初めての1人旅
マーク達と別れてから、まずは近くの町まで移動した。
この後、何処に行くかも決めていなかった。
今までマーク達に連れて行ってもらう事ばかりで、自分で何処に行こうとしたことは無かった。
そうなると、実際動こうとしてもどうしたら良いか悩んでしまった。
色々な場所に訪れてみたい思いはあるが、何処を目指していいかもわからない。
まずは、自分が生まれた町に戻ってみようかな。
マーク達と冒険をして、色んな場所を渡り歩いた為、今いる場所からだと、近すぎず遠すぎずの距離にあり丁度いいかもしれない。
今回は、以前は寄らなかった途中の町や村も見ながら、まずは移動してみようと思う。
ただ町や村に寄るだけだとつまらないので、困ったことや依頼が有れば対応していこうと思う。
成長の為にもなるし、モンスター狩りでもしながらのんびり旅をすることにした。
最初の町では、小さい冒険者用のギルドに寄ったが、特に携われるような依頼は無かった。
その為、僕はお酒の有るお店に行ってご飯を食べる事にした。
僕はお酒は飲めないが、お酒の有るお店のご飯が美味しいのは知っている。マーク達がお酒と一緒に食べるおつまみが最高だった。
その上、上機嫌な人は色々情報を教えてくれる。
お店についてら先客のおきゃくさんが先に来ていた。
やっぱり、ご飯はサイコーだった。ご飯よりもおつまみを沢山食べてしまった。
他の冒険者に話しを聞いてみたが、余り情報は貰えなかった。
まだ昼過ぎだと言うのに、完全に酔っ払った冒険者に、危うくお酒を飲まされると事だった。
収穫としては、次の町に向かう途中脇にそれると、小さな村があるみたいだ。
町を繋ぐ道から離れているため、訪れる人は殆どいないらしい。
折角だから、その村に行ってみようと思う。
ご飯を食べ、時間も早かったので、教わった村にこのまま行ってみよう。
道中村へ向かう道を危うく見過ごすところだった。
確かに道と言われれば道があったが、標識等は設置させれて無く、そのまま素通りするとこだった。これでは、他の旅人が訪れようとしても来ない理由かもしれない。
無事に、辺りが少し暗くなった頃に村に着く事ができた。
着いたはいいが、この村には宿屋が無かった。
食事をするとこにも困って、村の中を探索迂していると、年配の男性が声をかけてくれた。
日も暮れ、今からまちに戻るのは危ないからと言って、家に招待してもらえる事になった。
食事も用意してくれ、寝床も用意して頂き大変助かった。
食事を一緒に頂く事になり、村について聞いてみた。すると、家に招待してくれた男性は、村長だった。
家に招待してくれたことは、心配になり親切で招待してくれたみたいだった。
他に村の事を聞いてみいると、この村は農業で生計を立てており、特産物や見学をするところはないみたいだ。
ただ、最近畑でモンスターが出没しているらしく、村人が怪我をしてしまったみたいだ。
村には、まともに戦闘ができる人も、回復魔法の使える人もいなかったようで、町に応援を依頼しようか迷っていたそうだ。
その為、明日町に行った時に、ギルドに依頼を出して欲しいとお願いされた。
僕は、他の冒険者からすると大分若い方になるので、心配され依頼をされなかったようだ。
僕は、食事と一晩お世話になることから、村長にモンスター退治を行うことを伝えた。凄く心配されたが、レベルが低くないことを伝えて少し安心してもたった。
この歳でレベル80は嘘だと思われそうだったので、レベルの詳細は伝えてはいない。
次の日、モンスターを退治しに場所を教えてもらった後、怪我人がいる家も合わせて教えてもらった。
村長は、敵討ちに行く事を伝える為かと、余りいい顔はしていなかった。
怪我をしてしまった村人の家に行くと、女の子が出迎えてくれた。
怪我はお父さんがしてしまったみたいで、看病をしているみたいだった。
お父さんに怪我をさせたモンスターが、許せないみたいだったが突然来た僕にも嫌な顔をしていた。
女の子にお父さんに会いたい理由を伝えると、少し顔の強張りが落ち着いたが、まだ信じていなかった。
漸くお父さんに会わせてくれた所で、僕はヒールで怪我を直してあげた。
怪我を治し終わるまで、2人共嘘だという顔で見ていたが、笑顔に変わって安心した。
女の子は、凄い喜んでくれて、モンスター退治が終わったらまた戻ってきて欲しいと言われた。
おとうさんも食事でもお礼をしたいと言ってくれたので、退治が終わったら戻ってくることにしよう。
家を出て、襲われた畑へ向かった。
畑に着いたときは、モンスターがいなかったので、物陰に隠れて出てこないか見守った。
お昼も過ぎお腹も空いてきたので、一度村に戻るか考えていた。ご飯を持ってくればよかったと後悔していると、一匹のモンスターが姿を現した。
モンスターは、どちらかというと獣に近いモンスターだった。僕のレベルアップ冒険時、マーク達と最初の頃戦ったモンスターだった。
確かに、戦闘職でもないと怖いモンスターだと思うう。僕もレベルが低い時は、マーク達に弱らせてもらってから倒したくらいだ。
遠距離から魔法で倒すことも考えたが、折角の畑が、燃えたりしたら申し訳ないので、近距離で最小限の荒らしで対応したいと決断した。
物陰から出て、戦闘をしようかとおもったら、新たに3匹出てきた。合計4匹になった。
ただ、今の僕には問題の無い数だった。
アッサリと4匹を倒し、死骸をどうするか迷っていた。このモンスターのお肉は、マーク達と一緒に食べて美味しかったからだ。
村の人たちは食べてくれるか心配だった。
取り敢えず1匹だけ持って行く事にしよう。残りは、他のモンスターが来て欲しく無いので、畑から離れた所で燃やすことにした。




