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転職勇者  作者: 猿神
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マーク達との再会

僕たちはダンジョンを出て、マークたちの居る街に向かった。道中何事も無く真っ直ぐ辿り着くことが出来た。

マーク達と別れてから約3年が経過していた。以前は平和な街との印象があったが、なんかピリピリしている雰囲気があった。

僕達は、そのままマークの家にむかうことにした。ユイには僕の経緯を話したことがあったので、再度の説明は余り要らなかった。


家に着くと、シェリーが迎えてくれた。マークは今仕事していてもう少ししたら戻ってくる予定だそうだ。

僕は、ユイの事を紹介して中に入る事にした。

「お邪魔します。」

って言って入ったら、


「ただいまでしょ。」

と怒られてしまった。


改めて、ただいまの挨拶をして中に入る事が許された。

そして、シェリーの子供を紹介してもらった。

元気一杯の男の子で、名前はハル。2歳にになっていた。

急に帰って来たのにシェリーは優しく迎えてくれ、話しはマークが戻ってから一緒に聞きたいと言ってくれた。代わりに食事の買い出しに行きたいから、ハルの面倒を見ていて欲しいと言って買い出しに出掛けてしまった。

ハルは、人見知りをしないようで、無く事もなく僕達と一緒に遊んでくれた。最初はボールやおもちゃで遊んでいたが、モンスター退治ごっこをすると言い出したのでやろうと言うと、2歳児が木刀を落ち出してきた。

ハルにこれでやるのかかくにんしたら、いつもパパとこれで遊んでると行っていた。マークはどんなおもちゃを与えているんだ。


僕は、ハルと木刀を使いしばらく遊んであげた。流石に疲れたようで終わりになった。他の友達とはこれで遊んじゃダメだよって確認したら、ちゃんとパパとママにも言われてるって言ってた。

うん、そこはちゃんと守っているみたいだけど、僕には良かったのか?


シェリーが帰ってきて、ハルが疲れ切っている事に驚いていた。普段から木刀を振り回しているから、ここまで疲れ切ることは最近は無かったみたいだ。

それと、僕と初めて会ったのに木刀で遊んだ理由を確認できた。

シェリーとマークは、ハルに木刀を渡した時から伝えてあったそうだ。

「るいが遊びに来たら、木刀で思いっきり遊んでいいよ。」

って。この親達は、僕の事をどう思っているのだろうか。


シェリーが、夕飯の準備を始めながら、マークの仕事の事を教えてくれた。

僕が旅に出てから、マークは職探しを始め、折角戦闘経験もある事だから、ここの王宮の衛兵にでも採用してもらえないか確認したそうだ。

最初は、レベルも高かったので、僧侶として雇ってもらえたようだ。ただ、初仕事で王宮を訪れると、僧侶は僧侶でも1番上の職位になり、まとめる立場になっていたみたいだ。

その後、僧侶長として頑張っていたが、長同士の打ち合わせの場に参加しなくてはならず、他の職業についての意見を求められ、対応をすることでマークの能力が少しづつ明らかになっていった。

最終的に今は、王の護衛として1番上にいるみたいだ。僧侶なのに攻撃魔法まで使え、更に筋力等の能力でも今まで王室にいた戦士よりも強いということで、王室より特別待遇を与えられたみたいだ。

特別待遇と言うか、この街から出て行かないようお願いされたらしい。確かに敵対する事になったら、大変な事になると思う。


シェリーと話していると、マークが帰って来た。

王様の護衛なのにこんなに早く帰って来てもいいいのか聞いたら、余程の事がない限り、来る時間も帰る時間も好きにしていいらしい。

特別待遇って言うか、王室がマークを恐れているきがする。


少しして、全員が揃ったので、夕食を取る事になった。シェリーお手製の料理が豪華に並んでいた。

改めて、僕がユイの事を紹介してあげた。マークもハルを抱っこし挨拶をしてくれた。さっきはマークが帰って普通に話し始めたが、シェリーが買い物の途中で王宮の部下に伝言をお願いした為、僕達が来ているのを知っていたらしい。

それで、今日は打ち合わせを切り上げ帰って来たんだって。


マークは、僕が戻って来てくれた事を凄く喜んでくれた。ユイの部屋も準備するから暫くは泊まっていってくれと言われた。

ユイも、ハルが気に入ったみたいで良いよと言ってくれたので、暫く羽休めをさせてもらう事にした。


この日は、ハルを寝かし付けた後、シェリーも加わり、僕達の冒険を詳しく説明をした。

まず、僕が5回目の転職をして、今の能力値を伝え、ユイが4回目になって、もう5回目の転職が可能なこと。あと、勇者じゃ無くても習熟のスキルが手に入ったこと。それに空を飛べるようになったことを伝えた。


空を飛べるスキルについては、シェリーが食い付き教えて欲しいと願っていたので、ユイがこの街に滞在中に教えることになった。


シェリーは、ハルを連れて宿屋で仕事を続けているみたいだ。宿屋でもハルは人気者でお客さんからも、可愛がられているそうだ。特に宿屋のお母さんがハルにメロメロで、子守りを理由に遊んでばかりいて困っているそうだ。

ただ、その分料理を教えてくれるので、シェリーの料理のレパートリーが増えたので良かったとも言っていた。確かに以前よりも美味しくなっていると思う。


その後は、マークの仕事について教えてくれた。先ほどシェリーが概要は教えてくれたので、始めの頃の話しは省いてくれた。

今は、近くのダンジョンについて調べているらしい。

出来れば僕にも手伝ってくれと頼まれた。勿論マークの頼みだから迷わず了解した。内容は、明日王宮で説明してくれるみたいだ。


僕が王宮に入ってもいいんだ。

楽しみにしていよう。

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