詩 仮想世界フューチャー
刺激満ち溢れた世界
その世界では お行儀よくなんてしてなくていいんだ
解放された心が 血を求める
暴れ足りない? もっと興奮をくれよ!
そうさ
強敵がほしい この血を湧き立たせる死地があれば
土くれ踏みしめて がれきを乗り越えて
走る世界は灰色で だけど極彩色に見えるから
標準つけて なんて いちいちやってられない
手あたり次第に吠えていれば いつか勝手に満たされるだろう?
「ストーリー」
荒れた都市で、暴れる怪物たちを討伐する。
その仮想世界は刺激的なゲームだった。
けれど。
僕らが仮想世界だと思っていた世界は、未来の世界だった。
未来の世界に生き残った人たちが、過去の世界から僕達を召喚していたのだ。