第124話 全員の職業把握 《黄金の道》編
カズキの言葉に、全員がざわつく。
表情から察するに「何でこいつらが」といった所だろう。
(本当に何やらかしたんだ、彼等は)
非常に興味があるが、聞いたら人間関係が爆発してダンジョンアタックどころじゃなくなる気がするので、聞くのを止めた。
カズキは《黄金の道》の情報が書かれた紙を机に広げた。
最初はラファエル。
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名前:ラファエル
位階:五十三
筋力:C→B
防御:C→B
技量:C→B
速度:D→B
体力:C→B
魔力:無し
視力:C
職業:覚醒し始めた剣士
〇覚醒し始めた剣士
様々な挫折、罵声を受けながらも真なる進むべき道を見つけた者が成れる職業。
この職業は特定条件を満たす事で後三回進化するが、特定条件を満たすと全ての能力が最低になってしまう退化もある。
→覚醒した剣士
しっかりと覚醒した剣士。
視力・魔力以外の能力がAに固定される。
→限界突破した剣士
己の限界を超えて成長した剣士。
視力・魔力以外の能力がSに固定される。
→人外の域に達した剣士
人の域では収まらなくなるまでに成長した剣士。
視力・魔力以外の能力がSSSに固定される。
→堕落した剣士
全てを見誤ってしまった剣士。
《ステイタス》を強制解除し、能力はF以下となる。
〇スキル
《パワースラッシュ》
使用者の斬撃を数倍の威力に跳ね上げる。
《俊足》
戦闘時の移動速度が向上する。
《体力向上》
体力が向上する。
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「……成程、貴方の決意が無形シリーズに形として表れたようですね。進化型で、おまけに手痛い退化も用意されている。この職業は大変な荊の道でしょう」
「……オレは、それでもこいつを選ぶ。これがオレの進む道だぜ」
「わかりました」
特定条件とは何かが不明ではあるものの、リュートに届きうる可能性を秘めた職業に成ったラファエル。
今後の人生は常に職業と自分を見つめる事になるだろう。
ラファエルの決意が職業に表れた瞬間であった。
次はゴーシュ。
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名前:ゴーシュ
位階:五十一
筋力:B
防御:C→B
技量:C→B
速度:C→B
体力:C→B
魔力:無し
視力:C
職業:覚醒し始めた槍術師
〇覚醒し始めた槍術師
様々な挫折、罵声を受けながらも真なる進むべき道を見つけた者が成れる職業。
この職業は特定条件を満たす事で後三回進化するが、特定条件を満たすと全ての能力が最低になってしまう退化もある。
→覚醒した槍術師
しっかりと覚醒した槍術師。
視力・魔力以外の能力がAに固定される。
→限界突破した槍術師
己の限界を超えて成長した槍術師。
視力・魔力以外の能力がSに固定される。
→人外の域に達した槍術師
人の域では収まらなくなるまでに成長した槍術師。
視力・魔力以外の能力がSSSに固定される。
→堕落した槍術師
全てを見誤ってしまった槍術師。
《ステイタス》を強制解除し、能力はF以下となる。
〇スキル
《大旋風》
槍をとてつもない速さで回す事で暴風を生み、敵を吹き飛ばす。
《パワースロー》
槍を投擲する事で威力が数倍に跳ね上がる。
《刺突向上》
刺突攻撃が向上する。
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「……貴方もですね。何をやったかはここでは聞きません。が、きっと大変な生き方になるでしょう。よろしいので?」
「ああ。俺はそれを望んでいる」
「……わかりました」
ゴーシュも無形シリーズに選ばれたようだ。
こちらも進化していき、最終進化は人間を辞める程の能力を得られる。
彼もまた、常に職業と共に己と向き合う人生となるだろう。
最後はトリッシュ。
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名前:トリッシュ
位階:五十二
筋力:D→B
防御:E→B
技量:A→B
速度:B
体力:C→B
魔力:無し
視力:C
職業:覚醒し始めた補助役
〇覚醒し始めた補助役
様々な挫折、罵声を受けながらも真なる進むべき道を見つけた者が成れる職業。
この職業は特定条件を満たす事で後三回進化するが、特定条件を満たすと全ての能力が最低になってしまう退化もある。
→覚醒した補助役
しっかりと覚醒した補助役。
視力・魔力以外の能力がAに固定される。
→限界突破した補助役
己の限界を超えて成長した補助役。
視力・魔力以外の能力がSに固定される。
→人外の域に達した補助役
人の域では収まらなくなるまでに成長した補助役。
視力・魔力以外の能力がSSSに固定される。
→堕落した補助役
全てを見誤ってしまった補助役。
《ステイタス》を強制解除し、能力はF以下となる。
〇スキル
《アイテム効果広域化》
使用アイテムが広範囲の味方を対象に効果を与える事が出来るようになる。
《身体向上付与》
味方一人の身体能力を向上させる。
《縮地》
目にも止まらぬ速さで移動が可能。
一度使用したら約二十秒程使用できない。
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「……本当に何をしたんですか、貴方がた」
「……それは」
「今の職業の状態でしたら恐らく大丈夫でしょうけれども、絶対に私達を裏切らないでください。よろしくお願いします」
「……わ、わかりました」
カズキの厳しい言葉にトリッシュは目に見えてしゅんとしてしまう。
三人共このような職業に成った以上、相当酷い事をしてきたに違いない。
ならば一度釘を刺しておいた方がいいだろうと判断して、このような言葉になってしまった。
カズキやショウマ達にとっては、自身の世界に帰れるチャンスなのだ。
彼等の手によってそれが台無しになる事だけは避けたい。
「ふぅ、これで全員の能力確認は終わりました。皆さんは自分もそうですが他の方の能力は把握されましたか?」
カズキが最後の確認という事で訊ねると、全員が首を縦に振った。
「では、時間もありません。ここからは速攻で予定を組み立てましょう」
ついにダンジョンアタックに向けた話し合いがされるのだった。
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