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転職勇者  作者: 猿神
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ダンジョン調査完了?

 僕達は、ダンジョン最深部に向かう事にした。

 そこには、マークとレベル上げをした時と変わっていた。以前は、少し広めの空間が有り、強いモンスターが少し居ただけだった。これで終わり?みたいな寂しい空間だった事を覚えている。

 今は、簡易的な入り口が作られていた。ゆっくり扉を開け中を覗くと、巨大な空間があった。

 このダンジョンにあるどの広場よりも大きく、壁も床もある程度整備され、柱も作られていた。

 いきなりモンスターに攻撃される事も無く中に入ることが出来た。中に入ると、モンスター3体が居た。それと、1番奥に豪華な椅子に座った男が居た。

 モンスターに、捕えられているのではと心配して、少し柱の影から様子を見ていたら、おかしな事が起こっていた。

 何も無かった空間から、新たなモンスターが出現したのだ。

 更に、飲み物が入っていそうなコップを男の前にある、机の上に置いて空間に戻っていった。

 僕達は、顔を見渡し何が起こっているか理解できないでいた。


 豪華な椅子に比べて、コップが置かれた机か、余りにも見窄らしい。ギップが凄すぎる。

 よく見ると、ここに居たモンスターは、壁を作っていた。それも、椅子に座った男が指示している。


 「そこで隠れているやつ、早く出てきな。」


 そりゃあ、扉を開け入ってきたんだもん、気付かれているよね。

 僕達は、ゆっくり柱の影から出た。


 「俺の新しい寝床に、何しにきた?」

 寝床?この男は、何を言っているのだろう。

 「まあいい、どうせコイツらの餌になるだけだしな。」

 作業していたモンスター達が、こっちを向いて威嚇し、襲いかかってきた。


 僕達は、1人1体づつ担当して対応した。今までのモンスターより強かった。僕の剣を受け止め、反撃を行なってきた。それでも、僕が1体モンスターの首を飛ばした。

 ユイは、相変わらずナイフと魔法で対応していた。最後はモンスターが業火に包まれていた。

 僕がマークに近づくと、モンスターが僕に気を取られ隙ができた所い、マークが後ろから魔法を打ち込んだ。これで、男1人になった。


 「あーぁ。折角俺が連れて来たのに倒されちゃったよ。君達強いね。俺の所で働かないか?」

 男か、椅子から立ち上がりながら尋ねてきた。

 「モンスターを手下にしてお前は何物だ。」

 「折角だなら教えてあげるよ。俺はゼロ。所属は、魔族だな。」

 「魔族?」

 「新しくここを拠点にして、人間達から恐怖を糧にしようと思ってね。一緒にやらないかい?君達人間のくせに強いから面白いと、思ってね。」

 僕の、問いかけに魔族のゼロが答えてきた。

 魔族って本当に居たんだ。


 「そこの、剣を持っている君。君の単純なん物理攻撃は俺には聞かないよ。さっきは俺の部下の首を飛ばしたのは正解だったね。あいつも、通常なら物理攻撃は効きづらい体質だったからね。」

 「僕の名前はるいだ。僕達の生活を邪魔するなら仲間になんかなるものか。」

 僕は、叫びながらゼロに攻撃を仕掛けた。ただ、単純な物理攻撃は効かないみたいで避けも防御もしないで受け止めていた。ユイの魔法攻撃に対しては、迎撃したり躱したりしていた。魔法攻撃なら効くという事だろう。それなら、僕は剣に炎を付加し攻撃をすることにした。僕の攻撃を無視していたゼロだが、いきなり攻撃が効き切り付けられた為、驚いて距離を取って離れた。


 「何をした。」

 ゼロが僕の燃えている剣を確認して唸りを上げた。

 「そういう事か。ならお前から相手してやろう。」


 「「るい!」」

 ゼロが攻撃を開始する直前に、マークとユイが補助魔法を付与してくれた。ユイの補助魔法は、前に僕が失敗に終わった炎を纏う魔法だった。炎が見える形で僕の周りにあるが、僕自身は全く熱くない。いつの間に完成させていたんだろう。

 僕は殴りかかってきたゼロの攻撃を何とか躱した。するとゼロの拳が炎に触れ燃え上がった。そこに炎の剣で切り付けゼロが悲鳴を上げた。不意打ちだった事も有り、うまく攻撃を入れることが出来たようだ。

 その後は、劣勢気味だった。僕の攻撃も効いてはいたが切った傍から再生をされていた。その間僕は殴られ、蹴られ吹き飛ばされていた。マークが僕の回復役を務めてくれ、ユイが攻撃魔法で応戦してくれた。

 ユイの攻撃はどんどんハチャメチャになってきた。ファイヤアローとフリーズアローを交互に打っていたと思ったら、今は同時に出現させゼロに打ち込んでいる。流石のゼロも、被弾し体力を削られているみたいだ。暫くこの攻防が続き、両方とも疲労がたまり始めた。ただ、このままでは僕達の方が先に参ってしまいそうだ。


 その時、僕の纏っていた炎が消えた。次の瞬間、

 「るい!」


 ユイが僕の名前を叫びつつ、僕に向けて魔法を放った。

 ゼロはその魔法が補助魔法だと認識し、僕とユイの間に入り魔法を受け取った。

 「炎の魔法は頂いた。・・・っぐは。」


 確かに補助魔法だったが、これは自身を燃やす不完全な方だった。ユイは僕が纏っていた炎をわざと消して、不完全な魔法を放ったのだ。更に、魔力の供給を止めず流し続けている。


 ゼロは、もがき叫びながら必死に魔力の供給を断ち切った。

 「貴様ら、ふざけるな~。」

 ゼロは、上半身が焼け爛れ肩で息をしていたが、まだ無事なようだ。

 「今日の所は引き上げる。次に会った時には覚悟しておけ。」


 ゼロは、空間を歪ませ消えてしまった。

 僕達は、ユイのお陰で何とか助かったみたいだ。ユイは消えた空間に向けて、また燃やしてやる。と叫んでいる。


 モンスターも居なくなったことだし、これでこのダンジョンの調査は終わりで良いのかな?


やっと投稿出来ました。

体調崩してまともに動けなくなりました。


評価な程、宜しくお願いします

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