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転職勇者  作者: 猿神
10/28

再転職

翌朝僕たちは改めて町に向かった。

僕の再転職をするためだ。


町に着いたときは、お昼には少し早い時間だったため、そのまま教会に行き転職することにした。

小さめの町だけど、立派な教会がある。

何度か買い物に来ている為、迷うことなくたどり着いた。

マーク達は、教会近くに宿があったので、部屋の確保をしてくれることになった、


僕はそのまま1人で教会に入ることにした。

この町の教会は、初めて入ったが、外見だけではなく内装もすごく素敵だった。

彫刻が綺麗であり、小さな天使の彫刻が沢山飾られていた。


彫刻に見とれていると、神父様に声を掛けられた。

教会の事や、彫刻の事を少し教えて貰えた。

その後、教会を訪れた理由を聞かれたので、転職をしたいことを伝えた。


神父様には、転職することに反対された。

今の職業に不満が無く、きちんと成長出来ているならば、そのまま続けた方が良いと。

僕も知っている内容ではあったが、転職に伴うデメリットの説明を受け説得させようとしていた。

更に、転職後の職業が現在と同じ職業に就こうとしていることに、頭を悩ませていた。

転職により。能力が大幅に下がるだけではなく、転職後に覚えるスキルも同じであるから、意味がないのではと嘆いていた。

転職するのであれば、冒険社ではなく、生活に役に立つスキルを覚えられる職業がいいんじゃないか。

教会に携わる職業についてもいいと、神父様から助言を頂いた。


その後、神父様と別れた後、迷わず転職を実施した。

転職先は、予定通り”勇者”から”勇者”。


無事に再転職が完了し、職業能力が初期値に。

基礎能力が1/5になった。


前回勇者に転職した際の能力値よりも弱くなっている。

まあ、転職前に10レベルまで上がったものの、職業に就いたばかりの2・3レベルの能力値だったので仕方がない。


名前 るい

性別 男

職業 勇者(2)

レベル 1

基礎能力(職業能力)

 筋力  2(+30)

 体力  2 (+30)

 素早さ 2 (+30)

 知力  2 (+30)

 器用さ 2 (+30)

 魔力  2 (+30)


変わった所といえば、職業勇者の後ろに(2)が付いたことと、新たにスキルを1つ習得した。


”習熟”


僕はまだ、何も習熟したスキルも、能力も持っていないので、何の役に立つスキルか分からなかった。


宿屋に到着し、マーク達に転職が無事に済んだことを報告した、

そのまま、昼食をとることになり、転職の内容の説明を行った。

能力が下がることは、確定事項だったので気にしなかったが、職業の後ろに数字が付いたことに驚いていた。

マーク達も転職を繰り返していたが、同職への転職はしたことが無く、回数数字が付くことを知らなかった。

また、新しいスキル”習熟”は、知らないとのこと。


鍵開けスキルや、魔法など覚えたスキルを使い続けると、効率が上がり確立やスピードが速くなる。

マークやシェリーは、覚えたスキルを上手に使いこなし、戦闘に生かしているが、”習熟”というスキルは覚えていない。


そのうち分かるだろうと、シェリーが気さくに答えてくれた。

僕とマークは、それでいいかと納得して、今後の予定を決めることにした。


2回目の転職が終わり、能力も下がってしまったが、前回と違い魔法や鍵開けのスキルは身に付いた状態になっている。

その為、初めからレベルの高いモンスターの場所まで行き、効率的に次の転職を目指すことにした。

でも、久しぶりに町でゆっくりしてから出発しようと最初の目標が出来た。


僕の次の目標は、今覚えているスキルを効率よく使うことだ。

後2回転職を行い、そこから本格的なレベルを上げることになっている。

そこまでは、マーク達に教わらなければ新しいスキルも覚えられないし、更にレベル10程度では元々覚えられるスキルも少ない。

魔法も、ファイヤ・ウォーター・ヒールの3種類しかも初級のみ。この3種類だけでも効率よく使えるように練習を繰り返し、レベル上げに生かせるようにしたい。


数日間町でのんびりした。朝寝坊もしたし、屋台に買い出しにも出かけた。

シェリーも屋台が好きみたいで、いつも一緒に来てくれた。ただ、屋台で串焼きを購入すると一緒にお酒も毎回購入していた。

どちらかといえば、シェリーが付いてきてくれたではなく、僕がシェリーの面倒を見ていた感じだった。

それでも、森やダンジョンで戦闘している時と違った姿が見れて、楽しかった。


マークは、武器や食料の買い出しをしたり、宿で読書をしたりとのんびり過ごしていた。


因みに、教会にいた神父様に買い出し中に出会ったが、転職は辞めたのか確認された。

転職を行ったことを告げると、寂しいげに頑張れよと声を掛けられ去って行ってしまった。


そろそろ3回目の転職に向けレベルアップの冒険が始まる。

この先どうなるか分からないが、出来ることを進めていこうと思う。


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