死す、元の世界へ?
ここは元の世界のフランス辺りのとある町
主人公率いる中隊はこの町を占拠するために大日本帝国から派遣された舞台だった
主人公「賢治」は少し前に反逆軍の隊長を討ち取ったことにより御国に表彰されて歴史に名を残す人物となった
俺(兼)「ここの土地は我ら大日本帝国のものだ!立ち去るのだ!」
この行動は町の人々の反感を買うことになり敵軍がこの町ドルドールに集まった数日のうちにドルドールは火の海となった
ドーン キャー 助けてー叫び声が町全体を包んだ
敵軍隊長「お前が隊長だな好き勝手するのはやめろお前をここで抹殺してやる…」
俺は絶対勝てるという変な自信があったここでこんなことをしたのが間違えだった
俺「なんだとお前は名のある隊長だと聞くな逆にお前をこの歴史の表舞台から抹殺してやる……」
俺「くたばれーーーーーーーウォーーーーーっ」
敵隊長「フッ!馬鹿なヤツだ死ね」
ババァン 戦場に銃声が鳴り響いた
俺(あっ!体が熱い…俺撃たれたのか…俺の転生人生もこれで終わりか…)
バタッ
大日本帝国兵士「タイチョォーーーー!」
俺「平さん…俺もう無理みたいだ…絶対にこの戦いに勝ってくれよ俺はその舞台を見ることは出来ないが…」
平さん「何言ってんだよまだ生きてみんなであの町に帰るんだろ母ちゃん残して死ぬなよなぁ!」
俺「平さん実は言ってなかったけど俺…信じてもらえるか分からないけど…」
平さん「なんだよ言ってみろ」
俺「俺実は異世界人なんだ戦争で日本が負けて全然違う歴史を歩んできた世界から来たんだ…この全然違う歴史を見てとても楽しかった!平さんみんなありがとう!」
敵軍隊長「ブツブツほざいてんじゃねぇぞ2人まとめてサヨナラだな」
ババァン 敵隊長は銃を撃った
俺は最後の力を振り絞って平さんを突き飛ばした
弾丸は俺の胸に直撃した
俺「平さん逃げろぉぉぉ生きろぉぉぉ」
平さん「くっ…(涙)」
こうして俺は敵兵に撃たれ2度目の人生の幕を閉じたのだった
チュンチュン 鳥の鳴き声が聞こえる
俺「んっ…ここはどこだ」
母「あっ!先生!圭介が起きましたよ!!!」
医者「あっ!ほんとだ!あんな重体の状況から目覚めるなんて奇跡だ!」
母「あーーよかったぁ圭介が目覚めて!」
俺「母さん今日は何年何月何曜日?(どうやら元の世界に戻れたようだ!)」
母「今日は2019年10月22日火曜日よ新しい天皇陛下が儀式を行うから大日本帝国軍による祝賀パレードが行われるわよ」
俺「えっ?大日本帝国軍!?(元の世界に戻ったんだよな……)母さん大日本帝国は戦争でアメリカに負けて日本国になって大日本帝国軍は解体されて自衛隊になったんじゃないの?」
母「えっ?何言ってるの事故の後遺症かしら?」
医者「分かりませんね」
母「日本は戦争で勝ったじゃない」
俺「えっ?」