをプレイしていた。おネエの休日のお楽しみである。イケメン王子たちの甘い言葉に酔いしれるおネエ。


 さて、話は戻る。おネエのバーで働いている、とあるおネエ。今日はアルコールの飲む量が半端なく多かった。次第に意識が遠のいていくおネエ。


 とあるおネエは急性アルコール中毒でポックリ逝った。




 公爵令嬢のイブリン・ナイトは今日もお酒をたしなんでいる二十歳。自室でお酒をグイグイ飲んでいた。すると、とある映像が頭の中に入り込んで来る。


 それは自分が男で見た目は女性の姿。バーで働いている光景。周りの人も見た目は女性で声が低い。


 イブリンは、思い出した。この前世の映像とともに、この世界は乙女ゲームの世界であると。


 自室の鏡でイブリンは確認した。どっからどう見ても、悪役令嬢イブリン、であると。


 メイドのひとりがやって来て、イブリン様、そう言った。


 間違いない、この世界は乙女ゲームの中の世界である。

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